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ブックマーク / kokoro.squares.net (6)

  • 【3868】コンサータによって自己の連続性を失いつつある | Dr林のこころと脳の相談室

    Q: 私は某大学の法学部に通う21歳の男子学生です。(質問とは、直接、関係はありませんが、触法精神障害者に興味があり、それについて卒業論文を書くため、日々、資料を集めております。) 質問に入る前に、長文になりますが、質問に関わってくることなので、少し、コンサータ の服用とそれによる私自身の感じたことを書かせていただきます。 私は、精神科にてADHDと診断され、コンサータ を服用して数年になります。コンサータ 服用当初は、コンサータ によって、感覚過敏から解放され、初めて、ゆっくりとを読むことができるようになり、感動のあまり泣いてしまいました。この感動はあまりにも激しく、「私は、もう完全に『脳』を支配した」という優越感(あるいは、副作用としての多幸感に過ぎないのかもしれませんが)を得ました。ところが、数ヶ月たち、このコンサータ 服用後の精神の変調が、私の悩みの種になってしまいました。 私は

  • 【4461】統合失調症等の妄想はその人の論理的思考力によって形態が変わるのでしょうか | Dr林のこころと脳の相談室

    Q: 20代男性です。 統合失調症などで、第三者から見れば到底辻褄の合っていない妄想を当のことだと信じ込んでしまう例は数多いと思います。 このような妄想の飛躍具合は、もとの論理的思考力やIQといったものと相関があるのでしょうか? また、臨床の現場で、元々非常に論理的な方と非常に迷信深い人の妄想の診断はどのようにつけるのでしょうか? (例えば、元々全く迷信深くない人が「死んだ母親が下を左右違うものを履けと言っている」、というような支離滅裂な主張をする場合と、普段から霊感があると主張する人が「死んだ母親が下を左右違うものを履けと言っている」と言った場合で異常度(?)がかなり異なる気がします……例えが下手で申し訳ありません) 他にも子供が「思考を読まれた」と主張するのと大人が「思考を読まれた」と主張するのは意味が違う気がするのですが、そのような元々の論理的思考力の推測なども統合失調症等の診

  • 喫緊の課題は未来 | Dr林のこころと脳の相談室

    1 いまは2021年7月である。 いま、喫緊の課題は未来である。 未来とは、新型コロナウィルスの国民へのワクチン接種が完了した後のことを指している。 2 私はこの文章を2021年7月4日の夜に書いている。 いま、日でもワクチン接種が着々と進みつつある。ワクチン供給の遅れや不均衡など数々の問題はあるが、コロナ禍はここ100年間における未曾有のパンデミックなのだから、誰にも完璧な対策などできようはずがない。世界は、そして日政府は、そして日の人々は、最大限の努力をし、最善に近い対応を続けてきている。その一つが迅速なワクチン接種だ。日のワクチン接種は世界に比べて遅れたものの、今年中のどこかの時点で完了するであろう(注1)。だがそれは真のコロナ対策の第一歩にすぎない。ワクチンは感染対策の万能の切り札には決してなり得ない。すでにずっと以前からワクチンがあるインフルエンザでも、毎年世界で数十万人

  • 【3868】コンサータによって自己の連続性を失いつつある | Dr林のこころと脳の相談室

    Q: 私は某大学の法学部に通う21歳の男子学生です。(質問とは、直接、関係はありませんが、触法精神障害者に興味があり、それについて卒業論文を書くため、日々、資料を集めております。) 質問に入る前に、長文になりますが、質問に関わってくることなので、少し、コンサータ の服用とそれによる私自身の感じたことを書かせていただきます。 私は、精神科にてADHDと診断され、コンサータ を服用して数年になります。コンサータ 服用当初は、コンサータ によって、感覚過敏から解放され、初めて、ゆっくりとを読むことができるようになり、感動のあまり泣いてしまいました。この感動はあまりにも激しく、「私は、もう完全に『脳』を支配した」という優越感(あるいは、副作用としての多幸感に過ぎないのかもしれませんが)を得ました。ところが、数ヶ月たち、このコンサータ 服用後の精神の変調が、私の悩みの種になってしまいました。 私は

  • 【3608】かろうじて医学部は続けています(【2681】のその後) | Dr林のこころと脳の相談室

    Q: 【2681】かつての精神科主治医への割りきれない気持ちについて相談した20代女です。 その後の経過報告をしたくてご連絡いたしました。 境界性人格障害の診断は消え、かろうじて医学部は続けています。 表面上は社会適応しています。 ただ、その後、相談した元主治医のことは忘れられず、居住都市で精神神経系の学会が開かれる度に、学会開催期間中は入院しています。 近くに当該医師が来ると思うと不安定になるからです。 元主治医の治療を受けたのは、精神神経分野では、とても有名な病院でした。 元主治医との関係解消後10年が経とうとしています。 不適切な治療関係によって、ここまで苦しむとは思ってはいませんでした。 熱心で一見優しい精神科医が良い医師とは限りません。 有名大学や、有名病院だからといって良いわけでは無いことも重々わかりました。 一方で、医療者になるものとして、「善意の加害性」も、今はとても恐ろし

    high190
    high190 2018/01/08
    [医学部]
  • 【2521】私は医学生ですが、どうも精神病のようなのです。そうならば医師になるなど言語道断だと思います。 | Dr林のこころと脳の相談室

    【2521】私は医学生ですが、どうも精神病のようなのです。そうならば医師になるなど言語道断だと思います。 Q: 私は24歳女、医学生です。 昨年精神科の授業を受けて、勉強しているうちに、自分は精神病なのではないかととても不安になってきました。 もしもそうならばこのまま医師になるなど言語道断です。 そんなふうに悩んでいる時、林先生のサイトに出会いました。 もし私が精神病なら、私の良心云々以前に、医師免許の欠格事由にあてはまるのではないかとも思います。とても不安で自分に自信がなく苦悶しています。どうか先生のお知恵をお貸しください。 私は生来妄想質であり幼少(4歳、年少組)のころから高校1年生までいろんな幻覚?を体験しています。 4歳のころからある症状は、夜眠るときに私の考えていることが寝ている布団、畳を通って、横の布団で寝ている母に伝わっていて気になってなかなか寝付けませんでした。寝るときに母

    high190
    high190 2014/01/14
    「そうした病気に罹患していても医師として患者さんを救うことができることを示すことが、他の人でなく【2521】の質問者にこそできる有意義な営みだと思います」
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