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2014年3月16日のブックマーク (8件)

  • 査読システムと増えた捏造 - 殺シ屋鬼司令II

    いま所属している研究所では研究不正にかかわる講習をうけることが研究者全員に義務付けられている。これはNSFという機関からお金をもらっている機関はすべてそうみたいである。 私の受けたその講習では主に画像処理のかんがえかたとImageJ(というかそのバリエーションのFIJI)というレタッチソフトの使い方を中心に説明を受けた。フリーソフトだから利用者も多いからである。 とりわけ興味を引いたのは、研究画像の不正というのはやはり増えている傾向らしい。それはImageJやPhotoshopを始めとするレタッチ画像処理ソフト*1を利用した、研究画像データのデジタル処理が全面化した時期と相即するのだという。疑わしいと報告され研究画像のうち、1993-1994には4.1%が調査の結果認定されていたのが、2007-2008には68%に増加している、と。 この傾向はたくさんの要因が絡んでいるだろうが、なんといっ

    査読システムと増えた捏造 - 殺シ屋鬼司令II
    heis101
    heis101 2014/03/16
    「Xという主張をD_1, D_2, D_3……というデータがサポートしている、というのが生物学の論文における分析の構造である」「でもそこに、D_1とD_n(D'_n)が同じかどうかを確認せよということは、入っていなかった」
  • 小保方論文の本当の憂鬱 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    小保方晴子さんが iPS 細胞を超える STAP 細胞という大発見をしたとして、2014年1月にマスメディアの寵児となった。しかし、翌月には、論文に怪しい箇所があると雲行きが怪しくなり、そろそろ論文撤回*1が決まりそうだ。 その論文の疑惑については、小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑 というページが詳しい。ただ、図や文章がコピーというようなところは誰でも分かるように書かれているが、致命的な箇所は専門家と思しき人の掲示板への書き込み*2の引用しかない。だから、誰にでも分かるように解説してみたい。 まず、生物は細胞からできている。細胞の材料はかなりがタンパク質だ。タンパク質の設計図が、遺伝子。人間の遺伝子は3万くらいしかない。 一つの遺伝子から作られるタンパク質はだいたい一つに決まっているのだけれども、大きな例外が免疫システム。免疫システムでは、外来からのいろいろ侵入物を認識するために、いろん

    小保方論文の本当の憂鬱 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
    heis101
    heis101 2014/03/16
  • 感情的に親が嫌いな話

    あまりにも幼稚で誰にも吐き出せないからここに愚痴を書きたい。 どうも僕は両親のことがすごく嫌いらしい。 客観的には良い親だったと思う。私立で大学までだしてもらって、かなりの金額は投資してもらった。 ただ、締め付けがきつかったことを、僕はずっと根に持っている。 高校までは、ゲームの類は禁止、門限は5時、あれをやれ、これをやれと、両親の思う健全な環境に押し込められていた。 小遣いも周囲と比べてとても少なく、バイトも禁止。金がなくて、友だちと遊ぶ際の交通費ですら難儀している有り様だった。 大学にはいってからはその辺りは緩くなったけども、自分の部屋でだらだらしているのが一番好きで、 他にはなにも求めていない様な僕と、外に出て何かをするのが健全と考えている親で、価値観の違いはかなり大きかった。 就職してからも、そのあたりはあまり変わらなかった。 数年前、家を出て一人で暮らし始めた。 自分の好きな様に

    感情的に親が嫌いな話
    heis101
    heis101 2014/03/16
    “両親が僕にくれたものはすごく多いのだけど、その恩は、 それを傘に来て何かをさせることを持って、かなりの部分が消費されてしまったと感じている。”
  • クレジットカード会社の途上与信に関する興味深い考察 : 市況かぶ全力2階建

    東栄住宅の超キモい異物混入事件、懲役1年6ヶ月執行猶予3年の有罪判決を受けたハチミツ男「SNSは今後も続ける」

    クレジットカード会社の途上与信に関する興味深い考察 : 市況かぶ全力2階建
    heis101
    heis101 2014/03/16
  • 小保方さん、ずさんな才女だった 幼少期から上昇志向、一方で周囲からは「不思議ちゃん」

