フランスの公共放送のニュース番組のさなかに、非正規雇用の労働者らが待遇の改善を求めて突然、スタジオに乱入し、放送が中断する騒ぎがありました。 この騒ぎはフランスの公共放送「フランス2」の8日夜(日本時間9日未明)のニュース番組の中で起きました。 番組のキャスターが、前日に起きたフランス国内を震源とするマグニチュード5.0の地震について映像付きで伝えていたところ、音声が乱れ、スタジオの映像に切り替わりました。 すると、スタジオにはすでにおよそ40人のデモ隊がプラカードを掲げて乱入していて、デモ隊に取り囲まれたキャスターが「これ以上番組を続けることができません」と述べて、放送が中断しました。 フランス2によりますと、乱入したのは非正規雇用の労働者のグループで、待遇の改善を訴えることが目的だったということです。 放送中にデモ隊が乱入するという異例の事態を招いたことにフランス2はショックを隠せず、