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ブックマーク / www.cinra.net (41)

  • 『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネの最新作『ミックマック』は渾身の仕返し騒動 | CINRA

    映画『アメリ』の監督としても知られるジャン=ピエール・ジュネの最新作『ミックマック』が、9月4日から恵比寿ガーデンシネマで先行公開、9月18日から全国で公開される。 『ミックマック』の主人公は、発砲事件に巻き込まれ、頭にピストルの弾が残ったままの男性、バジル。すべてをなくした彼は、ふとしたきっかけで発明家やギロチン男、人間大砲、軟体女などユニークな仲間たちと出会う。ある日偶然に、自分の頭に残る銃弾を製造する会社と、30年前に父親の命を奪った地雷を製造した会社を発見したバジルは、仲間と力をあわせて2大企業を相手にスペシャルな仕返しを実行する。 『デリカテッセン』『アメリ』に続き、ファンタジックでシュールな映像をたっぷり盛り込みながら、風刺とノスタルジーで彩られた独特のジュネワールドが広がった作品。パリを舞台に不器用でまっすぐなバジルとその仲間たちが大企業に立ち向かうという現代的なテーマが、ジ

    『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネの最新作『ミックマック』は渾身の仕返し騒動 | CINRA
  • ECDニューアルバム『TEN YEARS AFTER』はヒップホップ色濃厚な仕上がり | CINRA

    ECDのニューアルバム『TEN YEARS AFTER』が、5月26日にリリースされる。 オリジナルアルバムとしては前作『天国よりマシなパンの耳』から1年経たないうちのリリースとなるが、ヒップホップ色が強く表れた今作は、1995年にリリースされた『Homesick』以来のヒップホップアルバムとしてラディカルなECD節を堪能出来る1枚に仕上がっている。家族と共に生きる現在進行形のECDが歌詞に込められた楽曲“今日の残高”をはじめ、生々しい現実と真正面から向かい合う全13曲が収録される。 MySpaceでは、収録曲のうち9曲がフル尺で公開中。まずはこちらからチェックしてみよう。 ECD 『TEN YEARS AFTER』 2010年5月26日発売 価格:2,100円(税込) FJCD-005 1. I Can't Go ForThat 2. Rest In Peace 3. Alone Aga

    ECDニューアルバム『TEN YEARS AFTER』はヒップホップ色濃厚な仕上がり | CINRA
  • 須永辰緒 インタビュー | CINRA

    DJとしてのみならず、プロデュース、リミックス、執筆、さらには自身のソロ・ユニット“Sunaga t experience”でも作品を発表するなど、豊かな知識と確かなセンスでリスナーからの信頼を集めている須永辰緒。その彼が「フロアでの実践と学習」の成果として発表を続けてきた『夜ジャズ』シリーズから、現役日人アーティスト15組を集めたコンピ『須永辰緒の夜ジャズ・外伝〜ALL THE YOUNG DUDES〜すべての若き野郎ども〜』(以下、外伝)がリリースされる。EGO-WRAPPIN’、勝手にしやがれ、SOIL&”PIMP”SESSIONSといった既にフェスなどでも活躍するアーティストから、cro-magnon、quasimodeといった気鋭の若手まで、革新性と熱気に溢れた楽曲の数々は、ジャズへの既成概念を壊してくれること間違いなし。須永氏に、激しく脈動するクラブジャズ・シーンを語ってもら

    須永辰緒 インタビュー | CINRA
  • ROVO インタビュー | CINRA

    各人がトップ・プレイヤーとして活躍するメンバーを擁し、人力トランス・バンドの先駆者としてカリスマ的な人気を誇るROVOが、日比谷野外音楽堂での年に一度の恒例イベント、『MDT FESTIVAL 2010』(以下、MDTフェス)を5月16日に開催する(共演はキセルとenvy)。別名「宇宙の日」とも呼ばれるMDTフェスは、野外ならではの環境を踏まえた壮大なスケールの演奏、巨大なキャンバスを最大限に活かした映像演出など、この日この場所でしか体験することのできない絶対に生で体験してほしいイベントだ。中心人物である勝井祐二氏に、改めてROVOの成り立ちから、MDTフェスの特別性についてまで、たっぷりと話してもらった。 (インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作) レイヴ・カルチャーに触発されたROVOの始動 ―ROVOは96年結成なので、もう15年ですよね。そもそもバンドを始めたきっかけ

