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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (26)

  • 教育を本気で「再生」したいのなら - H-Yamaguchi.net

    この記事。 「参院議員・山谷えり子 大学再生に向けた提言への思い」(産経新聞2013年6月8日) 日の国際競争力は、1990年の世界1位から、今や24位となった。わが国の潜在力発揮のためにも、大学院・大学などの高等教育の再生は急務である。現在、日には大学が783校ある。語呂合わせでは、ナ・ヤ・ミとなるが、各大学が課題を直視し、国際競争力や地域貢献力を高めるなど特色に応じた教育が進むよう後押しが必要である。 政府の教育再生実行会議は、5月28日に「これからの大学教育等の在り方について」と題する報告書をまとめ、グローバル化への対応、教養教育の充実、地域活性化の取り組みなどを示した。 報告書というのはこれだろうか。記事には、この動きに呼応して自民党教育再生実行部が提言をまとめた中で、「大学・入試の抜改革」部会の主査を務めた山谷えり子参院議員の意見が書かれている。 言いたいことはわからな

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    hejihogu 2013/06/10
  • 誤報検証で取材すべき先は - H-Yamaguchi.net

    iPS細胞の世界初の臨床応用例だとして読売新聞等が報じた件(元記事は既に削除されているようだ)は、その後一転して誤報騒ぎとなった。件の人物は、今やスキャンダルの主としてマスメディアの注目を一身に集める存在となっている。 「iPS移植、5件「ウソ」…森口氏が記者会見」(読売新聞2012年10月12日) 京都大学山中教授がノーベル賞を受賞してなんだかおめでたい気分だったのに、一気に水をさされたような状況だが、あちこちのメディアの取り上げ方がどうも気になる。 マスメディアは、件の人物の記者会見に詰めかけて、発言の矛盾点やら虚偽やらを突き止めようと躍起になっているようにみえる。特にテレビは、ここぞと記者会見の模様を何度も何度も何度も何度も(しつこいが当に何度も流していてうんざりするのだ)流していて、ああこういうのはよほどメディア的においしいネタなんだなあということがよくわかる。 「検証「iPS移

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    hejihogu 2012/10/15
  • H-Yamaguchi.net: 「ぞっとした」にぞっとした話

    最初に目にしたときから、何か違和感があった。 福島第一原発の事故に関する民間事故調(正式には「東京電力福島第一原発事故に関する独立検証委員会」というらしい)の報告書が公表されたとするニュースについての話だ。たとえばこれ。 「菅首相が介入、原発事故の混乱拡大…民間事故調」(読売新聞2012年2月28日) 東京電力福島第一原発事故に関する独立検証委員会(民間事故調、委員長=北沢宏一・前科学技術振興機構理事長)は27日、菅前首相ら政府首脳による現場への介入が、無用の混乱と危険の拡大を招いた可能性があるとする報告書を公表した。 報告書によると、同原発が津波で電源を喪失したとの連絡を受けた官邸は昨年3月11日夜、まず電源車四十数台を手配したが、菅前首相は到着状況などを自ら管理し、秘書官が「警察にやらせますから」と述べても、取り合わなかった。 バッテリーが必要と判明した際も、自ら携帯電話で担当者に連絡

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    hejihogu 2012/03/05
  • 民主党代表選に関する世論調査について - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 マスメディアの世論調査

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    hejihogu 2010/09/01
  • もうそろそろ「ネット文化」みたいな区分けはやめてもいいんじゃないか - H-Yamaguchi.net

    この記事の後半にこんなくだりがある。 ネットを駆使し、若者票の取り込みをねらう議員ら。しかし、ネットの気分はそう簡単に動かせないようだ。ネット文化に詳しい武蔵大学社会学部助教、稲増一憲(29)は言う。 「ネットの双方向性を生かし、候補と有権者が政策論議を交わすなどの使い方が理想だが、残念ながら、現在はそこまでネット文化は熟成していない」 普天間問題でもネットでは政策論議より、鳩山の「ルーピー」ぶりに関心が集まった。ほかにも感情論やからかい半分の書き込みが横行し、思わぬ結論に至る例は少なくない。 国家戦略担当相の荒井聡(64)は政治団体でキャミソールの領収書が見つかり、ネット上で「キャミソール荒井」と呼ばれるように。社民党党首の福島瑞穂(54)は民主、国民新との連立時、合意文書の署名が丸文字だったため「みずほたん、かわいすぎ」とネットで騒がれた。 来の政治とはかけ離れたからかいや嘲(ちよう

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  • 入試でどうにかなるもんじゃなかろ? - H-Yamaguchi.net

