概要 研究の目的 社会活動におけるデジタル化やオンラインツールの普及が加速する中、就職支援の現場でもオンラインツールやサービスへの期待が高まっている。厚生労働省の「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」(愛称:job tag)では、2022年3月のサイトリニューアルで様々な自己理解支援ツールの公開が始まり、その一つに「簡易版職業適性テスト(Gテスト)」(当機構での呼称:簡易版Gテスト)がある。これは、当機構が厚生労働省職業安定局首席職業指導官室から要請を受けて開発したプロトタイプをもとにしたシステムだが、今般、簡易版Gテストの拡充版として検査の追加開発が要請された。本報告は、その開発過程と検査の基本的性質等の分析結果について報告することを目的としている。 研究の方法 プログラム開発・Webモニター調査・オンライン実験・研究会開催 ※Webモニター調査について 実査期間 :2021年12月