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ブックマーク / makimura-amane.hatenadiary.org (24)

  • お子たち - みるいし

    「子供」はあまりすきでない。「子ども」と、単語の一部をかなに ひらくのは いまいち…。それならいっそ「こども」か、などといつも迷う。 祇園祭をみた。金曜日の夜、宵々山を歩いた。四条笠鉾がすきになった。いつかまた京都に行って、四条傘鉾をみて、今度は霰(あられ)天神山のわらべ唄をきいてみたい。 http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/2003/warabeuta/window.html 雷除け火除けのお守りを 受けてお帰りなされましょう 常は出ません 今晩かぎり ご信心のお方様は 受けてお帰りなされましょう 日曜日、山鉾巡行 新町御池で長刀鉾から降りてきたお稚児さん 2000万円とも言われる費用がかかるため、京都市内の資産家等の家庭から〔…〕選ばれ 祇園祭 - Wikipedia それはともかく。 お化粧、きれいな服、陽射しを避ける傘、風を送る団扇、肩車。

    お子たち - みるいし
    heis101
    heis101 2011/07/23
    「「子供」はあまりすきでない。「子ども」と、単語の一部をかなに ひらくのは いまいち…。それならいっそ「こども」か、などといつも迷う。」「「お子たち」ということばを聞いた。きれいだな、いいな、と思った」
  • なる、たる - みるいし

    実家に帰って、棚を整理した。たくさんを捨てた。 書棚にならべていたって、何だったのだろう。 ぼくはからっぽだなあ、と思った。 オレ…は… 僕は…… 空っぽ…だ… 押見修造「惡の華」 こどものころは、何にでもなれるような気がした。 高校生くらいになると、だんだん選択肢が狭まってきて、それがとてもつらかった。 30歳もすぎれば選択肢なんてないも同然で、でも、そのことについて特別な感情をもったりはしない。すでに「なる」ことをあきらめているからだ。 ぼくは〔…〕なにものかになってやろう、と思っている者だ。しかしぼくがなにになれると言うのか。 中上健次「十九歳の地図」 今年36歳になる。 何者でもない。これから何者にもなりようがない。 それでも、なのか、だからこそ、なのか これからどんなふうになっていくのかなと、たのしみな気持ちが、確かにある。 十三歳の少年なんて、ほんとうはもう何でもわかって

    なる、たる - みるいし
    heis101
    heis101 2011/07/15
    「これから何者にもなりようがない。それでも、なのか、だからこそ、なのか、これからどんなふうになっていくのかなと、たのしみな気持ちが、確かにある。」
  • しごとごとごと - みるいし

    世界中でたった一つ 君にしかできない仕事をしなさい 坂眞一「孤高の人」(第94登「結晶」(第10巻)) 『孤高の人』のこの足立先生のことばを連載時に読んだときは、ちょうどリストラの真っ最中で、今の会社をやめるかどうか考えていたこともあり、目が潤んでしまってコンビニで立ち読みをつづけるのが難しかった。ただ、ぼくには「君にしかできない仕事」なんてないように思ったので、そういう「仕事」を見つけた主人公から、『孤高の人』から、ぼくの気持ちが一時的に離れる原因のひとつとなったのだった。(第9巻までと第10巻以降の表紙の色調を比較するとわかるとおり、この第10巻では主人公を画期する出会いが、もうひとつ生じる。) 会社(仕事)を休んで、祖母(と気落ちしている祖父)の見舞いにいった。お見舞いにいくのも ぼくがするべき しごと かな。生計を立てる手段といった狭義の仕事ではない。なにか社会的な意義があるわけ

    しごとごとごと - みるいし
    heis101
    heis101 2011/06/28
    「かわりがいるなら、しななくていいとおもうよ」
  • 概念を探す旅 ―― 「魔法少女まどか☆マギカ」最終話 - みるいし