    ROVO インタビュー | CINRA
  • GOLD PANDAインタビュー | CINRA

    イギリスBBCや、アメリカの有力インディ・メディアPitchforkから「2010年期待の新人」と呼ばれる、イースト・ロンドン出身のトラックメイカー、ゴールド・パンダ。ヒップホップからミニマル・テクノ、ダブステップなど様々な要素をミックスし、オリエンタルな要素を含んだ流麗なメロディと合わせた彼の音楽性は、ボアダムス以降のスピリチュアリティを持ったUSインディ・バンドに対する、UKクラブ・シーンからの回答なんて言い方もできるかもしれない。それもそのはず、彼は大の日びいきで、かつて日で暮らしていたこともあるだけに、日語のリスニングもばっちり。パーティー好きのロンドンっ子ではなく、日人らしく繊細で、ちょっとおたく気質のある、愛すべきキャラクターなのでした。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作) 日人の丁寧な人柄が好きだし、あと街の見た目が好きなんだ。 ―以前日に住んで

    GOLD PANDAインタビュー | CINRA
  • 万城目学の小説『プリンセス・トヨトミ』が映画化、綾瀬、岡田、堤の出演が決定 -movieニュース:CINRA.NET

    小説家・万城目学のベストセラー『プリンセス・トヨトミ』の映画化が決定。綾瀬はるか、岡田将生、堤真一が出演することがわかった。 同作は豊臣家の末裔が密かに作り上げた「大阪国」の秘密を解き明かす歴史ミステリー。物語の要となる女性捜査員の・鳥居役を綾瀬はるか、新人エリート調査官の旭ゲーンズブール役を岡田将生、副長の松平元を堤真一が演じる。 原作を手がけた万城目は、昨年公開された映画『鴨川ホルモー』の原作で知られるほか、これまでに『プリンセス・トヨトミ』を含む2作品が直木賞候補に選ばれている。 7月から大阪ロケがスタート。2011年初夏に全国東宝系で公開が予定されている。今後の続報も楽しみに待とう。

    万城目学の小説『プリンセス・トヨトミ』が映画化、綾瀬、岡田、堤の出演が決定 -movieニュース:CINRA.NET
  • 宇宙から帰還したジェフ・ミルズの新作MIX CD、日本初となるバイナル・ディスクも | CINRA

    「ターンテーブルの魔術師」と称され、独自の「サイエンス・フィクション・ミュージック」を発信し続けるDJ、ジェフ・ミルズが新作MIX CD『The Occurrence』を4月11日にリリースする。 毎年開催してきたレジデンシー・パーティーを2006年に終了し、同時に日での活動も封印したジェフ・ミルズ。そこから3年間に渡る「宇宙旅行」をコンセプトにしたアートプロジェクトをスタートさせ、昨年はその宇宙からの帰還を祝したオリジナルアルバム『Sleeper Wakes』をリリースしたほか、12月31日には渋谷WOMBで盛大なカウント・ダウンパーティーを開催した。 同作は、そんな『Sleeper Wakes』の旅の途中で、宇宙遊泳中のジェフが遭遇したアクシデントをレポートとしてまとめたものだ。これまと同じく実験的なコンセプトを基に作られた、一筋縄ではいかないMIX CDとなっている。 また今回は通

    宇宙から帰還したジェフ・ミルズの新作MIX CD、日本初となるバイナル・ディスクも | CINRA
  • group_inouが2ndアルバム『_』を6月リリース、ツアースケジュールも明らかに | CINRA

    imaiとcpによるユニット「group_inou」が、ニューアルバム『_』を6月2日にリリースすることが明らかになった。 2008年にリリースされた1stアルバム『FAN』以来のフルアルバムとなる同アルバム。収録曲の詳細は明らかになっていないが、全9曲が収められる予定だ。 さらに、リリースツアー『_ tour』の詳細も合わせて発表。6月11日の仙台HOOKを皮切りに、渋谷QUATTROワンマン公演を含む計9公演が行われる。各公演の共演者や詳細は後日発表予定なので、こちらも続報を楽しみに待とう。 group_inou 『_ tour』 2010年6月11日(金) 会場:仙台HOOK 2010年6月13日(日) 会場:大阪FANDANGO 共演:LITE 2010年6月20日(日) 会場:札幌SPIRITUAL LOUNGE 2010年6月25日(金) 会場:名古屋HUCK FINN(ワンマ

