熊本大学は、文系と理系を融合させた大学の学部にあたる新たな組織を再来年度、設置することになりました。 これは熊本大学が30日開いた会見で明らかにしました。 それによりますと、学部にあたる新たな組織の仮の名称は「共創学環」で、地域とグローバルの双方の視点と課題に着目し、分野を横断して学ぶことによって実践的に課題を解決できる人材を育成するとしています。 「共創学環」では1、2年次は経営やデータの分析などを学び、3年次で自治体や企業などの課題について実地研修を通して学ぶコースと海外での活動を通じて異なる価値観を理解したうえで、グローバルな課題の解決を目指すコースに分かれて学ぶということです。 定員は80人で、入試では、一般選抜や学校推薦型選抜に加え、探求的な学びの経験を重視する総合型選抜も行われるということです。 熊本大学新学環設置準備室水元豊文室長は「学生には、地域研究や経営などを学び、地域の