多様な社会人教育を手がけ、他大学から一目を置かれる早稲田大学。商業施設のコレド日本橋のビルで実施する「WASEDA NEO」はビジネスパーソン向け教育事業だ。近年は履修証明プログラムの“品ぞろえ”を強化している。一方で定年世代の知的コミュニティーとなる「ライフ・リデザイン・カレッジ」で、新たな需要開拓を進めている。(編集委員・山本佳世子) 履修証明プログラムは学校教育法に基づき、特定分野を計60時間以上、系統的に学ぶと履修証明書が交付されるプログラムだ。欧米の大学で盛んな「サーティフィケートプログラム」に当たる。学位にならないが、学術と実践による本格的な学びで、教育訓練給付金を受けられるものも多い。「日本では100ほどあるが、1学部・研究科の授業を核にした1大学1件が中心だ。本学は1年に延べ7件を動かしている」と、社会人教育事業室の守口剛室長(商学学術院教授)は胸を張る。 形式は多様だ。例
![“品ぞろえ”強化中…早稲田大学の履修証明プログラムが重視していること ニュースイッチ by 日刊工業新聞社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/011a3d94738e3387fc8472ff85d667e78c53e3e7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.newswitch.jp%2Fimages%2F65f14fd5-c3c2-4c8a-941b-5c1107d0be7b.jpg)