「デジタル」や「グリーン」などの成長分野に求められる人材育成を強化する動きが広がっている。大学も学部・学科の新設などでデジタル・グリーン関連の学びに取り組む他、イノベーションを起こすため、起業家精神醸成に向けたプログラムも進む。九州・山口の主な大学の動向を取材した。【小畑英介】 熊本大(熊本市)は今年度、学部に相当する「情報融合学環」を発足させた。熊本大が新学部を設置するのは1949年の創立以来初めてとなる。 学環は文系と理系が融合し、学内や他大学と連係して学ぶ「学部等連係課程」となっているのが特徴。「DS(データサイエンス)総合」「DS半導体」の2コースからなる。 初の入試では60人の定員に3・9倍の志願があり、68人が1期生として入学した。学環長の城本啓介教授は「バラエティーに富んだ学生が多く集まり、我々としてもワクワクしている」と話す。 熊本県では菊陽町に半導体世界大手、台湾積体電路
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