    キュウべえの言葉であったか、「概念」と聞いた時、この文章を思い出した。*1 「自由」や「愛」と肩を並べるだけの重要性をもった概念が、やがて存在する。ぼくは、その概念を探し求める旅を、ひとつの小説として書いている。〔…〕あなたとともに。 2007-02-12 - 七里の鼻の小皺 *1:現在、原典(http://d.hatena.ne.jp/nanari/20070212)にあたることができず、引用はメモからのものなので不正確かもしれない。特に、一部省略により元の意味を損なっているかもしれないと危惧するのだけど、引用もまたあらたな表現であると開き直ることにする。

    概念を探す旅 ―― 「魔法少女まどか☆マギカ」最終話 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/04/24
    「「自由」や「愛」と肩を並べるだけの重要性をもった概念が、やがて存在する。ぼくは、その概念を探し求める旅を、ひとつの小説として書いている。〔…〕あなたとともに。2007-02-12 - 七里の鼻の小皺」
  • 日経平均の適正水準の試算(2008.12.22) - みるいし

    山崎元(やまざき・はじめ)さんが著書やブログで紹介されている、株価の適正水準についての考え方にそって、株価を試算してみました。*1 第八十九回 株価水準の大雑把な判断方法 | 山崎元のホンネの投資教室 - 楽天ブログ 山崎元『超簡単 お金の運用術』(朝日新書、2008年12月30日第1刷発行) 材料 直接の材料はつぎの3つの数値です。 日経平均の一株利益 長期国債利回り 名目GDP成長率 ただし、日経平均の一株利益は株価と株価収益率から計算する必要があるので、webであつめる数値は次の4つになります。 日経平均株価 日経平均の株価収益率 長期国債利回り 名目GDP成長率 材料をあつめる 日経新聞のページから数字をひろいます。(ことわりのないかぎり2008年12月22日の数値です。) 日経平均株価 8,723.78円 http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/

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    heis101 2011/04/01
    「山崎元(やまざき・はじめ)さんが著書やブログで紹介されている、株価の適正水準についての考え方にそって、株価を試算してみました。」
  • 「おおらかな合理主義」――山崎元 『超簡単 お金の運用術』 - みるいし

    を読みました。山崎元(やまざき・はじめ)著 、『超簡単 お金の運用術』*1です。 著者は私が信頼する ただひとりの経済評論家です。もっとも、私が名をそらんじている経済評論家は一人だけなので、私の経済評論家評はあてにならないかもしれませんが…。 信じることが悪徳とされる現代において、私が山崎さんを信頼するというのは、《山崎さんが これまでに言ってきたことは正しかった。だから、これからも山崎さんが言うことは正しいだろう》ということではありません。 私の信頼は、ていねいに表現するならば、山崎さんの「考え方」への信頼です。 このの「あとがき」を読んで、その考え方が「おおらかな合理主義」と名付けられていることを知りました。引用します。 1.結論がでるものについては勇気をもって優劣をつけて選択し、しかし、 2.努力で改善できないものについてはくよくよとこだわらず、 3.事前の意思決定としておおむね

    heis101
    heis101 2011/04/01
    「意思決定では結果ではなく「事前のベスト」に集中すべきことと,自分ではコントロールできない部分については気にしても仕方がないことを実感して,気がついてみると、ここであげた1.2.3.のような考え方をするように」
  • お金は必要なだけしか必要ないんだから、必要なだけしか働きたくない - みるいし

    なぜ、扶養家族のいないぼくが、扶養家族を2人、3人と抱えた人と同じように働き、同じ給料を稼ぐのか。 なぜなら、いまの日では、ひとつのライフスタイル、ひとつの働き方しか、まっとうなものとしては認められていないからだ。 まったくバカげた話だと思う。 お金は必要なだけしか必要ないんだから、ぼくは、必要なだけしか働きたくないんだ。 (つづく)

