考察に関するhidedayoのブックマーク (69)

  • 移行について - sunaharayのブログ

    最近,天川晃先生のこれまでの論文をまとめて読んでみたり,牧原先生の時評を読んだりして,強く刺激を受けたのだが,ここのところの特に政治学・行政学の研究者が考えるべき問題として,移行の問題というのが重要なのではないかという気がしてきた。まあそんなの当然だ,と言われるとそれまでなのだけれども,これまで明示的に「移行」が論じられてきたのっていうのは,僕はあんまり詳しくないが,マクロの体制変動論,みたいなやつが多かったのではないかと思う。特に経済学の分野では,少し前に共産圏の市場経済への移行を議論するということで,RolandTransition and Economicsとか,大学院生のとき周りが結構みんな読んでいたような気がするし,最近ではこの20年間のTransition Economicsのレビューのような書籍も出版されているらしい。 Transition and Economics: P

    移行について - sunaharayのブログ
    hidedayo
    hidedayo 2011/02/15
    transition managementに繋がる話だと読んだ。
  • 「技術の欲望」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "What Technology Wants" の日語訳である。 技術の欲望  What Technology Wants 犬は外に出たがる。はひっかいてもらいたがる。鳥は仲間を求める。ミミズは湿気を求める。バクテリアは餌を求める。 顕微鏡で見るような単細胞生物の欲望は、あなたや私の欲望と比べれば小さいけれども、すべての生物は共通していくつかの基的な欲望を持っている。生き延びるために、そして成長するために。原生動物の欲望は無意識的であり不明瞭であって、能あるいは傾向のようなものである。バクテリアはその必要性を自覚していなくても、栄養物に向かって動いて行こうとする。バクテリアの細胞膜の内側に、私たちが知っているような意志が存在する空間はないが、それでも何かよくわから

    「技術の欲望」
  • 「壁と卵」の現代中国論

    第一回 自己実現的な「制度」と中国品の安全性 はじめに 2010年5月、中国では上海万博が開幕し、世界経済危機の影響に見舞われながらも、順調に高度成長を軌道に乗せていることを内外に印象付けた。2年前の北京オリンピックに続き、このような華やかなイベントが行われている反面で、日では依然として中国に関して厳しい見方が続いている。 たしかにギョーザ事件やメラミン入りの牛乳などの安全の問題、グーグルとの確執に代表されるインターネットの検閲、若い工員の自殺が相次ぐほどの工場の過酷な労働条件、そして続発する農民暴動や少数民族の抵抗運動……社会のあちこちで様々な矛盾が起きていることが広く知られるようになった以上、その経済成長を手放しで礼賛することには抵抗があるし、中国共産党に共感を持つのはなおさら難しいかもしれない。 しかし、そこで少し立ち止まって考えてみよう。そこであなたがイメージする「中国」と

  • 人文科学系の博士論文について - 文弱の徒

    研究「博士論文は書くものではない、編集するものだ」という考えが人文科学系の研究者の間にこれまでなかったとはいえないが、それは3年間という限られた期間での研究成果のまとめとしてではなく、研究人生の仕上げ、畢生の大作としての博論という考えが優勢だったようだ。人文科学系の部局で現在教授職にある方々の中には、博士号を取得していないか、教授就任の直前になって40代後半や50代で所属大学から博士号を取得した方が見受けられる(が、それでも限られた年限の中で博士論文を仕上げてから常勤職についた人はもちろんいた)。研究人生の仕上げとしての博士論文という考え方は、現在では文部科学省も公式見解で否定するようになっている。大学の常勤職採用にあたっては博士号の取得が必須ともいわれている。しかし自分の周りを見渡す限りでは、理念上は何とでもいえるが、人文科学系の博論を準備する側の実態はそれほどすぐには変わらない、という

  • http://162.teacup.com/sinopy/bbs/990

    hidedayo
    hidedayo 2009/06/11
    「東はデリダの精読で柄谷のデリダ理解の底の浅さを、(中略)『存在論的、郵便的』で示したが、そのうち数学もわかってデリダも分かる学者が登場したら東のゲーデル理解の底の浅さを指摘したりするのではないか。」
  • 行為・創発・制度 - tamuraの日々の雑感

