文部科学省は31日、小学6年と中学3年を対象に5月に実施した「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表した。新型コロナウイルスの感染拡大で2年ぶりの実施だったが、文科省は休校による学力への影響について、「全体ではなかった」と結論付けた。一方で、成績が下がった自治体からは「休校で対話型の学習が十分にできなかった」との声も漏れる。文科省は詳細な分析結果を来年3月に公表する予定だ。 【写真】子どもに人気は「規格外の10B鉛筆」…文字が太く、見栄えがいい 全国学力テストでは、国公私立の小中学生約194万人が国語と算数・数学の2教科を受けた。平均正答率(国公私立)は小学国語64・9%、算数70・3%、中学国語64・9%、数学57・5%だった。
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