■イージス・アショア配備中止 日本はミサイル防衛システムの一つとして、秋田県と山口県で地上配備型迎撃システムのイージス・アショアを配備する予定だった。だがイージス・アショアから発射される迎撃ミサイル(SM3 Block IIA)発射で、ブースター分離が問題視される。 迎撃ミサイルの発射で、切り離されたブースターが民家に落下する可能性が高い。これで日米が協議するが、問題解決までの年数と金額により計画は頓挫。防衛相は6月15日、秋田県と山口県で進めていたイージス・アショアの配備計画の停止を発表した。 ■イージス・アショアの価値 イージス・アショアは防御用の盾。仮想敵国が日本を攻撃する弾道ミサイルを監視・警戒し、発射を探知すれば迎撃する。これで日本国民の生命を守る。それだけではなく、イージス・アショアには核保有国の外交圧力を無力化する能力を持っている。 核保有国の仮想敵国が日本を恫喝しても、イー
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