    以下、きわめて思いつき的なメモ。手がかりになることを願う(自分にとって)。 「ある制度Aの下で、ある行為Bが起こる」あるいは「ある行為Bをもたらすために、ある制度Aを設計する」という考え方を取ると、特定の行為Bの強制(あるいは少なくともパターナリズム)ではないかという疑念ないし批判が生じる。 かといって、「ある行為Bが起こることは望ましいが、それを強制するような制度Aは望ましくない」と言うだけだとすると、結局、行為Bの望ましさを言うこと自体がナンセンスということになるか、または、単に行為Bの望ましさのみを主張する純粋に倫理的な(?)議論に止まる。 そこで、行為Bと制度Aの間に「創発」概念を挟み込むとどうだろうか? そうすると、「制度Aは特定の行為Bを強制するわけではないが、それにもかかわらず、制度Aの下で行為Bは生じる(または、生じる可能性が高まる)」と言うことができるようになる・・・だろ

    行為・創発・制度 - tamuraの日々の雑感
  • 千葉県知事選挙 - sunaharayのブログ

    千葉県知事の後継指名を受けた吉田平氏が立候補を表明したことで,千葉県知事選挙の構図がほとんど固まったらしい。朝日新聞の記事が丁寧にまとめている。この吉田氏を民主党が推薦する方向ということになり,当初,民主党主導で自民党と相乗りか,というかたちで擁立された白石真澄関西大学教授は,民主党部の相乗り禁止の指令によって民主党の支持は取りやめとなり,自民党の県議団が支持することになるらしい。ただ民主党が一枚岩で吉田氏を推し,白石氏は全く見ないかどうかはよくわからないところ。しかし一方の自民党もぐちゃぐちゃ。記事によれば基的には白石氏を推すようだが,一部は2005年に堂知事と接戦を演じた森田健作元衆議院議員を推し,さらに自民党県議から離党して出馬表明をしている西尾憲一県議もいる,と。 千葉県ではよくこういうグチャグチャの知事選挙が行われることがあり,2001年の選挙のときも迷走が続いた挙句自

  • 全日本交通安全協会「自転車の安全利用の促進等に関する調査研究(PDF)」

    hidedayo
    hidedayo 2008/12/26
    全日本交通安全協会「自転車の安全利用の促進等に関する調査研究(PDF)」
  • 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない « 書籍発売日の変更 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────────────────── 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない 〜ヘブライズム(神義論)とヘレニズム(逆神義論)の反復する対立と西洋的なもの ──────────────────────────────────── ■クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト(闇の騎士)』(08)のエンドロールに、映画でジョーカー役を演じた後にオーバードーズで急逝したヒース・レジャーと、同じく急逝した特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフに捧げられていることが記されている。 ■巷での評判通り、この映画で最も強い印象

  •  省庁再々編 - fusshiiの日記(旧アメリカ留学備忘メモ)

    民間企業でも、改革の錦の御旗の下に安易に組織をいじって、結果、大失敗、ということはよくあるわけで。何のために組織をいじるのか、まず大事なのはas is, to beの現状分析と将来課題解決に向けた目的設定ありきの話であって、その結果としての組織改変の議論が出てくるのならともかく。課題設定そのものが組織改変になる、つまり手段が目的になりがち、というより、政治的に絶対にそうなる課題なだけに、どこからその政治的ニーズが出てきているのか、誰が仕掛けている(得するのか)に留意。  現在の行政機構の問題を考えた場合に、まず議会、政党、行政機構の役割分担、さらには司法の問題、そしてそれを支える労働市場の改変(人材市場の流動化)とその裏にある雇用問題、そこらの因数分解から出てくる行政官に求められる役割ってあたりが第一段階の議論の対象となるべき。最後の各論として組織論、公務員労働市場の改変、といった課題が出

  • Actiblog アクティブログ

    以前よりお知らせしました通り、2016年6月29日をもちまして、Actiblogブログサービスの提供を終了させていただきました。 長い間、Actiblogをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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    hidedayo
    hidedayo 2006/02/22
    比較政治学講義
  • あんよ流・考察の書き方