    お金は必要なだけしか必要ないんだから、必要なだけしか働きたくない - みるいし
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    heis101 2011/04/01
  • リストラされるかもしれない。でも、しっかりやろうねえ。 - みるいし

    年度末に雇用調整(首切り)を行う。役員からそう説明があった*1。多くの人たちは既に転職活動を始めている。 でもぼくは、身を入れて履歴書やエントリーシートを書く気になれないでいる。 ぼくもリストラされるかもしれないのだ。 でも、職を失うとして、それが良いことなのか悪いことなのか、正直ぼくはよくわからない。 人生オワタ\(^o^)/ みたいな逆説。*2 もちろん安定した収入源を失うことは怖い。(すごく怖い) しかし、自分の意思決定と関係ないところでこの生活が終わってくれるなら、かえって清々するようにも思うのだ。要は、自己責任を問われない形でこの生活を「御破算」にしてしまいたいというズルい考えである。 こんなことをここに書くのも恥ずかしいのだけど、ぼくは未だにこんなステージから先に進めないでいる。 「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。 「僕わからない。」カムパネ

    リストラされるかもしれない。でも、しっかりやろうねえ。 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/31
    「もちろん安定した収入源を失うことは怖い。しかし、自分の意思決定と関係ないところでこの生活が終わってくれるなら、かえって清々するようにも思うのだ。要は、自己責任を問われない形でこの生活を「御破算」に」
  • 若い読者へのアドバイス(スーザン=ソンタグ) - みるいし

    スーザン=ソンタグ 著、木幡和枝 訳「良心の領界」より。強調は私。 月に一度はこれを読もうと思っている。 英語で読みたいのだけど、どこにあるだろうか。 若い読者へのアドバイス (これは、ずっと自分自身に言い聞かせているアドバイスでもある) 人の生き方はその人の心の傾注(アテンション)がいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。注意力(アテンション)の形成は教育の、また文化そのもののまごうかたなきあらわれです。人はつねに成長します。注意力を増大させ高めるものは、人が異質なものごとに対して示す礼節です。新しい刺激を受けとめること、挑戦を受けることに一生懸命になってください。 検閲を警戒すること。しかし忘れないこと――社会においても個々人の生活においてももっとも強力で深層にひそむ検閲は、自己検閲です。 をたくさん読んでください。には何か大きなもの、歓喜を呼び起こすもの、あるいは自分を深

    若い読者へのアドバイス(スーザン=ソンタグ) - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/31
    「人の生き方はその人の心の傾注(アテンション)がいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。」「傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。」
  • 空から女の子 - みるいし

    『天空の城ラピュタ』一番の名文句は、「空から女の子が!」であろう。机の引き出しからロボットが現れたら、連絡すべきは警察か自衛隊か、かなり焦る。しかし、空から女の子である。「君が空から降りてきたとき、ドキドキしたんだ。きっと、素敵なことがはじまったんだ、って」。そりゃあ、ドキドキもするだろう。さぞ、やわらかくてあったかいのだろうなー。 そういう話がしたいのではない。 何かを得るためにはその対価を支払う必要があるのだと、世間ではなぜこんなにも強調されるのだろう。婚姻して配偶者を得た、就職して正社員のポジションを得た、仕事で成功して大金を得た。そういったことに誰がどれだけの対価を支払ったかなど、わかるはずもない。「努力したから」、「能力があるから」だろうか。すべては後付けの結果論ではないのか。都合の良い事実を拾い上げ、つなぎ合わせて物語を作っているだけではないのか。 シータはパズーの職場を選んで

    空から女の子 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/31
    社会の厳しさ・甘さというのがあるとしたら、それが成り立たないことだろう。「何かを得るためにはその対価を支払う必要があるのだと、世間ではなぜこんなにも強調されるのだろう。」
  • 裁縫 - みるいし