    group_inouが2ndアルバム『_』を6月リリース、ツアースケジュールも明らかに | CINRA
  • 『嘘じゃない、フォントの話』 | CINRA

    街の看板やポスターなどで、おもしろいとか、かっこいい「文字」を見つけたことはありませんか? 文字には、楽しそうな文字もあれば、繊細な文字、優しい文字もあります。 文字の表情は様々で、そのバリエーションの豊かさに、私たちの日常が支えられているのかもしれません。世の多くのデザイナーは、人々に何かを伝えるときに、 どんな文字を使うべきかといつも試行錯誤を繰り返しています。最近では、デザイナーに限らず、多くの人がパソコンで文字を選べる時代になりました。そんな時代だからこそ、もっと文字の面白さや奥深さを伝えたい。 日の文字を支えてきた企業「モリサワ」の協力のもと、みなさんの知らない文字の素敵な世界にご招待します。 文字について少し詳しく知るだけで、毎日がもっと楽しくなるはずです。

    『嘘じゃない、フォントの話』 | CINRA
  • フラワーカンパニーズ×曽我部恵一 対談 | CINRA

    20年の活動を振り返った第一弾「フラカン入門」に続く第二弾では、3月31日にリリースされるフラカン初の映画主題歌『元少年の歌』に収録される新録の“深夜高速”のプロデュースを務めた盟友・曽我部恵一との対談をお届けしよう。デビュー当初からの付き合いという二組に、“深夜高速”の話はもちろん、出会いからお互いに対する印象、ライブに対する向き合い方や音楽業界の変遷、さらには過去のぶっちゃけ話まで、存分に語っていただいた。 (インタビュー:タナカヒロシ テキスト:金子厚武 写真:柏井万作) 90年代、フラカンとサニーデイの出会い。 ―デビュー当時によくフラカンとサニーデイで対バンをされていたそうですけど。 曽我部:ロッキング・オンの兵庫慎司さんっていう人が紹介してくれて。「すごいバンドがいるよ」って。 ―一緒に対バンしてみたらどう? みたいな? 曽我部:そこまでいかなくて、「すごいいいから、絶対好きだ

    フラワーカンパニーズ×曽我部恵一 対談 | CINRA
  • 『うれしくって抱きあうよ』YUKIインタビュー | CINRA

    穏やかな優しさ、純粋な楽しさ、音楽が世界に放てる無限の喜びを振りまくように、現在のYUKIは歌っている。アルバム『うれしくって抱きあうよ』には、1曲目の“朝が来る”からラストの“夜が来る”まで、まるで人生の中の1日を大切に楽しみつくすような楽曲が並ぶ。ジャズの生々しさや、ビッグ・バンドのゴージャスなサウンドや、AOR的なアプローチなどバラエティ豊かに、自らを音の中で解放しながら、生き生きとした命そのものの輝きを表現しているような作品なのだ。それは明らかに今の日音楽シーンにおいて、とても貴重で刺激的なものだと思う。 (インタビュー・テキスト:上野三樹) 感動とともに涙が流れるような感覚を、体じゅうが感じたがっていた ―『うれしくって抱きあうよ』、素晴らしいアルバムです。 YUKI:ありがとうございます。今回は作っている時から、すごく満足感があって。1曲1曲、出来上がる度に「間違ってない方

    『うれしくって抱きあうよ』YUKIインタビュー | CINRA
  • 『裏切りの街』松尾スズキインタビュー | CINRA

    1988年に「大人計画」を旗揚げして以来、常に時代を先行してきた松尾スズキ。そんな彼が、5月7日(金)よりPARCO劇場にて公演が行われる『裏切りの街』(作・演出 三浦大輔)に出演する。現在公演中の舞台『農業少女』では野田秀樹作の戯曲を演出し、新作小説『老人賭博』は前作『クワイエットルームにようこそ」に続き芥川賞候補作になるなど、多才ぶりにますます注目が集まる彼。今回は『裏切りの街』についてのお話を軸に、幅広いテーマについてお話を伺うことができた。ユーモア感覚あふれる語り口に、時折厳しいベテランの顔を覗かせる彼の全貌に迫る。 (インタビュー・テキスト:松井一生 写真:安野泰子) 三浦君には、他の若手にはない「黒さ」を感じています ─それではまず、現在出演を控えている、演劇ユニット「ポツドール」主宰・三浦大輔さん書き下ろしの最新作『裏切りの街』について伺いたいと思います。『裏切りの街』は、無

