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ブックマーク / www.kadokawa.co.jp (3)

  • 夏の方舟

    「わかりませんか。僕ですよ。久しぶりですね先輩」 かつてのクラスメートの男子は、ある夏、妖艶な女となって、突然、島に帰ってきた。 男たちに苦悩を呼び起こし、欲望にもだえさせるために。 瀬戸内海のある島に一人暮らしをしている水無月陸は、地域振興の一環として島巡りのガイドシステムを開発している。あるとき、港から続く道で、女性と見まがう男と出会う。彼の名は黒坂聖(せい)。かつてのクラスメートだった……その瞬間から陸の中に、苦い過去の記憶がよみがえり、淫靡な欲望が芽生え始める。(「水のかげふみ」)。 同僚と訪れた秘密クラブでは、毎週金曜日に過激なSMショーが繰り広げられていた。男はその異常な空間の中で、ある女に似た美しい男「S」にのめり込んでいく……(「サロメは金曜日」)ほか、一人の美しい男を巡る、淫靡で狂おしい葛藤劇。奇才・海沢めろんが描く、限りなく透明でj純粋な欲望の行く着く先。そこは楽園か

    夏の方舟
  • 王女コクランと願いの悪魔

    「さあ、願いを言うがいい。ひとつだけ叶えてやる」「なら言うわ。とっとと帰って」表紙に惹かれて衝動買いしたはこんな面白い会話で始まった。優しく熱い心を押し込めて孤独に生きる王女と、何とか願いを言わせようと 「さあ、願いを言うがいい。ひとつだけ叶えてやる」「なら言うわ。とっとと帰って」表紙に惹かれて衝動買いしたはこんな面白い会話で始まった。優しく熱い心を押し込めて孤独に生きる王女と、何とか願いを言わせようと画策する麗しくもキケンな香りのする悪魔。彼女の悲しい過去、苛酷な状況、たったひとつの願いがわかった時は胸が痛み、切なかった…そしてその願いを叶えようとする悪魔の行動、彼自身の願い。手に汗握った終盤、そしてラストは…やっぱり、そうこなくっちゃね!衝動買いした自分の勘を誉めてあげたくなるでした。 …続きを読む

    王女コクランと願いの悪魔
  • スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)

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    スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)
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