    あんよ流・考察の書き方 はじめに この文章は、くるぶしあんよが考察を書くときの基的な態度や具体的な叙述方法などについて、一つの読み物としてまとめたものです。 ぼくはすでに、アニメ版『シスター・プリンセス』考察や『涼宮ハルヒの憂』考察、『魔法先生ネギま!』考察など、少なからぬ考察文を公開してきました。それらのテキストはウェブ上の各種ファンダムで一定度の評価を得ており、その書き方についての質問も以前いただいています。それゆえ、ぼくが考察対象作品をどのような観点からとらえ、どのような切り口で解釈しようとしがちなのかについて、一度おおまかなところを文章化しておくことは、関心をお持ちの方にとって何かのお役に立つかもしれないと考えました。なお、この文章の原型は、2005年2月25日以下の日記にあります。このテーマについて質問して下さったせいるさんによる「SSの書き方&考察の書き方」まとめも、ぜひご

  • よくわかった - tamuraの日々の雑感

    って、何がって、宮台さんの「アイロニー」と「オブセッシブ」の関係ですよ、ええ。 限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学 作者: 宮台真司,北田暁大出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2005/10/22メディア: 単行購入: 2人 クリック: 82回この商品を含むブログ (128件) を見る 自分の不真面目がいけないのですが、さらっと読んだときは、多分その前の宮台/仲正から引き続きの「ネタ/ベタ」軸に頭の中が引っ張られていて、よくわかってなかったんですけどね。 それにしても、やはり宮台さんは単なる秩序問題(「秩序はいかにして可能か」的問題)を考えているのではなくて、「望ましい」秩序問題(「人が望ましく(というのは、「自由」に)生きることのできる秩序はいかにして可能か」的問題)を考えているのです。きっと。 とはいえ、「参照項」(北田)あるいは「別様」の可能性を、「歴史」(としての亜

    よくわかった - tamuraの日々の雑感
  • 今日の井原.

    ブログ検索が持つビジネスの可能性--CJICイベント http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20091229,00.htm CNETカンファレンス、Blog検索パネル内容の補足 http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/002450.html あたりをつらつらと読んでの所感です。 今のところ、blog検索にはネガティブな印象を抱いています。blog検索エンジンがこれだけ作られているのは、新しく出てきた分野であるためシェアが固まっていないことと、技術的ハードルが低いことによるものと思います。たぶんみんなこう考えているんですよ。「googleには成れないけど、technoratiになら成れる(かも知れない)」って。 まず、現状のblog検索について、僕の考えるところ

  • dfltweb1.onamae.com – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。

  • 院ゼミ - tamuraの日々の雑感

    比較政治学会年報第7号(2005年)より、下記の二論文を読む。 大嶽秀夫「『レヴァイアサン』世代による比較政治学」 加藤淳子「比較政治方法論と日政治研究」 加藤論文はなかなか読解するのが難しかったのですが、日分析の方法が、日型多元主義論におけるMSSD(「よく似たシステムデザイン」)から、合理的選択論におけるMDSD(「違ったシステムデザイン」)へと変化していること、および(それにもかかわらず)日型多元主義論が持っていた「日の先進諸国との共通性」という問題意識は合理的選択論と共通していること、はわかりました。 ただし、よくわからないところもあります。僕には、加藤論文が、MSSDとMDSDとの違いを、説明変数をマクロなシステムレベル(制度)に求めるか、ミクロなアクターの行動に求めるか、の違いに置き換えているように見えます。それは論文の理解として正確でしょうか? また、仮に正確だ

    院ゼミ - tamuraの日々の雑感
    hidedayo
    hidedayo 2005/11/25
    加藤論文
  • 政治家や公務員の精神を根本から正す妙案 / SAFETY JAPAN [日下公人氏] / 日経BP社

    第6回 政治家や公務員の精神を根から正す妙案 ~政治家にカネを払うな、公務員にはスト権を与えよ~ 東京財団前会長 日下 公人氏 2005年11月17日 政治が「商売」になったからおかしくなった 日政治がこんなにおかしくなったのは、議員に給料をたんまり払ったからだと田中角栄元首相が言っていた。町会議員や市会議員にいたるまで、たっぷり給料を払ったから、政治が「商売」になってしまったということだ。 商売だから彼らはやめられない。元手もかかっているし、再び当選して種銭を回収するためには何でもする。自分の信念も良心もなく、ただ「当選商売」になってしまったのは、給料を払ったせいだ。 結果、政治家の発言を誰も聞かなくなった。田中角栄元首相がいうには、昔は政治家などは「名誉職」であって、財産のある人が引き受け、損をしながらまとめ役をやっていたから、少々のことはみんなも折り合いをつけていた