アクセルの城 (ちくま学芸文庫) 作者: エドマンド・ウィルソン,土岐恒二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見る エドマンド・ウィルソン『アクセルの城』*1を読了したのは先月の半ば。 一 象徴主義 二 W・B・イエイツ 三 ポール・ヴァレリー 四 T・S・エリオット 五 マルセル・プルースト 六 ジェイムズ・ジョイス 七 ガートルード・スタイン 八 アクセルとランボー 付録 I ジェイムス・ジョイスの新作小説からの抜萃の三つの異本 II ダダイズム回想録(トリスタン・ツァラ) 訳者解説(土岐恒二) 解説:エドマンド・ウィルソンのために(篠田一士) 索引 第1章では第2章以降で論じられる文学者たちの「淵源」としての19世紀における象徴主義の生成が論じられる。曰く、 (前略)第一次大戦以後いく