    「オッカムの剃刀」というのがあってだな、なんて古いことばを持ち出すまでもないのだろうが、内田樹さんのこちらの記事についてひとことだけ(追記:と思ったらけっこう長くなっちゃった)。「学校は序列化や選別のための装置ではない」というのはこの方の持論で、これ自体についてどうこういうつもりは(少なくともここでは)ないのだが、それを何にでもあてはめようとするというのはどうかと正直思う。 このくだり。 利益誘導によって、私たちは子供たちに「学力そのものには何の内在的な価値もなく、それによって得られる報酬こそが一次的に有用なのである」という信憑を刷り込んでしまったからである。 その結果、子供たちは「学力を身につけること」よりも、「学力による序列付けで高いポジションを得ること」を優先させるようになった。 努力の「費用対効果」を配慮すれば、競争における相対優位を得る方法は一つしかない。 それは同学齢集団(競争

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    hejihogu 2009/01/23
    「努力してもさして報われないし失敗するかもしれない。一方、努力しなくてもそこそこなんとかなるし、しなければ失敗はない。努力したのに失敗してしまうのが一番ばからしい。となれば努力しないでいるほうがいい」
  • 「メディアリテラシー」に新たな定義が必要かもしれない - H-Yamaguchi.net

    「メディアリテラシー」ということばがある。Wikipediaには「情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力」と定義してあって、そもそもWikipediaをソースとして使うこと自体がメディアリテラシーの観点からは問題になりうるのだろうが、この定義はよく見かけるものとさほどちがわないように思うので当面これを使っておく。他の定義もいろいろあって、最近は発信者としての個人に着目するものも少なくない(英語版のWikipediaはその色合いがより強い)が、まあそれはそれとして。 でも最近、もう1つ、新たな意味が必要なのではないかと思ったりすることがある。それは、「メディアの人たちのリテラシー」だ。 メディアリテラシーということばは、なんだかんだいっても、マスメディアが発信者、個人が受信者という図式をデフォルトとして念頭においているように思う(歴史的な経緯か

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  • 「ナンバーワン」でも「オンリーワン」でもない学生の皆さんへ伝えたい3つのこと - H-Yamaguchi.net

    最近の大学生の就職活動は3年生の時点で始まるらしい。私の職場は新設3年目なので、最上級生が3年生。いまあちこちの就職セミナーやら説明会やらに飛び回っていて、欠席がけっこう目立ったりする。大きな転換点を前にすれば悩みがつきないのはしかたがないことで、せいぜい悩め若人よ、と笑い飛ばしたいところだが、そうもいっていられない。最もポピュラーなのは「自分の“売り”はどこか?」という点だ。思えば大学時代さしたることもなくすごしてしまった、何かすごい才能やら特技やらがあるわけでもない、これでは競争に勝てるはずなどないではないか、といった感じか。気持ちはよーくわかる。自分自身が今でもよく同じような気持ちになるからだが、とはいえ年の功というやつもあって、そういう焦りとの折り合いのつけ方も多少は学んだ。 そんなあたりを、奔走している学生の皆さんの気休めになるかどうかわからないが、ちょっとだけ書いてみる。似たよ

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    hejihogu 2008/11/15
  • 2008年はどう予測されていたか - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 まずは、過去に出された

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  • 人のふり見て我がふり直せ、という話 - H-Yamaguchi.net

    最近、いろいろなところで「反面教師」に事欠かない。人だけじゃなくて組織や団体、もっと大きな「集団」にも例はたくさんある。別に目新しくはないし、笑うのも簡単だが、それだけではもったいない。学んで活かさなければ。というわけで、以下は最近改めて学んだ、やったら恥ずかしいことのリスト。 (1)外見だけ整えているが内面が伴わない 努力したうえで至らないところがあるのは必ずしも恥ずかしくないが、外見だけ取り繕おうとするのは恥ずかしい。それが露呈するのはさらに恥ずかしい。他人の目は予想より鋭いこともしばしばあるし。 (2)情報の流れを阻害する 隠したりすりかえたり、情報の流れを悪くする人には何かうしろめたいことがある場合が少なくない。もちろんしかたない場合、必要な場合もあるんだが、構図があまりにもみえみえだと見ているほうが恥ずかしくなる。 (3)議論や交渉を拒否し自らの主張のみに固執する 何かというとす

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    hejihogu 2008/08/18
  • 最も影響力の大きいメディアの影響が最も大きいと考えるのが自然ではないか - H-Yamaguchi.net

    似たようなことを何度も書いてるんだがしつこくもう一度、手短に。凶悪な、あるいは陰惨な犯罪が起きるたびにゲームやらネットやらの影響をいう人がけっこういるのだが、リアルの世界での犯罪の原因の大半はリアルの世界の中にあると考えるほうが自然だと思う。過激な表現やそれを多く伝える媒体があるのは事実だが、そうしたものに触れた者の大半は犯罪を犯さないし、そうしたものに触れていないと思われる者も多く犯罪を犯している。表現や媒体を気で問題にしたいなら、そのあたりきちんと、実験室だけではなく疫学的に検証を行ってからにすべきではなかろうか。 以上を前提として、もちろん表現や媒体にもなんらか影響力があるだろう、というのが題。 もし人が接触するメディアから悪い影響を受けると考えるならば、特段の事情がない限り、最も強い影響を与えるのは最も多く接触するメディアと考えるのが自然な仮説というものではなかろうかと思うのだ

