外部電源、2重供給へ=余震対策、注水継続狙う−福島第1原発・東電 外部電源、2重供給へ=余震対策、注水継続狙う−福島第1原発・東電 福島第1原発事故で、東京電力は14日、大きな余震が起きても原子炉に冷却用の水を安定供給するため、外部電源を2重化させる作業を進めた。現在は1、2号機は東北電力が、3、4号機は東電がそれぞれ独立した状態で外部電源を供給している。両者の高圧電源盤をケーブルでつなぎ、切り替えを可能にする。19日までに完了させる予定という。 同原発では11日、東日本大震災の余震とみられる最大震度6弱の地震の影響で外部電源が停止、1〜3号機で注水作業が約50分間できなかった。燃料の新たな損傷などの影響はなかったが、非常時の電源確保が改めて問題となった。 東電によると、1〜3号機の原子炉建屋の外には注水用の仮設電動ポンプが1台ずつ設置されている。11日の地震では、3号機のポンプは1、