    『裏切りの街』松尾スズキインタビュー | CINRA
  • サニーデイ・サービス、待望の10年ぶりオリジナルアルバム『本日は晴天なり』 | CINRA

    サニーデイ・サービスが、約10年ぶりとなるオリジナルアルバム『日は晴天なり』を4月21日にからリリースすることがわかった。リリース元は、曽我部恵一が主宰するインディーズレーベル「ROSE RECORDS」。 2008年7月の再結成以降、音楽フェスなどのライブをメインに活動していた彼らによる待望の新作音源。デビューアルバム『若者たち』の発表から、ちょうど15年目を迎える記念日のリリースとなった。 同アルバムには、作詞、プロデュース、ミックスを曽我部恵一が手がけた全10曲を収録。鈴木慶一が4曲目“南口の恋”のピアノを奏でるほか、8曲目の“Dead Flowers”には、サポートメンバーとしてこれまでサニーデイの音楽に彩りを添えていた細野しんいちがオルガンを担当している。煌めきと儚さの狭間を彷徨う街の風景が巧みに描かれた、2010年のサニーデイ・サービスを存分に感じることのできる1枚に仕上がっ

    サニーデイ・サービス、待望の10年ぶりオリジナルアルバム『本日は晴天なり』 | CINRA
  • 残響record所属のAFRICAEMO、1stミニアルバム『squatter』リリース | CINRA

    AFRICAEMOの1stミニアルバム『squatter』が、3月17日にリリースされる。 2007年に音楽サークル時代のメンバーで結成されたAFRICAEMOは、初ライブから1年というスピードで『FUJI ROCK FESTIVAL'08』の新人ステージ「ROOKIE A GO-GO」に出演したことでも注目を集めているバンド。ポストロックやハードコアを通過したフィジカルを演奏を軸に、開放感のあるダンスミュージックをかき鳴らしている。 『squatter』は全8曲を収録。収録曲の“Summer Of New York”は、残響record所属のアーティストの新曲が収録されたコンピCD『残響record new release report vol.4』に別バージョンが収められている。こちらは現在全国のTSUTAYAで無料レンタルが実施されているので気になる人はぜひチェックしておこう。 なお

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  • AOKI takamasa インタビュー | CINRA

    レディオヘッドのトム・ヨークもお気に入りに挙げるなど、日を代表する電子音楽家となったAOKI takamasaが、HASYMOやSKETCH SHOWらのリミックスと、自身の曲のセルフ・リミックスで構成された初のリミックス集『FRACTALIZED』を、坂龍一が主宰するcommmonsから発表した。フランスの数学者、ブノワ・マンデルブロが提唱した幾何学概念フラクタルを基に「FRACTALIZED」と定義されたリミックス作品は、「自分はミュージシャンではない」「自分が作っているのは現象」とするAOKI独自の哲学に貫かれ、ミニマルかつグルーヴィーな、唯一無二の仕上がりとなっている。大阪出身で、パリ、ベルリンと移り住み、写真家としても活動する、その自由な発想と行動力に裏打ちされた言葉の数々は、今という時代を生きるためのヒントである。 (インタビュー・テキスト:金子厚武 写真:柏井万作) ずっ

    AOKI takamasa インタビュー | CINRA
  • 『サマーウォーズ』細田守監督インタビュー | CINRA

    細田守監督による劇場公開アニメーション作品『サマーウォーズ』(2009年)が、平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した。前作の『時をかける少女』(2006年)が国内外で高く評価された監督が産み出したのは、意外な組み合わせのアクション・アニメーション。ネットの仮想空間「OZ」に現れた悪漢のサイバー攻撃で現実世界のシステムが狂わされ、破滅へと向かっていく事態を、長野県の由緒ある一家と数学が得意な少年、そしてネットのユーザーが協力して立ち向かう壮大な物語だ。今回、この人気作に込められたテーマや、文化庁メディア芸術祭独特の面白さなどについてじっくりとお聞きすることができた。なお、2月3日(水)より行われる文化庁メディア芸術祭では、細田監督も登壇する受賞者シンポジウムや、『サマーウォーズ』の上映もある。インタビューの末尾に詳細情報を掲載したので、こちらもぜひチェッ

