「大学に新たな役割と機能を…」開学111年を迎える上智大学が生んだ“まったく新しい”学びの場「キャンパスに来れば、誰でも学べるように」 就職後の社会人が学びなおす“リカレント教育”や、学校が企業等と協力して、研究者や技術者を育成する“産学協働”など、従来の枠にとらわれない新しい教育の形が注目を集める昨今。今年で開学から111年を迎える上智大学でも、新たな学びの場を創設しようとする動きがある。 「加速度的に変化し続けている現代社会では、年齢やそれまでの経験を問わず、さまざまな学びの欲求があります。学びたいと思っている人が、この四谷キャンパスに来れば誰でも学ぶことができるというような環境や場を作ることで、それに応えていければと思っています」 そう話すのは、上智大学 Sophia Future Design Platform(SFDP)推進室で事務長を務める川瀬崇氏だ。昨年7月に新設されたSFD