写真1 BitTorrent共同創業者の2人。左がブラム・コーエンCEO,右がアシュウィン・ナビン社長 [画像のクリックで拡大表示] ピア・ツー・ピア(P2P)型ファイル共有ソフト「BitTorrent」(ビットトレント)を開発する米BitTorrent社が,2月末から米国で動画配信サービスを開始した。ソフトの方のBitTorrentは既に世界的に普及しており,ティム・オライリー氏の有名論文「What Is Web 2.0」の中でも,Web 2.0の具体例として取り上げられる程の存在だ。そして,ファイル交換ソフトの例に漏れず,著作権侵害の温床になっているという側面も持つ。 一方,BitTorrentの開発者らは2年半前にBitTorrent社を創業。このほど合法的な事業化に漕ぎつけた。「動画コンテンツのネット配信がいずれテレビやDVDを置き換える」と主張する同社創業者たちを,サンフランシス