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複数の事が書いてあるに関するheis101のブックマーク (7)

  • 公共性と痩我慢について - 内田樹の研究室

    高橋源一郎さんの「午前0時の小説ラジオ」が復活して、今朝は「公的」と「私的」という論件が採り上げられた。 ぼくもそれについて高橋さんに追随して言いたいことがある。 まず、高橋さんの「ラジオ」から全文を引用。 「尖閣諸島」問題(中国にとっては「釣魚島」問題)でマスコミに「売国」の文字が躍った。「尖閣諸島はわが国固有の領土」といってる首相が「売国奴」と呼ばれるのだから、「中国のいってることにも理はある」といったらどう呼ばれるのだろう。非国民? 「尖閣」諸島はもともと台湾に付属する島々で、日清戦争後のどさくさに紛れて、下関条約で割譲されることになった台湾の傍だからと、日が勝手に領有を宣言した、ということになっている。だとするなら、台湾を返却したなら、「尖閣」も返却するのが筋、というのも無茶な理屈じゃない。 というか、領土問題は「国民国家」につきまとう「不治の病」だ。日中国も、同じ病気なのだ

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    heis101 2010/10/11
    「勝や榎本のような人間は「シニカルな正論」を吐いてはならない。「無茶な痩我慢」をしてみせて、以て百年国民の範となる義務がある。」「そのような「痩我慢」を担いうるのは例外的な傑物だけである」
  • 自然科学のネーミングから,「若手理系研究者にとっての理想の科学啓蒙本」へ

    @popeetheclown さんが「自然科学における命名」の妙について述べたところ, @nennpa, @thinkeroid @kikumaco, @ALICE_VISCONTI, @tricken 各氏が集って,科学コミュニケーションの問題を考えてゆく流れへ.福岡伸一をどう評価するか,ゲノム解読以降の生物学研究の現状を新書でまとめるにはどうすればよいか,若手研究者自身による科学雑誌はどのように可能か,など,さまざまなテーマが検討されました./(091216_Wed_1343改訂)「誰でも編集」にしたところ,編集の衝突その他の影響で全文が二度消えるということがありました.バージョンを差し戻した後,「誰でも編集可」を一度凍結しているところです.

    自然科学のネーミングから,「若手理系研究者にとっての理想の科学啓蒙本」へ
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    heis101 2009/12/15
    →分けたほうがよくない? / 「弁護士と物理学専攻の院生が話していて、弁護士の方「あ、サイモン・シンのフェルマーの最終定理、読んだんですけど……」というような会話が成立してるのを見ました。」
  • 「セックスの社会化」は可能か? - on the ground

    前エントリに対する反応は、目に入る範囲では相対的に批判的なものが多いかな。ブックマークでのコメントにお答えすることは普段無いんですが、「批判を歓迎する」とわざわざ書いたことだし、たまにはやってみましょうか。 (1)まず、性欲が三大欲求の一つというのは、話の導入として俗説に乗っかってみただけですよ。よっぽど「根拠不明」とカッコ書きしようかと思ったけど、わざわざ必要無いと判断しました。だいたい、「三大〜」とかいう類の呼称である時点で、科学的根拠を論じるレベルの話じゃないでしょう。生活感覚の話です。 問題なのは、「我慢しても死なない」からといって「必要」から除外してもいいという論理をもし仮に採用してしまうと、社会政策の範囲は恐ろしく切り縮められてしまうということで、その点は注意すべきでしょう。 (2)関連して、例えば名誉欲のような他の様々な欲求も社会が手当てすべきなのか(そんなことしたらきりがな

    「セックスの社会化」は可能か? - on the ground
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    heis101 2009/12/15
    「「我慢しても死なない」からといって「必要」から除外してもいいという論理を採用してしまうと、社会政策の範囲は恐ろしく切り縮められてしまう」「社会政策で手当てできるのは外的に提供・実現し得るものだけ」
  • エネルギー政策について - 内田樹の研究室

    文献ゼミでエネルギー問題について二人が発表する。 一人は石油枯渇、一人はハイブリッドカー。 環境問題は女子学生の好む主題であるが、私はあまり好まない。 理由の一つは「複雑な問題に対して単純なソリューションを対置する」態度が広く採用されているからであり、理由の第二はそう指摘するとすぐに怒り出す人が広く分布しているからである。 そういう種類の人間がダマになっている論件に近づいても、あまりいいことがないので、敬して近づかないのである。 しかし、今回の発題者たちは二十歳前のイノセントな女子学生たちである。 せめて彼女たちには「複雑な問題を複雑なままに扱うこと」のたいせつさを教えておきたいので、いくつかのトピックをランダムに提示する。 その一。 私たちの世代は子どものころに「日のエネルギー源は水力発電で得られる」と社会科の教科書で習った。 日は急峻な山地に覆われ、雨量も多い。水力発電として、これ

