学生がアルバイト先で残業代が支払われないなど不当な扱いを受けるいわゆる「ブラックバイト」の問題が相次いでいるとして、生徒を個別に指導する塾の講師として働くアルバイトの大学生らが労働組合を結成し、労働条件の改善を申し入れることになりました。 学生などがアルバイト先で不当な扱いを受ける問題を巡っては「ブラックバイトユニオン」などの労働組合が結成されていますが、「個別指導塾ユニオン」によりますと、生徒を1対1で指導する個別指導を売りにした塾で講師として働く学生からの相談が目立って増えているため、業界を特定した組合を作ったということです。 授業の前後に働いても残業代が支払われないとか、講師の数が少ないため休みを取れないうえ、なかなか辞めさせてもらえないといった相談が多いということです。 4日は労働組合を結成したメンバーが都内にある2つの個別指導塾の運営会社を訪れ、団体交渉を行うよう申し入れの文書を