産婦人科は、細胞生物学、内科的・外科的治療、 鏡視下低侵襲手術まで幅広い技術を駆使して病気と闘い、 妊娠の成立過程から出産・産後まで、思春期、性成熟期、更年期、 老年期までのすべての段階で女性の幸せと健康を守る診療科です。
不妊に関する正しい情報を知ってもらおうという催しが東京・港区で開かれ、専門家が不妊の原因の半数近くは男性にあるとして積極的に治療を受けるよう呼びかけました。 この催しは、不妊の患者を支援するNPO法人「Fine」が毎年開いているもので、東京・港区の会場にはおよそ400人が集まりました。 ことしは男性の不妊治療を専門とする石川智基医師が講演し、不妊の原因の半数近くが男性にあることを説明したうえで「妻だけが不妊治療に通うケースが多いが妊娠の確率を高めるためには夫が積極的に医療機関に通うことが必要だ」と訴えました。 また、日頃から男性が注意する点として、精子は熱や酸化に弱いため、タバコや長風呂、それにサウナは避けることや、ブリーフよりもトランクスをはくこと、それに何日も精子をためないことなどが紹介されました。 Fine理事長の松本亜樹子さんは「不妊は誰もがなりうる身近なことなので、前向きに治療に
藤圭子さんが自ら命を絶った。その出来事については、今もテレビのワイドショーや週刊誌などで「自殺の裏側」「隠された真実」などと称する記事が垂れ流されている。 藤圭子さんの自殺をめぐるテレビ報道の問題点については、前回の原稿で記した。 ここでは、その後に出た娘の宇多田ヒカルさんのコメントとそれをめぐる報道について書いてみたい。 宇多田ヒカルさんはブログに載せたコメントで、自分の母親が「精神障害」を持っていたことや家族として悩まされてきたことを告白している。 http://www.emimusic.jp/hikki/from_hikki/ 「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました。その性質上、本人の意志で治療を受けることは非常に難しく、家族としてどうしたらいいのか、何が彼女のために一番良いのか、ずっと悩んでいました。 幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とと
国内で不妊に悩む夫婦は急増していて、6組に1組に上るとされています。 急増の主な原因は、働く女性が増え、30代半ばを過ぎたごろから妊娠しにくくなる「卵子の老化」です。 卵子の老化は、卵子の「質」が低下するというものですが、実は、これとは別に、卵子の「数」も不妊と大きな関わりがあります。 いま、自分の体に残っている卵子の数を調べて、将来の不妊を防ごうという取り組みが始まっています。 社会部の牧本真由美記者が解説します。 卵子の元となる細胞は減り続ける 卵子の元となる「卵祖細胞」という細胞は、女性が生まれたときから卵巣の中にあります。 生まれた時はおよそ200万個ありますが、月経が始まる思春期には20万から30万個ほどになり、その後も増えることなく減り続けていきます。 この減少のスピードには個人差があります。 30歳前後の若い時期に、卵子がなくなる「早発閉経」の人は、100人に1
政府は16日、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応で現地入りした作業員の健康状態を長期的にチェックするためのデータベースを構築する方針を固めた。 被曝(ひばく)やその影響の有無などを30年以上にわたって追跡調査する。2011年度第2次補正予算案に関連予算を計上する方針だ。 作業員の被曝量限度は福島第一原発の事故後、年間100ミリ・シーベルトから緊急的に250ミリ・シーベルトに引き上げられた。被曝量が増えれば、疫学的にがんなどになる確率が高くなるとされ、政府は中・長期的な健康管理が必要と判断した。 データベースへの加入は強制ではなく、作業員の同意を前提とする予定。定期的に白血球や赤血球の数、放射線白内障の傾向、皮膚の状態などを調べ、経年変化が分かるようにする。