    『サマーウォーズ』細田守監督インタビュー | CINRA
  • 矢内原美邦×伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)対談 | CINRA

    バレエでもヒップホップでも何でもテクに精進することこそダンスと思われがちだが、振付家とは、フェイクをきわめることにあきたらずダンスを追う人だ。汎用性の高い身体言語やある種の超絶技巧を奏でながら。そう、日には伊藤千枝と矢内原美邦がいる。ポストモダンの迷宮を抜けコンポラダンス界を牽引するふたりが、2010年の新作を目前に控え、その思いを語る。対照的な作風の背景にはそれぞれの歴史がある。身をもってダンスの強度を知るふたりが、今、ダンスで伝えたいこととは? (インタビュー・テキスト:鈴木真子 写真:柏井万作) もう一回「踊っていて楽しいよね」っていう気持ちを純粋にステージにぶつけられないものかなと思って。 伊藤千枝 伊藤:キノコは今年でもう実は20周年、え〜っと、8歳のときに作ったカンパニーだから(笑)もう20年経つんですけど。最初は自分が踊るのがすごく好きでこういう踊りが踊りたいとか、自分の踊

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  • KITSUNEが新レーベルKITSUNE JAPONを設立、期待の新人バンドデビュー音源も | CINRA

    これまで数多くのアーティストを世界に輩出してきた音楽レーベル「KITSUNE」が、新レーベル「KITSUNE JAPON」を立ち上げた。 これまで日国内におけるKITSUNEの音源は、P-VINE RECORDSがKITSUNE Maisonを初めとするコンピレーションアルバムを販売し、Trafficがアーティストアルバムをリリースしていたが、今後はKITSUNE JAPONに一化することにより、KITSUNEの魅力をよりわかりやすく発信していくという。 KITSUNE JAPONからのリリース第1弾アーティストとなるのは、北アイルランド出身のスリー・ピース・バンド「Two Door Cinema Club(トゥー・ドア・シネマ・クラブ)」。彼らについてKITSUNEのGildasは「当にクールな若者で、驚くほど素晴らしい楽曲とメロディーを書くんだ。ライヴも最高!これはもうミュージシ

    KITSUNEが新レーベルKITSUNE JAPONを設立、期待の新人バンドデビュー音源も | CINRA
  • 『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念してシンポジウムを開催した。マスタークラスの北野武監督に引き続き、もはや日映画の代表となった黒沢清、是枝裕和の両映画監督が登壇し、『映画の未来へ』をテーマにトークを繰り広げた。日を代表する名匠であるお二人にとって、この10年はどんな意味を持っていたのか。そんな話題からスタートし、映画祭の楽しみ方や、映画制作を「教えること」についてまで話が及んだ今回のシンポジウム。映画ジャンルの魅力を再認識できる、刺激的なトークショーの模様をお届けする。 (テキスト:松井一生 撮影:小林宏彰) 黒沢清 1955年7月19日兵庫県生まれ。立教大学在学中より8mm映画を撮り始め『しがらみ学園』で1980年度ぴあフィルム・フェスティバルの入賞を果たす。その後1983年に『神田川淫乱戦争』でデビューし、『勝手にしやがれ!!』シリーズ(1995〜96年)や『復

    『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA
  • 『映画の未来へ』北野武×山根貞男(映画評論家) | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念して著名な映画監督や俳優たちを招き、『映画の未来へ』と題されたシンポジウムを開催した。幕開けを飾るのは、北野武監督だ。今年で監督20年、いま15目を準備中という北野監督。聞き手を務める山根貞男さんは、北野映画の良き理解者として知られ、たびたび監督にインタビューしている映画批評家である。山根さんの質問に導かれながら、北野監督はジョークを交えて会場を笑わせつつ、あくまで誠実に自作について語っていた。いまちょうど、映画作家として、新しい局面に突入したところだという。次回作を待つまでの間、彼のこれまでの道のりに耳を傾けてみよう。 (テキスト:須藤健太郎 撮影:小林宏彰) いまだに「映画監督」って呼ばれるの、めずらしいんですよ 山根:今年は2009年で、最初に北野監督が『この男、凶暴につき』を撮られたのが1989年ですから、監督が映画を撮り始め

    『映画の未来へ』北野武×山根貞男(映画評論家) | CINRA