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    heis101 2009/07/04
    「特定の集団にだけ利益をもたらすエネルギー政策は存在するが、人類全体に利益をもたらすそれは存在しない。あるとしたらそれは「世界中の国民が一斉に産業革命以前のライフスタイルに戻る」というものだけ」
  • くそなモデムがバカ売れした理由についても話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    この前のエントリを、サポートが評判よかったのでモデムが売れまくったという話に受け取ったひとが多かったが、それは間違いなので補足したい。 そもそも世の中にサポートが良くてヒットする商品なんてない。サポートがよくてヒットするなんてことがあったら、大変な美談になって“ちょっといい話”になるところだとは思うが、現実はもっと夢がないものなので、そもそもモデムがなんでヒットしたのかについて補足しようと思う。 サポートではモデムが売れない理由は簡単だ。サポートがよいことによる販売数量の増加効果は購入した人のリピートか、まわりのひとへの口コミ効果によってしかあらわれないからだ。つまり売れた後に中長期的に効果が現れるパラメータであって、最初に売れる理由にはならない。 じゃあ、最初に売るために必要なのはなにかというと、まあ、人間がモノを購入する過程をモデル化して以下の順序で脳内シミュレーションすれば推測が可能

    くそなモデムがバカ売れした理由についても話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
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    heis101 2009/06/10
    「まずはアイデアが、目標となる数字に対して何次元的にplusの作用をもたらすのかのを考えてみるのは有効だ」「ぼくはいつも脳内でいい加減なモデルをつくってはこわしながら、つぎになにをすればいいか考えている」
  • あらかじめ言葉を奪われた子供たちの鎖国論 - 内田樹の研究室

    鏡を見ると、目の下にくろぐろと隈ができている。 ずいぶん休んでいない。 フルの休日があったのは、4月は1日だけ、5月は憲法記念日と、休校の週の月の2日だけだった。 あとはずっと用事に追い回されている。 今週は月曜が大阪能楽会館で朝から申し合わせ。それから部長会、授業、杖の稽古。火曜日が授業二つ(この日がいちばん楽だった)。水曜が朝からホテルオークラで打ち合わせ、昼から大学で会議、家に戻って原稿書き。木曜は朝三宅先生のところで治療、それから下川先生のところでお稽古。立廻りの足の運びのリズムが悪いときびしく叱られる。とほほ。シャワーを浴びて、着替えてから中之島の140Bへ。鷲田先生と平川くんと江さんとラジオの仕事(のはず)。 約束より1時間前の4時についたら、もうみんな来ている。 みんなは「ナントカ大学」とかいう行政と代理店のからんだ文化プロジェクトの打ち合わせをしている。 私は行政と代理店

    heis101
    heis101 2009/05/31
    「「伝統の味」とか大仰に呼ぶのは止めた方がいい」←似非科学ならぬ似非伝統の標榜という商売形態が成り立つなとか考えたが、考えてみれば実際には我々の伝統認識の半分くらいは似非伝統かと思うと複雑な気分…
  • 浦沢直樹と北野武の対談、やっぱすごかったんだ―質問力 負けまいとする心でしょう!

    コミュニケーション能力とは、「聞く力」だといわれることがある。 話す力よりも、聞く力だと。 例えば優秀なキャバクラ嬢は、「3割話して7割聞く」といわれる。 客は「オレの話で楽しませてやった!」と上機嫌で帰るのだと(出典失念!) 特に就職活動期のセミナーなんかでは、こんなような話をよく耳にした。 企業が学生に求めるのはコミュニケーション力だ、 其れすなわち、聞く力なのだ!と。 「でも、相手がひたすら話してくれないと、聞き続けることはできないよねぇ」 今は人材業界に身を置く知人がいつかそうつぶやいていたが、 それはきっと、あの時期の学生の多くが違和感を感じていた部分だったのではないか。 『質問力―話し上手はここがちがう』のプロローグで、 著者齋藤孝氏は以下のように語る。 たしかにカウンセリングでよく用いられる「聞く技法」のようなメソッドはある。たとえばよく言われるアクティブリスニング(傾聴)は

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    heis101 2009/05/25
    ずらすというのは「話題をずらす」んじゃなくて「話の深度」をずらすということなのか。ふむ。整理、具体化、本質化、個別の経験との照合。これらはいずれも同じ話題を別の角度から扱うことである。
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