    新型万能細胞「STAP細胞」をめぐる問題で、論文の筆頭著者である理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーが絶体絶命の窮地に追い込まれた。理研側は14日の会見で、論文の画像流用やデータの切り張りの事実を認め、「未熟な科学者で、あり得ない」と断罪。調査委員会の最終報告を待って処分などが下される見通しだが、“リケジョ(理系女子)の星”の人生は完全に転落してしまった。 「やってはいけないとの認識はなかった。申し訳ない」「どこから引用したか覚えていない」 約4時間にわたる記者会見で浮かび上がったのは、博士号を持つ才女とは思えないずさんさだ。細胞のDNAを分離する「電気泳動」の実験データの一部を切り張りした問題や、別の論文の記述の一部を引用した問題について調査委に問われると、こう答えたという。調査委は、実験結果を示す重要な画像が、小保方さんの早稲田大の博士論文の画像と同一だったとも認

    小保方さん、ずさんな才女だった 幼少期から上昇志向、一方で周囲からは「不思議ちゃん」
    heis101
    heis101 2014/03/16
    “「STAP細胞にインパクトを感じて採用に至った。過去の調査が不十分だった」”
  • 「英借文」はどこまでアリか : みわよしこのなんでもブログ

    2014年03月05日18:19 「英借文」はどこまでアリか カテゴリ科学倫理 miwachan_info Comment(0) STAP細胞問題から、「英借文」はアリなのかどうか? に関する議論がしばらく盛り上がっていたようです。 私は「アリでしょう(ただし程度が問題)」と思います。 まず教育段階において。 完全に「英借文」抜きの英作文・英会話教育は無理かと思われます。 「日英語教育使えねえ」 の代表例によく使われる「This is a pen.」ですが、私が中学1年のときの英語の教科書の1ページ目の最初の一文は、当に「This is a pen.」でしたよ。 いまどき、こんな中学英語教科書はないと思いますが、 「基的な文を覚えて、単語を置き換える」 という形で、言えることを増やしていき、文法知識を増やしていき(もしこの文でペンが3あったら「These are pens.」にな

    「英借文」はどこまでアリか : みわよしこのなんでもブログ
    heis101
    heis101 2014/03/16
  • 東京理科大にはなかった「コピペ文化」 : みわよしこのなんでもブログ

    2014年03月15日13:22 東京理科大にはなかった「コピペ文化」 カテゴリ科学倫理 miwachan_info エントリーは約2万件のアクセスをいただき、同時に予想外のアフィリエイト収入につながりました。 このことに関する当方の考えは、「2014年3月のアフィリエイト収入に関して」をご参照ください(2014年3月20日記)。 話題になっている 「早稲田大学の理工系におけるコピペ文化について」 に対し、別の私学出身者として、「事実であるとしても、私学だからそうなるわけではない」ということを記しておきたいと思います。 私は1984年に東京理科大理学部第二部物理学科に進学、1988年に卒業しました。 その後は同じ大学の大学院理学研究科修士課程(物理学専攻)←当時 に進学、1990年に修了しました。 だから、パソコンがまだ学生たちに充分に普及していなかった時代の話です。 ・当時のパソコン環

    東京理科大にはなかった「コピペ文化」 : みわよしこのなんでもブログ
    heis101
    heis101 2014/03/16
    “昔から、私学の良心的な先生たちは、別の国立大学・別の研究機関に、卒研生や修士課程の院生を送り込んでいました。いわゆる「外研」です。”
  • wwitzmasterのブックマーク / 2014年3月15日 - はてなブックマーク

    早稲田大学のコピペ文化が話題になっているので、早稲田の理工ではコピペに対してどのような教育がなされているのかの現状を書きたい。ちなみに、私は早稲田大学の理工を5年ほど前に卒業し、某国立大学の大学院に進学し、いまはふつうの社畜である。 今になってはとても反省しているが、早稲田の理系はコピペで成り立っているといっても過言ではなかったと思う。もちろん全ての学生がそうというわけではないが。 早稲田の理工に入ると、1年生の実験が始まる。週1回の実験で、レポートや試問が課され、それをまとめる必要がある。また、2年生になると学科別の専門的な実験が始まり、レポートの量も増え、求められるものも増える。レポートはダメなところがあると再提出になる。ひとつでもレポートが提出期限を守れていないと即留年である。規則は厳しい。 そこで、そのとてつもない量のレポートを量産するため、学生たちは必死にコピペを行う。先輩たちか

    heis101
    heis101 2014/03/16
    “言い回しなんてテンプレでいいんだよ、重要なのは何を発見したかなんだから。ということをどうやって覆しましょうか”