7月30日(米国時間)に、Google BooksのエンジニアリングディレクターDan Clancy氏がコンピュータ歴史博物館でトークイベントに参加し、同サービスをデジタル書籍の配信プラットフォームとして強化するビジョンを明らかにした。出版社とのパートナー関係を築き、街の本屋をサポートする存在になる……という。 Google Booksでは著作権の保護期間が満了した書籍が公開されているほか、2008年の米作家協会 (Authors Guild)と米出版社協会 (AAP: Association of American Publishers : AAP)との和解に従った絶版の書籍へのアクセスも可能になる見通しだ(裁判所の承認待ち)。手に入りにくくなった書物をデジタル化して残す電子図書館というのが同サービスの現在の役割と言える。だが、これらにとどまらず同社は新しい本を含めてデジタル書籍の世界を