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  • なぜ皆が皆「むしゃくしゃ」するのか - H-Yamaguchi.net

    凶悪犯罪を犯した人などが、取り調べに対して動機を「むしゃくしゃしてやった」と語った、と報道されるケースがけっこうある。特に、逮捕直後に警察が発表する動機はほとんどがそうなんじゃないだろうか。その後「誰でもよかった」と続くことも多くて憤りを禁じ得ないわけだがそれはひとまずおいといて、ここでの題はこの「むしゃくしゃ」だ。時間がたつにつれていろいろな表現が出てくるようだが、まず第一声はそろって「むしゃくしゃ」。 もしこれが私だけだったら素直に引き下がるが、きっと他の皆さんも同じ意見をお持ちではないかと思うので書いてみる。日常生活の中で、「むしゃくしゃ」ということばをふつうに使う人って、まずいないのではないだろうか。たとえば「あーむしゃくしゃするッ!チョコべちゃお」とか「私はせっかちなんで、彼がもたもたしてるのを見るとむしゃくしゃしちゃうんです」とかみたいに話してる人って、記憶が正しければ、私

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    hejihogu 2008/06/23
    むしゃくしゃしてブクマってしまった。
  • 「電脳コイル」の「タネ」技術 - H-Yamaguchi.net

    3月14日はOGC2008の日。GLOCOMの鈴木健さんと「電脳コイル」ネタでお話をするのだが、それに関連して、現実はどうなってるのかいな、というあたりをYouTubeとかで探してみたらいろいろあるよねという件を。所詮は素人がぱらぱらと探してみた程度のものなので過度な期待はしないように。ご専門の方とか詳しい方とかには何をいまさら、全然わかんない方には何のことかいな、というストライクゾーンの狭い話。 「タネ技術」といっても、「電脳コイル」の作者である磯光雄さんがこれをネタにしたとかそういう意味ではない。今後「電脳コイル」的な仮想世界サービスが広がっていくとして、将来それにつながっていきそうな技術やら何やらはこういうやつかな、という意味。詳しい方、もしちがってたらご指摘いただきたく。 まずはAR技術。これはARToolkitを使って例のあの「赤いやつ」(このサイズだとなんだかかわいい)を出して

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  • マスコミと格差に関する質問を受けた話 - H-Yamaguchi.net

    アメリカでジャーナリズムを研究している大学院生の方から、メールでコメントを求められた。なんでも、「日の格差社会に対するメディアの姿勢を課題にメディア論」の論文を書いているのだそうで、面識はないのだが、私のブログを見て意見を聞きたいとのこと。いわゆるマスメディア論だったら他に適任者がいくらもいるだろうと思うのだが、まあきっと他の人にも聞いてるだろうし、聞かれた以上なんかしら返しときたいし、というわけで、少しだけ考えてみることにした。 メールでまず返すのがスジかとは思うが、せっかくなので、いきなりブログで書いてみる。「ブログで書くことを期待」みたいに書いてあったので、まあいきなりブログでも文句はいわないだろうと思う。このテーマだと、たぶん、ご意見のある方がたくさんいるのではないかと思うので、コメント欄でもトラックバックでも寄せていただきたい。大学院生の方にも参考になるのではないかと思う。 質

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  • 手前の牛乳を安くできないものか - H-Yamaguchi.net

    「新聞広告クリエイティブコンテスト」というのがあって、その2006年度の最優秀賞は「エコ買い」だったそうだ。 賢い主婦はスーパーで 手前に並んでいる 古い牛乳を買う。 というコピー(実際は縦書き。牛乳パックの表面に描かれているようなデザイン)。理屈はわかる。できればそうしたいとも思う。それを前提として、だけどね、といいたくなる気持ちもある。 ここでいう「賢い」は、エコロジーへの配慮をしつつ消費をするのがよいこと、という価値観にもとづいている。自分の利便性だけでなく、次世代の人々のためにも、というわけだ。確かに、牛乳はたいてい買ってからほんの数日のうちに飲み終わる。賞味期限(今はそういわないんだっけ?)にひっかかることなんてそれほど多くない。それに、賞味期限自体だって、それを1分1秒過ぎたらもう飲めない、という性質のものではない。 とはいえ、たくさん牛乳が並んでいたら、より新鮮なものを飲みた

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  • 教育が就業機会を奪うことがある、という話 - H-Yamaguchi.net

