「Perfume」はアーティストであり、アイドルだ。 間違いなくあ〜ちゃん、かしゆか、のっちの3人からなるテクノポップユニットのことを指している。 だが私は一方で「Perfume」は「プロジェクト」である、とも思っている。 先日彼女たちのドキュメンタリー映画を観に行ってきた。 私は2009年から彼女たちのツアーには毎回のように参加していて、スケジュールはしっかり追っているくらいにはPerfumeが好きだ。今年のライブには参加できなかったが、せめてこの映画は観に行こうと決めていた。 当日、時間の都合で冒頭20分ほどは見れなかったのだが、それでも上映中泣きっぱなしだった。 なぜ泣けたのか。 映画が素晴らしかったのはもちろんだ。 だが彼女たちが、「ワールドツアーを行えるほどに大きくなるまで、どんな道を歩いてきたのか」ということを知ってさえいれば、少し涙腺が弱めの方なら誰でも泣けるのではと思う。