秋田 昌美(あきた まさみ、1956年12月19日 - )は、日本のノイズミュージック音楽家・著作家・活動家[1]、作家、活動家。東京都生まれ。玉川大学文学部芸術学科卒業。 略歴[編集] 1979年からMerzbow(メルツバウ)名義で音楽活動を続けている。「Merzbow」という名前はドイツ人芸術家のクルト・シュヴィッタースによる建築作品である"Merzbau"というドイツ語から来ている。これはダダイスムやジャンクアートに多大な影響を受けたという秋田本人の趣向を反映したものである。 灰野敬二、非常階段らとともに、日本のノイズミュージック(ジャパノイズ)の草分けといえる存在である。音楽的な特徴としては、灰野や非常階段が即興性の高いバンドサウンドとしての肉感的なノイズであるのに対し、Merzbowはシンセサイザーや機械、電子音・無機音によるインダストリアルで冷たい質感のノイズを志向している。