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ブックマーク / yamatuyo.hatenablog.com (5)

  • 関大の新しい職員研修プログラム - 人生考路

    今日は、うちの教学IRプロジェクト主催の職員研修でした。ただのスポット的な研修ではなく、人材開発課が主管する階層別研修の中に位置づけられた研修です。 1年ほど前に、我々教学IRチームの定例ミーティングで、当時まだ入職4年目の若手職員が「教学IRが有する知識や情報、スキル、マインドセットをより多くの関大職員にも知ってもらい、日々の仕事に生かしてもらいたい!」という想いを伝えてくれました。そして、その手段として、人材開発課が掌理する階層別研修の中で実施出来ないか、という話になりました。それならしっかり枠組みを作って、説得的なプレゼン資料を作らなきゃね、ということで、彼は一生懸命準備して、何度もミーティングでもんで、うちの課長らと先方に打診して、承諾を得て、今年度から正規メニューとして導入されることとなりました。対象は入職4年目というところに落ち着きました。通常、職員研修は同課が企画等を行ってお

    関大の新しい職員研修プログラム - 人生考路
    high190
    high190 2024/07/10
    関西大学の山田剛史先生。教職協働で内製できる大学は強い。“単発にならないよう、高等教育イノベーションプログラム(HEIP)と命名”
  • 高等教育開発者をめぐる構造的問題 - 人生考路

    今日は,早稲田大学の大学総合研究センターで講師(任期付)をされている蒋妍さんが来研してくれました。 蒋さんは,京大の高等教育で博士号を取られたのですが,当時僕はそこの教員として彼女が色々悩みながら頑張っている姿を見つつ,いくばくかの論文や精神的なサポートをしていました。7年半ぶりに会いました。 この間どんな風に過ごしてきたか,どんな悩みや葛藤があるのか,今後は……など久しぶりに色んな話をしました。 元々の用事は,教育推進部でライティング支援に携わってくれている特別任用助教の張暁紅さんに対して,科研費のインタビューで来られていたのですが,僕との繋がりもあるので,張さんも交えて一緒にお話しましょうということになりました。 先週金曜には,東洋大学IR室の劉文君教授が来研され,2時間ほどじっくりお話しました。 近々で3名の中国人研究者とゆっくりお話をしましたが,大学も立場も職務内容も異なるも,

    高等教育開発者をめぐる構造的問題 - 人生考路
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    high190 2023/02/23
    "そもそもポストは安定していないし,人数も少ない上,学内での理解や協力が得られるかといってもなかなか厳しいのが実情"
  • 異動のご報告 - 人生考路

    この9月末で京都大学を退職し,10月1日より関西大学に着任いたしました。 5年半の京都大学在任中には,たくさんの方々にお世話になりました。 この場を借りて御礼申し上げます。 正式な所属は,関西大学教育推進部・教授,となります。 教育開発支援センターを兼ねることになります。 教学IRプロジェクトや共通教養教育のマネジメント,FD・SDなど,多岐の領域に亘って教育開発に携わることになります。 着任初日から授業も始まるなど,教育活動にも従事させていただきます。 これまで,島根大学,愛媛大学,京都大学と3つの国立大学で15年半,高等教育開発に携わってきましたが,心機一転,私立大学でのチャレンジを楽しみにしています。 今後とも,ご指導・ご鞭撻のほど,よろしくお願いいたします。 2020年10月1日 山田剛史

    異動のご報告 - 人生考路
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    high190 2020/10/01
    山田剛史先生。9月末で京都大学を退職し,10月1日より関西大学に着任。関西大学教育推進部・教授で教育開発支援センターを兼務。
  • 研究上の3つの問い - 人生考路

    この時期、修論や博論の提出とそれに伴う口頭試問や公聴会、大学院受験で提出された論文とそれに伴う口頭試験とで、たくさんの論文を読んで、たくさん面談します。 関係者のみなさん、お疲れさまです! その過程で色んな分野の先生方ともやりとりをするので、とてもいい勉強になります。 また、研究職を目指す大学院生と日々接することは、こちらにとってもいい刺激になります。 そんな中で、研究を行う上で大事にして欲しい問いを3つほど紹介したいと思います。細かいテクニックは色々あるわけですが、上記の面談等を通じて、特に研究初期においては意識しておいて欲しいなと思ったので書き留めておこうかと。 1. オリジナリティは何か? 色んな先生が最も発している問いです。この問いに応えるのは容易ではありません。そのためには、以下のような点をクリアしないといけないからです。 先行研究をしっかり読み込む 自分の研究の位置づけを(多角

    研究上の3つの問い - 人生考路
    high190
    high190 2018/02/08
    オリジナリティは何か、リサーチクエスチョンは何か、誰も届けたいのか
  • 大学の組織力をエスノグラフィってみる - 人生考路

    数回に渡って全国調査のデータから学生の実態と問題を見てきましたが、今回は大学側から見てみたいと思います。 大学の組織力を測る指標や調査って、方法論的にも実施面でも難しいですよね。大学としてどんなことをやっているか、といったことについては、毎年実施されている文科省の実態調査やら、認証評価、各種補助金申請などでも一部見ることは出来ますが。 今回はそういう調査データとかではなく、ちょっと違う視点(現場観察)から見てみたいと思います。 先に言っておきますが、とても主観的なものですので、絶対視は出来ません。あしからず。 当方、年間で大体25件(月に2回)程度、学外で講演・研修をさせてもらっています。これくらいが限度かなということで、ある程度調整しています。個別の大学でのものもあれば、多くの大学関係者が集まるシンポジウムなどもありますが、これまで150以上の大学に伺っていると思います。全国47都道府県

    大学の組織力をエスノグラフィってみる - 人生考路
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