    人がよりよい教育を求める、あるいは子供によりよい教育を与えたいと考える理由の1つに、教育によってよりよい職を得たい、与えたいというものがある。教育によって能力を高めることで、より収入が高く、より楽で、より社会的地位の高い職業を得ることを期待するわけだ。 ところが、現実にはそううまくいかないケースがけっこうよくあるように思う。 身近でよく聞くのは、いわゆるポスドク、つまり博士号を取得した後、専任の職に就くまでの間、大学などに籍を置いて研究を続ける研究者の話だ。去年だったか、2004年度時点でポスドクが12,500人に達した、という文部科学省の調査結果が報道されていた。2003年度は約10,200人で、1年間で約2,300人増と。しかも、うち約8%が40歳以上。私自身はこの立場になったことはないが、たいへんだという話はよく耳にする。声高に主張されないことこそが深刻さの証明であるとも。 大学院進

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  • H-Yamaguchi.net: 東京MXテレビにおけるYouTubeの活用、ということなんだろうか

    白状するが、私の家のテレビはUHFが映らない。というわけで東京MXテレビも見たことがない。「Blog TV」については放送開始以来、界隈で話題になっていたわけだが、そういうわけで見ていない。YouTubeにビデオがアップされててそれを見た、という話もどこかで聞いたが、今見たら見つからない。 出演に関する話をメールでやりとりしてる中で、スポンサー(なんだよね?)のテクノラティの方にそのYouTubeの話を出したら、 Youtubeにアップする予定なのですがまだアップできていません。 なんだそうだ。すでに番組前後の様子はアップしてて(発見できない!なんで!?)、そのうち編もアップしてしまおうということらしい。 他のテレビ局のことを詳しく知っているわけではないのだが、スポンサーがスポンサーであるとはいえ、作ってる側が番組をYouTubeに上げちゃうケースは聞いたことがない。アメリカではNBCが

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  • H-yamaguchi.net:これはやっぱりスジちがいだと思う

    ライブドアに投資した株主たちが損害をこうむったという話が多く報じられてる。「被害」金額からいえば、フジテレビがその筆頭なんだろうか。まあ大きな会社はともかくとして、個人株主で悲惨な例が新聞なんかで報じられてたりするのをみると、なんともお気の毒だと思う。 思うんだけどさ。 気になったのは、2006年3月14日付朝日新聞に出ていた記事。タイトルは「ライブドア上場廃止 老後資金も投資、株主の悲痛な声」とある。気になる部分を引用しておく。 東京都内の無職女性(79)は昨年暮れ、証券会社の勧めでLD株を買い、1週間で100万円の利益が出た。さらなる値上がりを期待し、7000株を買い増した。 東京地検の家宅捜索後、眠れない日が続いた。2月に売って500万円の差損が出ると、蓄えがほとんどなくなった。同居している息子家族のために自宅をリフォームするつもりだったが、できなくなった。 パソコンは持たない。情報

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  • H-Yamaguchi.net: 「年功序列型ドラゴンボール経済」について

    話のテーマはゲーム経済学についてだった。RMTに関するくだりに着目した向きもあるようだが、RMTについて講演されたのは別の方。私のほうは、話の流れでRMTを取り上げはしたが、それが題ではないし、別に奨励しているわけでもない。 あと、事前にことわっておくが、別にこのことばはマンガやアニメの「ドラゴンボール」自体をどうこういうものではまったくない。キャッチーにしようという意図が多少ありはするが、それよりも考えを伝えるためにこのたとえが有効だと思ったから使っただけだ。 ということで、題。 「年功序列型ドラゴンボール経済」とは、典型的なMMORPGゲーム内経済を形容する呼び方だ。一応、英語での表現を考えてみると、「seniority-based "Dragonball" economy」ぐらいになるだろうか。前提として、典型的なMMORPGの多くにおいて、プレイヤー間で取引されるアイテムの

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  • 「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」 - H-Yamaguchi.net

    帯に羽生善治さんのことばが載っている。 これは物語ではなく 現在進行形の現実である。 グーグルとネット社会の未来について、 希望と不安が見えてくる。 いろいろ深読みもできそうな、なかなか味わい深いことばだ。内容はというと、基的には梅田式ウェブ論のまとめ。個別のアイテムをとれば、梅田さんのブログの愛読者はすでに読んだことのあるものも少なくない。しかし、というコンパクトなかたちで、体系をもって提示されることの意味は大きい。このが私たちに与えてくれるものは「知識」ではなく、「思想」だからだ。知識はデータだが、思想は体系。梅田さんのブログ記事のプリントアウトを集めて再構成しても、私にはこのを書くことはできない。そういうことだ。同じ意味で、Google礼賛にみえる部分もあるが、書の質はその見解そのものではなく、その見解に至った「思想」にある。 書のテーマは「立ち位置」が難しい。想像だが

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