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ブックマーク / nas8800.hatenadiary.org (8)

  • 年下だった - 腹の足しにもならない

    ネット上って年齢不詳な場だ。 日記を読んでいて、自分と同じくらいだと思っていた相手が、7歳も年下だったことが判った。愕然。いや、当にそれだけのことなんだけど。 実際に会ったことがあるのだが、彼女の内から流れ出る豊富な知識の泉に感嘆したものだった。ひきかえ、己の引出しのなんと少ないことか。 こういう時私は、相手に流れる時間の濃度と、自分が今まで過ごしてきた時間の密度のギャップについて思い知らされる。 歳をとればとるほど、その中身がすっからかんなのを曝け出すのは恥ずかしいことだと思うから、濃く生きたいと願う。ただ、見栄を張るために小手先で上げ底な細工をするのは嫌だ。

    年下だった - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2009/06/25
    「相手に流れる時間の濃度と、自分が今まで過ごしてきた時間の密度のギャップについて」
  • 「自分が好きなものを好きじゃない人」 - 腹の足しにもならない

    その最たる最悪のパターンの一つは、「自分が好きなこと」という感情の原点から、それを無自覚に一般化・普遍化する行為です。ほとんどの感想を書いている文章やお話がものすごくつまらないのは、人が「誰もそう思う」と独善的に思い込んでいることが、その人だけの感覚世界の思い込みに過ぎないことを無自覚な時に起きます。ビジネスの世界や社会などでこの傾向が強い人のことを、いわゆるKY(=空気読めない)人とも言いますよね。あれと同義です。こういう人は、申し訳ないが、そもそも頭が悪い(=ロジックというものへの志向性が弱い)人が多くて、「自分が好き」というものがあれば、対偶みたいな感じで「相手はそれが大嫌い」とか「他人にも好きなものがある」ということを、同じ主観レベルで価値が同列と考えられないものなのです。えっと、どういうことかというと、さすがに相手が「自分と同じものを好きとは限らない」ことはわかるのですが、そう

    「自分が好きなものを好きじゃない人」 - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2008/05/11
    「その人の「普遍的な価値観ではないのは知っているが、私はこれが好き」という一種の開き直った文章なのだが、それがすこぶる面白い。」
  • 好きなものを否定されて悔しいこと - 腹の足しにもならない

    価値観なんて人それぞれだし、何が正しくて何が正しくないなんてことはない、それは分かっている。むしろ、あるひとつの事柄に対して万人が同じ感想や意見をもつことこそ異常で気持ち悪いことなのだし。それでも、自分の好きなものや、思い入れのあるものに対する否定的な意見にふれることは、わが身を裂かれんばかりに辛いことなのであり。そのへんの思い込みの強さこそオタクらしいと言われればそれまでなのだけれども。 具体的に話をしますと、私が贔屓にしている人(仮にAとします)の曲をいくつか友人に聴いてもらったところ、思わしくない評価をいただいてしまったのです。いわく、「Aのこの曲はヤバいね、音がはずれてて」とのこと。その曲はAの歌の中でも気に入っていただけに、私にとってその友人の評価はまったく心外なものだった。「どの辺が?音がはずれてたのって、当にA?それって4人で歌ってる曲なんだけど」「あ、4人で歌ってるの?気

    好きなものを否定されて悔しいこと - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2008/02/19
    「「ヘタだ」とする意見をもつ人のほうが、まるで肥えた耳をもっているように聞こえてしまうのだ。」あたかも裏の事情を知っているように見えることはあるかも。
  • 切られていた - 腹の足しにもならない

    いつものようにケータイからミクシにログイン。 いつものようにマイミクさんの日記をチェックして、なんとはなしにマイミクの数を見てみると、なんだか減っているような気がした。と思って確認してみたら、「気がする」ではなしに、一人のマイミクさんから切られていた。 気まずくなったとか嫌われたとかで切られたのではないらしい。どうも交流がなさすぎて切られたらしいのだ。交流がないといっても私は彼女の日記は読みに通っていたし、彼女からつい2〜3日前もあしあとがあったから安心していたのだけれど(思うにそのあたりで切られたようだ)。 彼女の日記はマイミク限定公開である。そしてプロフィールには、「日記を読むだけの人はおことわり」と書いてあった。どうやら自分はそれに当てはまってしまったのだろう。彼女とはコミュニティを通したあしあと関連で知り合い、私からマイミクになりましょうと声をかけたのだった。それから数ヶ月。メッセ

    切られていた - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2008/01/17
    日記を読んでいるだけでコメントをつけずにいるとマイミクを切られたという話。
  • 距離感 - 腹の足しにもならない