    ズボンの布の縫い合わせが ほつれているのを みつけた。以前なら何も考えずに買い替えたけど、なんとなく思い立って、針と糸で直した。服は「壊れたら直す」ものだということを思い出せたのは、ラブプラスのネネさんのイベントを見ていたからだろう。 ちくちくとズボンを繕っていると、きれいにはできないし、糸が滑らずに絡まるしで、イライラしたりもする。グレーの生地だったので黒い糸をつかったけど、えらいめだつので、一旦糸を抜いて、白い糸で縫い直したり。 しかし、こんなふうに生活の瑣末事に手間と時間をかけることも、たのしんでやろうと意志する。そして、案外わるくないなと思える。すこし誇らしい気持ちになる。 今回の件でいわゆるツープライス・スーツは買う価値なしと判断した。そろそろ補充しないといけないのだが、セイユーとかイオンでひとつ買ってみようと思う。転職すればドレス・コードの変更があり得るので、買い時の判断は難し

    裁縫 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/30
    「服は「壊れたら直す」ものだということ」「こんなふうに生活の瑣末事に手間と時間をかけることも、たのしんでやろうと意志する。そして、案外わるくないなと思える。すこし誇らしい気持ちになる。」
  • 自転車はじめた - みるいし

    自転車――ロードバイクを買った。 5月末に注文してから、自転車関係のを読んだり、自転車屋を回って必要な物をそろえたりしていた。海外通販がすごいらしいと聞いて、Wiggleってみた*1。カイシャではGoogle mapを眺めてロングライドを夢想したり、自転車乗りのblogを読んだりしていた。 そんなふうに3週間すごして、今日、引渡しを受けた。 自転車屋で基的な説明をしてもらって、家まで乗って帰ってきた。 高校を卒業して東京に出てきてから、自転車にはほとんど乗っていなかった。たまに実家に戻ったときに、親の自転車を借りて乗ることがあるくらい。そんな状態からロードバイク。 かるい。 はやい。 踏めばそれだけ進む。 足→ペダル→クランク→チェーンとかいろいろな機械→タイヤ→地面 じゃなくて、 足→ペダル→地面。 いや、 自転車こいでるんじゃなくて、地球をこいでる。 ペダルを踏めば景色が流れてくる

    自転車はじめた - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/30
  • 自転車が撮った荒川の写真 - みるいし

    10日ぶりに自転車に乗って、荒川サイクリングロードにいってきた。 ハンドルバーにカメラ(Pentax W90)をぶら下げて、インターバル撮影で360枚くらい写真を撮りました。(撮影間隔は1分、ピントは無限遠に固定。フル充電から1目盛り減りました(3/3→2/3)。) 材料 小物入れの、レンズが当たる部分に穴をあけて、マジックテープ2を通す切れ目を入れてできあがり。 こんなの撮れた カメラの影が映ってます。この時はマジックテープを長めにしてカメラ位置を下げていたのでタイヤが写ってる。今日は花火大会の準備をしてました。戸田橋(国道17号線、埼京線)を越えたあたりかな? カメラ位置は何度か調整してます。これはブレーキレバーが写ってる。 岩渕水門。シャッターを切るタイミングはお任せなので、水門らしい写真がない。 ちょうど何かのイベントが終わったのか、こども がたくさん出てきた。これは自分じゃ撮れ

    自転車が撮った荒川の写真 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/30
    「ハンドルバーにカメラ(Pentax W90)をぶら下げて、インターバル撮影で360枚くらい写真を撮りました。(撮影間隔は1分、ピントは無限遠に固定。フル充電から1目盛り減りました(3/3→2/3)。)」
  • 「現実がひとつの物語だったとして」 - みるいし

