国立国会図書館デジタルコレクションを利用した主題書誌 はじめに近代日本の官庁の歴史はすでに150余年を経過し、その間に、幾度もの変遷を重ねて今日に至っています。官庁機構の変遷およびそこに所属してきた職員(戦前は官吏・軍人、戦後は公務員)の異動を把握するためには、官庁の職員録がもっとも基本的な資料です。 当館は、所蔵する明治元年から昭和22年まで(太政官制度時代から内務省解体まで)の期間に刊行された各種の職員録について、『官員録・職員録目録 : 明治元年~昭和22年 国立国会図書館所蔵』 国立国会図書館参考書誌部 編 1985年7月 を刊行しました。現在では、当目録に掲載されている資料の多くが国立国会図書館デジタルコレクションで利用できるようになりました。 このページは、当目録の掲載資料を基本とし、さらにその後に受入れた資料やその一部に官吏・公務員の氏名情報が掲載されている資料を追加して、国