現代文の名参考書として知られる、遠藤嘉基/渡辺実 著『着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕』が、10月11日にちくま学芸文庫より文庫化して刊行されました。文庫化発表直後から大反響となり、またたく間に3万部を突破。大きな反響の火付け役は、ベストセラー『独学大全』(ダイヤモンド社)で10ページ以上にわたり本書を紹介した読書猿さんでした。本書の解説も手掛けられた読書猿さんに、『現代文解釈の基礎』への熱い思いと、復刊までの道のりをインタビューしました。 聞き手:斎藤哲也さん(ライター・編集者)&筑摩書房編集部 ▼復活劇の舞台裏 ――今回、ちくま学芸文庫から『現代文解釈の基礎』が復刊されることになりました。読書猿さんのツイートが弾みとなって、ちくま学芸文庫としては異例の初版部数であるばかりか、発売前に重版が決まったとうかがっています。 読書猿さんは、『独学大全』にある国語の独学法を指南するパート
![『現代文解釈の基礎』と出会って、僕は人になろうと思った|『現代文解釈の基礎』と出会って、僕は人になろうと思った|読書猿|webちくま](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0d91d1818c124ebe64f7b766d52fadf1b24db1d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fchikuma.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F3%2F660m%2Fimg_43f8f220468c647aae03020a76bf6381490948.jpg)