    シロツグが「現実がひとつの物語だったとして、自分は正義の味方じゃなくて、悪玉なんじゃないか、って考えたことはないか?」ってことを言う。 ぼくが登場する物語なんてものはないにしても、ぼくが所属する組織や国あるいは世代が登場する物語はきっとあるはずだし、今はないとしても、いつか誰かが物語るのだろう。そこで ぼく(ら)はどんな役回りになっているのかな。 ぼくは小学生の頃から「悪いことをして生きていくのはいやだなあ」と、なんとなく考えていた。「良いことをしたい」というよりは、「悪いことに関わらなきゃいけないような羽目には陥りたくないなあ」という消極的な気持ちのほうが、ずっと強かったと思う。 それで結局、今ぼくはどちらにいるのだろう。 悪いことに関わらなきゃいけない羽目になった時、今のぼくに(せめて)そこから逃げ出す勇気があるだろうか。 会社がつぶれない限り、ぼくはずっとこの会社で仕事して、ずっとこ

    「現実がひとつの物語だったとして」 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/28
    「「良いことをしたい」というよりは、「悪いことに関わらなきゃいけないような羽目には陥りたくないなあ」という消極的な気持ちのほうが、ずっと強かったと思う。それで結局、今ぼくはどちらにいるのだろう。」
  • なぜキョンは語るのか――谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」 - みるいし

    自分ではどうにもならないおおきな力によって混乱に引き込まれてしまいたい 元気な女の子が引き起こす事件に否応なく巻き込まれていく、一見すると不幸だけれども実は幸せなぼく――という主人公のお話は探せばたくさんあると思うのですが、そんなふうに、「自分ではどうにもならないおおきな力によって今ある秩序が壊されて混乱に引き込まれ、結果、あわよくば幸福になってしまいたい」という非常に無責任で調子の良い願望は、いまもぼくのなかにあります。 日曜日の夜などはその手の妄想が育ちやすく、「不景気か何かで会社が潰れたら、案外、かえって自分は幸せになれるんじゃないか」といったような、ぜんぜん説得力のない夢想をしながら、床につくわけです。 ただ、「元気な女の子」が出てくるような妄想は実現可能性ゼロなので、中高生の頃はともかく、さすがにもうぼくの妄想力では無理です。マンガ週刊誌で新連載のマンガがこのパターンだとわかると

    なぜキョンは語るのか――谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/28
    むしろ、こういうタイプの(調子の良い)願望を絶対に持ち得ない人はいるか、いるとすればどんな人だろうか。そう考えたとき、「子供心に戻る瞬間がまったくない人」という答えがふと頭のなかをよぎった。
  • 生活のモード - みるいし

    人には、一時的な気分や感情(ムードmood)とは別に、数年から十数年といった長期にわたって続くひとつの気分のようなものがあるように思います。ぼくはそれを「モード」(mode)と名付けて、ときどきモードについてぼんやりと考えます。 ぼくは生活費をかせぐために会社勤めをしています。単なる末端の事務職員です。自己実現などとは縁遠い「つまらない」仕事ですが、ラクではあります。平日の午前9時から午後5時まで拘束される会社勤めを中心にして生活のパターンはできあがっています。会社がつぶれるか定年退職するまでここで働くつもりです。失業の不安がないわけではありませんが、この生活は当分のあいだ続くと予想しています。そんな就職をしていわゆる社会人になってから4年が過ぎました。 このような生活のモードは自然と物憂い色彩を帯びてくるようです。 たとえば、おもいきり笑った後で、ふと溜息をつきたくなる。来、笑いはうれ

    生活のモード - みるいし
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    heis101 2011/03/28
    「井上陽水の「背中まで45分」の歌詞に「わらった後は気だるい気分」とか「会話のために名前を聞いてありふれた名ですぐに忘れた」ってありますが、これはそんなmoodとmodeの乖離、上の空の状態を歌っているみたい」
  • 会社でリストラがはじまって、思ったこと。 - みるいし