    ネットをしている中で、自分だけがものすごく一方的に「この人に会いたい」という気持ちを感じることがある。ブログであれ、サイトであれ。それはまるで恋にも似て、日に何度も何度も通ってみたり、その人の書いていることに盲目的に共感しまくったりする。そんな時期があった。 その人と偶然チャットする機会があって。最初のうちは緊張のあまりうまく会話が噛み合わなかった。それ以降も幾度かチャットする機会があったのだが、やはり細かな齟齬があり、うまくいかなかった。無論原因の一端は自分にもあるのだろうけど、根的にこの人とは合わないのかもしれないと感じるようになり、次第に疎遠になるようになった。チャットが開催されていても、出向かない。特に個人的にメッセージを送ることもしない。 もともとアクションをかけるのがほとんどこちらからだったということもあり、ごく自然に関係は薄れていった。ただ、私は向こうのサイトには通うし、向

    距離感 - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2007/12/02
    「互いに干渉することのない、これくらいの距離感が一番ラクで、心地よくて、長持ちするのだと思った。…ゆるく構えていれば、過敏なほどに反応することもないのだ。」
  • 2006-10-20

    パソコンの前に座って、マーケティング等と称してネットを無意味にぐるぐるぐる。ぐるぐるぐる。しだいに意識が朦朧としてくる。 こんな状態に陥った理由をかんがえる。つかれ。睡眠不足。昨日は何時に寝た。2時。起きたのは何時。7時半。ああそれじゃぁ6時間近くは寝ているじゃないか、どうせ布団から這い出したのは8時頃なのだろ?甘えたことを言ってるんじゃねぇ。 私はいくつかのブログをお気に入りやアンテナに放り込んで閲覧してるのですが(いつかRSSを使ってみようと思っている)、その中にとても引っかかりのある文章を書くブロガーがいる。 内容に引っかかるのではなく、文章や言葉の使い方に引っかかるのだ。 とはいっても、明らかに日語の文章がおかしいというのでもない。 ご人は、おそらく大学で文学を専攻していて、もたくさん読んでいる。言葉にも敏感な人だと思われる。 たとえば、「ものを買った。とても気に入った」とい

    2006-10-20
    hatayasan
    hatayasan 2007/11/09
    「なんのひっかかりもなくスムーズに読ませる文章もそれなりに上手いと思うけれど、「ひっかかりのある」文章を書けるほうが、実はすごいのかもしれない」巧拙の次元ではなく印象に残り続ける文章ってありそう。
  • 文章は人柄が出るものだという - 腹の足しにもならない

    お気に入りのブログを継続して読んでいると、どんな人が書いてるのだろう、ということが気になってくる。この人と友達になってみたい、会って話してみたい。そう思うブロガーを、私は幾人かもっている。実際は見も知らぬ人なのに、まるで友達の日記を読むみたいな近しい気持ちで、ブログを読んでいたりする。ふしぎな感じだ。 自分もそのように人に思ってもらえるような魅力的な文章が書きたいと思う。だが、なかなか自分の書いたものを客観的にみることは難しい。自分の文章がうまいのか拙いのか、それすらもよく分からない。ただ、妙に突っかかる文章を書いてるなと自覚することは偶にある。それも判っていてわざわざそのように書いてしまう。なんとなく「無難な文章」が面白くないと思っているから、わざと人の心に不協和音をもたらすような文を書いてしまうのかもしれない。それも、極端な煽りというわけでもなく、かすかに不快なさざなみを立てるような。

    文章は人柄が出るものだという - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2007/11/09
    「私の文章は、ウェブというフィルターを通してどのような「私の像」を形づくっているのだろうか。」文章で伝えられることなんて限られているから、あえて露悪的に書いて読む人を惹きつけたくなるという心。
  • オフ会 - 腹の足しにもならない

    こないだ某オフ会に参加した。ほとんどが初対面。見た目はフツーの子たちばかりで一見オタクとは分からない。だが、とにかく自己主張が強い。誰しもが自分のことや自分の萌えを語りたがる。正直、うへぇと思った。私も語りたい願望は強いのだけど、とにかく割りいる隙がない。そしてオタクたちは「自分は変わっている」アピールが好きだ。「自分はこういうのが好きなのだがヘンだと言われる」、この発言は何を求めているのか?私も好きですよという同意を求めているのかと思ったが、自分の好みとは合致しなかったので「そういうのが好きな人って多いですよ、ヘンじゃないです」と返したがこれはおそらく彼女の求める答えとは一番遠かったんじゃないだろうか。「私も好きだ」という同意あるいは「あなたは特別だ」という認定どちらかがほしかったんじゃないだろうか。 人の話を聞くのは嫌いではないけれど聞きっぱなしというのも疲れる。そこで初めて聞き上手な

    オフ会 - 腹の足しにもならない
    hatayasan
    hatayasan 2007/11/08
    「オタク同士の会話ではテンションの高い同意や反応を求められるように思うからだ。そしてそれは非常にエネルギーを消耗する。」
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