■殺虫剤と小児白血病に関連か 米研究(AFPBB News)を読んで、「そういや蚊取り線香の害って調べられているのかなあ」と疑問に思ったので、医中誌先生に聞いてみた。「放火時に時限装置として用いられた蚊取り線香についての検討」(犯罪学雑誌)などという論文に混じって、"Exposure to mosquito coil smoke may be a risk factor for lung cancer in Taiwan.(台湾において蚊取り線香の煙への曝露は肺癌の危険因子となりうる)"という論文*1を発見した。蚊取り線香って、"mosquito coil"って言うんだ。以下、サマリーを引用して訳した。 BACKGROUND: About 50% of lung cancer deaths in Taiwan are not related to cigarette smoking. En
アポなしでいきなり訪ねてこられると困る 身だしなみ 入院中は寝てばかりなので寝癖が全開になります。服装も機能最重視で、ちょっとダサイ服を着ていることも多いんです。それに人に会う前には身体をタオルで拭いたいんです*1。 事前に教えてもらえれば、そういう準備をできるのですが、いきなり来られるとちょっと困ります。 しかも自分はばっちりお洒落に決めている人だと、こちらは非常に惨めになります。 人に会う前には最低限の身だしなみを整えたいんです。察してください。 病状によっては 症状によっては病室の中には、人に見られたくないモノがおいてある場合があります。 おしめ、尿瓶、おまるの類ですね。 ちょっと時間を頂ければ、そういうのはベットの下など、目に付かない位置に隠せるんです。 ノック 病室は入院中の生活の場なので時には、着替えをしていたり、排泄をしていたりします。 入る前に必ずノックしてください。そして
新型インフルエンザ(豚インフルエンザH1N1)の感染が広がっています。京都市内でも新型インフルエンザ感染者が見つかり、小中高校だけでなく、大学でも休校が相次いでいます。 新型インフルエンザの感染拡大を防ぐため、府内の私立の小中高校、幼稚園、専修・各種学校計161校・園が22日夕までに休校を決めた。期間は一部を除き27日まで。私立小中高など161校が休校 京都府内、新型インフルで:京都新聞大学でも京都大学以外は休校・登校停止といった対応をしているようです。 大学、短期大学は国公立を含む府内全47校のうち、京都大を除く46校が休校・登校停止の措置をとった。 私立小中高など161校が休校 京都府内、新型インフルで:京都新聞京都大学はなぜ休校しないのか?京都大学のホームページを見てみましょう。 京都市内において新型インフルエンザの感染が確認されたところです。また、京都市、京都府から休校も要請されて
2009年5月21日 京都大学保健管理センター 冷静に受け止める メキシコのある農村で生まれた新型のインフルエンザ(A/H1N1)が、北米各国のみならず世界的に流行しています。日本でも西日本で相次いで発症者が出て、警戒体制に入っています。 歴史的に見ると、今回と同様のブタ・インフルエンザは1976年に米国で小流行しています。また1977年に極東やアメリカで流行したソ連型インフルエンザも同じH1N1という抗原型を持っています。それらによって当時の人々が免疫を獲得したせいか、発症者は圧倒的に若い人に多くなっています。免疫を持っていない集団の中にいったん病原体が持ち込まれると、瞬く間に広がっていくのです。 不幸中の幸いというべきか、毒性は強くありません。しかし、持病のある場合や妊婦では重症化するおそれもあります。また、秋以降に強毒化する可能性も懸念されています。 このインフルエンザに効くワクチン
と言う訳で、阪神間は通勤電車のマスク着用率が90%以上である。しかし、布マスク、サージカルマスクとも、効果は感染者の飛沫拡散の防止であって、予防効果はない。本気で予防したければハードタイプのN95マスクと使い捨ての手袋・ガウンが必要だが、そんな格好は見かけない(中核病院の発熱外来くらいである)。 従って、マスクを着用している人は、自分が感染している可能性が高いと考えているか、少なくとも客観的にはそのように判断される。だとすると、既に心理的には人口の過半数が感染する歴史的大流行であるということになる。 しかし、医学的にはそうではないことも明らかである。 だとすると、マスクを着用している大多数の人は、 自分が感染していると錯覚しているか、 そもそも自分が感染している(可能性が高い)かどうか判断する能力がないと判断しているか、 単に周囲の行動を模倣しているか、 いずれかであろう。 1.は心気症だ
