世界中の研究者が執筆・編集する、査読付きの学術百科事典Wiki“Scholarpedia”が計画されています。ただし2006年11月8日現在、まだ準備中でコンテンツはほとんどありません。 Scholarpedia http://www.scholarpedia.org/ November 08, 2006付けPeter Scott’s Library Blogの記事 http://xrefer.blogspot.com/2006/11/scholarpedia.html
今日の日経新聞に、私が持論にしている「二階建て制度案」に関するインタビュー記事がでていました*1。本当はもっと長〜い内容だったのですが、あそこまでギュッッギュと詰められるものだと感心するくらいコンパクトになってました(紙は貴重な資源です)。さすがにあそこまでコンパクトになると、ちょっとセルフコメントをしておいた方がよいかなと思ったので、ブログで書くことにしました。 まず、この「登録制」なるもののアイデアの根幹は、不動産の登記制度にあります。 著作権を全く作り替えてしまうことは私の目的とするところではありません*2。あくまで無方式主義で著作権は発生し、契約に関する意思主義と自由主義の原則にのっとって法的関係は確定するというフレームワークは崩さないということを前提としました。実は、これは民法上の物権とほぼ同じ条件です。そこで、不動産登記制度が応用可能であると考えたのです*3。 実は、この単純な
「権利者」という人たちの一方的な主張で著作権の保護期間が延長されることに、そうとうな危機感を持っていましたが、このような動きが出てきたことを心から歓迎します。 昨日付のエントリでクリップした記事にも書かれているように、著作権について国民的な議論が必要だと思います。一部の「権利者」という人たちの一方的な主張、しかもその根拠が「国際レベル」という余りにも貧弱なものだけで、保護期間の延長問題が議論されるのでは、余りにもお粗末だと思います。 著作権については、誰もが権利者であると同時に誰もが利用者でもあるので、そのことを前提に国民的な議論がなされることを期待します。 議論をする上でのキーポイント これまでにも書いたことがありますが、著作権について議論をする上で、以下の3点を念頭に置いてもらいたいと思います。 1.誰もが著作権者であると同時に、利用者であるということ 2.自分も当時者であるということ
「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」 http://thinkcopyright.org/ を立ち上げました。昨日記者会見が行われ、12月11日にシンポジウムが東京で開催される予定です。 記事: http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061108AT1G0803008112006.html(日経新聞) 詳細: http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/11/08/13870.html(INTERNET Watch) 発起人として参加させていただいてます(ほとんど何もしてなくてすみません>発起人+事務局のみなさま)。 利害関係者(それはこんにちでは、情報機器を使用するほぼすべての人々、と言ってもいいかもしれません)のすべてを交えた議論なしに「国際社会がそう言ってるから」という(主要な)理由
26日11時ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比120円程度高い1万9200円台後半で推移している。新規の売買材料に欠ける中、自律反発を狙った買いが続いている。ただ、徐々に伸び悩みの傾向…続き[NEW] 株安連鎖、中銀に試練 引き締め策に市場警戒 [有料会員限定] 日本株「売られすぎ」サイン相次ぐ
SEEDS ON HATENA『またsarahがキャンペーンやってる、、、』経由で、山手線でのsarahポスター掲示の件を知りました。 昨年も同じようなキャッチコピーにて宣伝してた記憶がありますが、sarahサイトにて同様の宣伝がありましたのでチェックしてみます。 sarah『私的な話。』 SEEDS ON HATENAさんは記事の中で『一体広報活動を通じて、一般庶民にどうして欲しいのでしょうか。それがよくわからないのです』(引用させていただきました)と伝えていますが、私が思うに、sarahでのキャッチコピーからは、私的録音補償金制度が必要で将来はiPod等デジタルオーディオ機器に課金するのが当然の成り行きなのですよ、と訴えているように思えます。 デジタルオーディオの興隆が原因かMDの売上が低下し、2005年の補償金受領額は、2001年の約半分にまで落ちてしまっています。この利益確保のため
Microsoftは、iPodキラーとなるデジタルメディアプレーヤー「Zune」を米国時間11月14日にリリースする。だが、同社によれば、この端末を米国外で発売する計画はないという。 Zuneは11月14日に米国で発売され、Apple ComputerのiPodと直接競合することになる。そのようななか、さまざまなメディアが先週来、2007年後半あるい2008年初めまではこの端末が英国に上陸することはなさそうだと伝えている。 Microsoft UKのマネジングディレクターGordon Frazer氏は英silicon.com(CNET Networksの系列サイト)の取材に応じ、現在のところ英国あるいは世界でZuneを発売する計画は立っていないと述べた。 同氏は「現段階では世界のどの地域においても、(Zuneを)発売する計画は確定していない。将来、英国で発売する予定があるのか、予定がある場
槇原逆ギレ?「裁判か謝罪」…松本零士「受けて立つ」 松本さん(左)と槇原さん(右)の直接対決の日は近い? 漫画家、松本零士さん(68)から「銀河鉄道999」のセリフを無断使用したと抗議されている歌手、槇原敬之さん(37)が7日、自身のHPで“盗作”を全面否定し、松本氏に謝罪を求めた。一時は収束するかに見えた盗作騒動は、槇原さんの逆ギレ?で一気に再燃し始めた。 一連の騒動で、問題とされているのは、槇原さんが作詞作曲したCHEMISTRYの「約束の場所」に登場する「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」という歌詞。 松本さんは「999の文章の前後を入れ替えただけ」と主張しているが、槇原さんはHPで「『銀河鉄道999』を一度も読んだことがなく、全くのオリジナル」と反論した。 騒動について、これまで槇原さんは沈黙を守っていたが、「松本氏の一連の態度によって、盗作者であるとの汚名を着せら
■クリエイターら、著作権保護期間延長の議論を呼びかける国民会議発足 (INTERNET Watch) INTERNET Watchを記事が一番細かいかな? 他のメディアでも取り上げられそうなので Google ニュース辺りみといた方がいいかもしれない・・・。 また 12月11日午後17:30から東京・青山ウイメンズプラザでシンポジウムを開催する。津田氏は「まだ詳細は決定していないが、シンポジウムでは賛成・反対・中立派のパネリストを呼び、公開討論を行ないたい」と述べた。公開討論は、映像の生中継になるか音声のみになるかは未定だが、ネットで生中継するという。 追記:どこか動画生中継用のストリーミングサーバーをボランティアでシンポジウムが行われる12月11日に提供してくれるところがないかなぁと……。一応各方面に当たってはいるのですが、時間がないということもありますし、色好いお返事がもらえるかどうか
MLで教えてもらったのだが、5日付けの日経新聞に著作権保護期間についての解説記事が掲載されている。伊東浩一記者の署名記事。 著作権の保護期間(ニュース入門) 日本経済新聞. 2006年11月5日(日)26面(視点) 両論併記だが、分かりやすくまとまっている。
本日、10月27日付けの2つの文書が日本図書館協会図書館の自由委員会のサイトに掲載された。 加害少年推知記事の扱い(提供)について(自由委員会検討素案 2006.10.27) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/jiyu/syonenhou.html 「個人情報保護に関する主な検討課題」に関する意見 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/jiyu/hogohoupubcom.html 1件目のほうは、11月1日付けのエントリ(id:copyright:20061101:p1)で取り上げた記事の元の文書。図書館雑誌12月号に掲載されるものだが、多分、記事になったので公開を早めたと思われるが、件の文書が早く公開されたことは評価すべきだろう。様々な意見が出てくると思うが、その元となる文書が公表されていれば、それに基づいた議論を行うことができる。この対応は良か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く