東京大学は16日、学内で所蔵する貴重な学術書を電子化する作業を始めたと発表した。石川正俊教授と大日本印刷が共同開発した新しい読み取り装置を使う。まず、3月までに100冊を電子化し、順次作業を進める。東大は電子化した学術書を学外からも閲覧できるサービスの提供も検討している。読み取り装置は書籍をパラパラめくりながら高速カメラで撮影し、ページをまるごと電子化する
ウソグラフの世界 ここ数年、統計学がブームとなっています。オープンデータやビッグデータなど、IT化の進展とともにそれまで以上にさまざまな数字が扱われるようになっています。 そんな統計において、欠かせないものがグラフです。数値を図形化して視覚的な理解をうながすグラフには、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなどなど、さまざまな種類があります。 ただ、意図的かどうかはさておき、作為が加えられたグラフを見かけることも珍しくありません。数値に手を加えることはもってのほかですが、それよりも目立つのは見せ方を工夫(作為)して実際の数値以上の効果や影響を錯覚させようとするものです。そうしたものは、「ウソグラフ」あるいは「クソグラフ」などと呼ばれたりします。 それでは、こうしたウソグラフにはどういうものがあるのでしょうか? 電子コミック市場は急成長? 先日『News Picks』という新興のネットメディアに、
少子化をはじめ、先日発表された文部科学省による「卒業要件の厳格化」など、その価値が常に問われ続ける立場にある大学。いま何をするべきなのか。どの未来に進んでいくべきなのか。各大学が試行錯誤を凝らす中、國學院大學は全学生を対象にした調査を行った。学生、保護者、地域社会、そして企業が大学の対応に真剣な眼差しを注いでいるいまこそ、本気で変わっていくために。新たな変革への第一歩を取材した。 このままでは時代の変化に 対応していけない 自分たちは学生たちを、本当にわかっているのか。國學院大學の職員が疑問を抱いたのは一昨年のことだ。2000年以降、國學院大學では学生とのコミュニケーションにインターネットやメールを多用するようになった。学生はどこにいても大学行事や教室の変更、大学からのお知らせなどを確認できるようになった。利便性が向上した一方で、職員が学生と直接顔を合わせる機会は確実に減った。IT化によっ
本学では2005年7月4日の潜水作業中の死亡事故を受けて、7月4日を「東京大学安全の日」と定めています。この講演会は、事故の記憶を風化させることなく、教育研究活動における安全衛生の確保、事故災害の発生防止、安全意識の向上を図る目的で、毎年実施しているものです。第13回目となる今年は、「大学のリスクマネジメント」をテーマとして7月3日(火)に開催いたします。 本講演会では、各講演者より大学ならではのリスク、危機管理の課題や取り組みに関連したお話をしていただきます。 第一部は、「大学におけ... 続きを読む テヅルモヅルという生物を知っていますか? ウニやヒトデと同じ棘皮動物で、細長く何回も分岐した腕が神経細胞のようにも、植物の枝のようにも見えます。無数の触手を絡ませるように動かしながら海中を滑らかに移動する様子は幻想的でさえあります。ただその生態はほとんど知られていません。大学院理学系研究科
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