「本日現在において本学は通常どおりの授業等を行っています。(2009年5月22日)」――5月21日に京都市内で新型インフルエンザの患者が確認されたことを受けて、市内の大学が相次いで授業を中止しています。そんな中、京都大学だけは独自に状況の分析を行い、通常通りに授業を行うことを決定したそうです。 asahi.com(朝日新聞社):京大は通常通り授業 新型インフル、独自分析の結果 - 社会 現在、京都府内の主要大学の公式サイトを調べてみると、立命館大学、京都造形芸術大学、京都女子大学など、多くの大学が休校の掲示を出しているのを目にすることが出来ます。報道によると、府の要請もあって、22日午前12時43分現在で京都府内の47大学・短大のうち43校が休校を決めているとのこと。そんな中で京都大学のみ、「感染症の専門家チームが独自に状況を分析し」、通常通りの授業の続行を判断したそうです。 この件につい
「魔女狩りもどきの機内検査やメディア報道が嫌で日本に帰るのを急遽やめました。確かに人ひとり感染が増えるとウイルスが悪性化する可能性が高まるとは言え、インフルエンザは毎年死亡原因のトップに挙がるものだし、ここまでする必要はあるのでしょうか」 久々に里帰りしようと思っていたけれどやっぱりやめます、と、ニューヨーク在住の旧友から落胆したメールが来た。 NYではインフルで毎年1000人が死亡 ニューヨークでも新型インフルエンザの感染が広がっているという。死者も出た。しかし、一般の混乱を防ごうと市の対応は冷静であるようだ。 市の医療局長は、5月18日付「ニューヨーク・タイムズ」で、こうコメントしている。「今回のインフルエンザのリスクは通常のインフルエンザとは変わりがないだろう。ニューヨークでもインフルエンザで毎年1000人ほどの方が命を落とす。そのことを忘れてはいけない」。 帰国を諦めた友人も、「日
健康な人を選べばよかった、(はてな匿名ダイアリー) 相方は数年以上うつ病で精神科に通い続けている。 相方は現在、会社を長期休職している。もう、三十路をまたいでしまった。 本当に色々あったが、相方は少しずつ元気を取り戻している。 というか、Twitterに頻繁にポストするぐらいの危なげな元気はある。 相方は今の会社ではもう働きたくない、という。 では転職活動を考えているかというと、まったく具体性がない。 日々、のんべんだらりとネットをして、家事もせず、好きなように過ごしている。 (仮面うつ、に近いと思う。) ↑の文章を読んで、僕は鴻上尚史さんが書かれていたこんな文章を思い出してしまった。 「インターネットの一番の問題点は何だか、鴻上さんは知っていますか?」と、僕の芝居に来たお客さんが見終わった後、アンケートに書いてくれたことがありました。 「熱中して学校に行かなくなるとか、仕事がおろそかにな
アスペルガー症候群、高機能自閉症について。 少し前からメディアや本などで取り立たされているけど、 実はこんな「特別な障害」は存在しないんだよ。 少し乱暴な言い方をすると、「あなたはA型です」と言われ、 数々の要因が当たっており、「あぁ、A型だからこうなんだ」という ような、似非科学に近いものがある。 自分の周りには、10人に1人くらいはいわゆるアスペルガーみたいなタイプがいる。 中には「わたし、アスペだし」とか自分で言う女の子までいる。 でもね、その実態は「コミュニケーション能力が(極端に)低いだけ」だと言える。 自閉症と結びつけることは誤解を招くし、障害とすることもよくない。 身の回りに多く居る「ただコミュ能力の低い人」に奇異な症状名の 烙印を押してしまう可能性があるからね。 アスペルガーのような症状を自閉症スペクトラムに分類することが間違っている。 アスペルガー的な症状は、環境によって
山スキー・山登り・MTBなどの活動記録と下山後は蕎麦の食べ歩きと温泉!!日常生活でのあれこれなども。HPはこちら・・・http://yamaski.cliff.jp/ 特定健診・保健指導なる制度が始まって約8カ月経過。厚労省が医療費削減を狙って将来糖尿病や動脈硬化性血管疾患削減?を目指して、大々的に(我々医療者側の意見も聞かずに勝手に?)執り行っておしまった。官僚主体の医療行政の典型・・・・ さて、現実はどうなのでしょうか? まずは、本当にメタボバリバリで受診してほしい人、しなくてはならない人は来ない・・・ すでに、高血圧などで医療機関に定期的に通院中のまじめな患者さんはしっかり受診してくれている。 そして、痩せていて健康にもかなり気を使っていて、あなたならきっと大丈夫といった人は、今回の特定健診にもしっかり受診してくれ、おまけに結果は◎なのです。 では、本当に受診しなくてはならない人たち
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