    勤め先でリストラが始まって、ぼくは経済的な基盤を確保するのに失敗したようです。ですので、偉そうなことを言う資格は何もありません。ですが、会社で様々な境遇の人を見て実感していることを列挙しておきます。 長期のローンを組まない 不動産購入のためのローンは、毎月多額のお金を(稼いで)返済することを約束する契約です。ローンも「約束を確実に守れる」という見通しが立つ程度の短期ならよいのです。しかし、確実に予想できないような将来の収入をあてにした長期のローンを組むべきではない。長期間の契約は、その後の人生を長期間にわたって拘束します。 扶養家族を増やさない 結婚しても独身でも、子供がいてもいなくても、どちらにもそれなりの幸せがあるのだと思う。そして、どちらがより幸せだという確定的な結論がないのなら、背負い込むものの少ない方を選ぶのがよい。ただし次項。なお、確定的な結論をお持ちの場合は、そちら選べばよい

    会社でリストラがはじまって、思ったこと。 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/28
    「基本的に「正社員」という働き方は、【男性正社員+専業主婦+子供】という生活単位を前提にしていて、それ以外のライフスタイルに合った設計にはなっていない、とつくづく思う。」
  • 物語の中を生きる - みるいし

    はてブにあがっていた「人間にどうしても必要なのは『物語』」*1という言葉をみて、すこしまえに考えていたことを思いだしました。(当該記事の内容とはほとんど関係ないです。) 一時期のぼくは、「希望を持って暮らすためには、どうすればいいのだろう?」というような漠然としたことを、くよくよと考えていました。希望というのは、「将来に対する期待」や「明るい見通し」のことですが、そういう期待や見通しを持つためには、前提としてまず何が必要なのだろうか、と。 そのときにぼくがたどり着いたとりあえずの結論です。 「希望をもって生きる」とは、まず第一に「物語の中を生きる」ということだ。だから、希望をもつためには、まず、「過去と現在と未来をひと続きのものとして見る」ことが必要であり、そしてそこから「因果の流れを読みとる」必要がある。それが「物語の中を生きる」ことであり、また「希望をもって生きる」ことの前提なんじゃな

    物語の中を生きる - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/28
    「「希望をもって生きる」とは、まず第一に「物語の中を生きる」ということだ。だから、希望をもつためには、まず、「過去と現在と未来をひと続きのものとして見る」ことが必要であり、」
  • 長文が読めない - みるいし

    tumblrで「短文の文字サイズが大きくなる」のがすきだ。(ぼくの設定のせい?) ぼくは長文が書けない。それだけでなく、最近は(それによほどの引力がない限り)長文が読めない。「これじゃあいけない」とおもう。しかし、ぼく みたいな人も きっとたくさんいる。 「文字サイズが大きくなるのがきもちよい」ということもあり、tumblrでは、加工することをおそれず、よけいなところを切り落として引用するようにしている。

    長文が読めない - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/28
    長文を読む能力って、経年劣化するというのが通説のようで、そうでない人もいる。肉体の生物学的な老化の影響のほうが大なのか、それとも…。集中力が老化するという話はそれほどは聞かないわけだが…。
  • 自由の能力 - みるいし

    大塚英志が井伏鱒二の「山椒魚」をとりあげた箇所でこう書いていた。 「閉じた世界」にいると、自分より愚かだったり無力のように思える誰かが、しかし、自由に外に出て行くことができるのに気づき、そのことに人は怒ることがあります。 大塚英志「初心者のための『文学』」 みんなが「鍵がかかっていて開けられない」と思っているドアを、何事もなかったように開けて、外へ出てしまう人をみると、感心してしまう。ぼくはそういう人がすきだ。「おもしろいこと」って、いつもそういう人のところからはじまる。 そんな自由の能力をみがいていきたいです。

    自由の能力 - みるいし
    heis101
    heis101 2011/03/28
    「「閉じた世界」にいると、自分より愚かだったり無力のように思える誰かが、しかし、自由に外に出て行くことができるのに気づき、そのことに人は怒ることがあります。 大塚英志「初心者のための『文学』」