「当事者」の時代の到来ここ数年、SNSやchange.orgなどの署名サイトの浸透に伴い、「当事者」の声が政治や社会を動かす場面が急激に増えている。 そして、そうした時代を象徴する出来事として、2020年5月14日、「大学入試のあり方に関する検討会議(第7回)」に、現役の高校生2名がヒアリング対象として出席。 萩生田光一文科大臣を目の前に(オンラインだが)、大学入試改革や現状の教育内容の問題点等についてプレゼン、有識者会議の委員と質疑応答を行った。 筆者の知る限り、現役の高校生が有識者会議に出席する、というのは文部科学省として初めての試みである。 その意味では、非常に意義深いものがあり、当事者である学生にヒアリングしようと決断した有識者会議の委員、文部科学省の方々に深く感謝したい。 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第7回)」。日本若者協議会から高校生2名が出席した。「直接参画