[チューリヒ 18日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は18日、スイス国立銀行(中央銀行)が超過準備にマイナス金利を導入すべきとの認識を示した。 スイス財務省のウェブサイトに公表された声明でIMFは「新たな(スイスフラン)上昇圧力が掛かれば、スイス中銀は銀行の超過準備にマイナス金利を導入すべき」との見方を示した。 スイス中銀は2011年9月、デフレや景気後退を防ぐために1ユーロ=1.20フランの上限を設定した。IMFは、景気回復が底堅く進行しておらず、インフレリスクも顕在化していないうちは、フランの上限を維持すべきと指摘。