7月の地上デジタル放送(地デジ)への完全移行延期を求めるジャーナリストの坂本衛さんら有識者は4日、東京都内で記者会見し、アナログ放送を地域事情に応じて段階的に停止すべきだとの提言を発表した。提言は、「昨年9月時点の地デジの世帯普及率を9割とした総務省調査は80歳以上の高齢者を対象から外すなど問題がある」と指摘。全国32の放送地域ごとに普及が進んだところから順次、アナログ放送を停止し、完全移行は13年10月まで延期するよう求めた。
7月の地上デジタル放送(地デジ)への完全移行延期を求めるジャーナリストの坂本衛さんら有識者は4日、東京都内で記者会見し、アナログ放送を地域事情に応じて段階的に停止すべきだとの提言を発表した。提言は、「昨年9月時点の地デジの世帯普及率を9割とした総務省調査は80歳以上の高齢者を対象から外すなど問題がある」と指摘。全国32の放送地域ごとに普及が進んだところから順次、アナログ放送を停止し、完全移行は13年10月まで延期するよう求めた。
脇の甘さ命取り=2度目の挫折−前原氏 脇の甘さ命取り=2度目の挫折−前原氏 苦しい政権運営を強いられる菅直人首相の有力な後継候補と目されていた前原誠司外相は、在日外国人から献金を受けていた責任を取り、就任わずか半年で辞任した。小沢一郎民主党元代表らに「政治とカネ」の問題で厳しく説明責任を求めてきたが、自らの違法献金受領が発覚するという「脇の甘さ」が命取りとなり、政治の表舞台から退場。前原氏にとっては2006年3月の党代表辞任に続く2度目の大きな挫折となった。 前原氏は報道各社の世論調査で、「次期首相に望ましい人物」として常に上位に顔を出してきた。外交・安全保障分野をはじめとする政策通で知られ、05年衆院選での民主党惨敗後、党勢立て直しへの期待を担い、43歳の若さで代表に就任。06年の「偽メール事件」で代表を辞任したが、その後、09年9月の政権交代で国土交通相、昨年9月の内閣改造で外相と要
前原外相に献金をしていた在日韓国人の女性(71)は6日夕、自身が営む京都市山科区の飲食店で、報道各社の取材に応じた。 女性は「少し前に前原君から電話があり、『迷惑をかけてすみません。事務所のミスです』と言っていた。私からは『そんなことは関係ない。これからも応援するから頑張ってね』と声をかけた。よかれと思ってやったことなのに……」と、涙を浮かべながら語った。 午後9時20分頃、テレビで辞任を伝える速報が流れたことを報道陣から伝えられたが、特に言葉はなく、淡々と仕事を続けた。 女性は、前原外相が子どもの頃からよく知っており、「(政治家になっても)我が子のようで、少しでも応援しよう」と献金を始めた。韓国籍だが、政治献金が外国人に禁止されていることは知らなかったという。 前原外相の辞任表明について、民主党京都府連幹事長の山本正府議は「調査結果を説明してから決断しても良かったと思うが、本人が今後の国
先日もお知らせしましたが、すがやみつるは、きたる3月19日(土)、聖心女子大学で開催される日本パーソナリティ心理学会の公開シンポジウム『マンガが人に与えるポジティブな影響』で講演をすることになりました。 この講演に関連して、「マンガに影響を受けた経験のある人」と「すがやみつるのマンガで影響を受けた人」にアンケートをお願いしたいと考え、専用Webページを用意しました。 すがやみつる以外のマンガ、あるいは、すがやみつるの『ゲームセンターあらし』や『こんにちはマイコン』によって、生き方や職業選択のうえで影響を受けたという方がおられましたら、以下のアンケートページで質問に回答していただけませんでしょうか? 『マンガが人に与えるポジティブな影響』アンケートへ 集計した回答については、シンポジウムの後に当ブログにおいて発表させていただきますので(発表の際にはTwitterでも告知します)、ご協
地元選出議員の支援者集会のあと、会見に臨む前原誠司外相=5日午後8時4分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影 前原誠司外相は5日、在日外国人からの政治献金問題をめぐり、外相を辞任する意向を示唆した。外相にとどまっても、野党側の追及を受けて2011年度予算関連法案などの国会審議がさらに停滞しかねず、事態を改善する見通しが立たないためだ。菅直人首相は前原氏を慰留しつつも、国会情勢や世論などを見極めて最終判断する方針だ。 前原氏は5日夜、北九州市で記者会見を開き、自らの進退について「外交のみならず政府全体、予算審議にどういう影響を与えるのか、私心を捨てて大局的に判断しなければならない」と語り、外相辞任を検討していることを示唆。さらに「様々な方と相談して自分の考えをまとめ、最後は総理に判断をいただくプロセスが必要だ」と語った。 これに先立つ同市での会合では「私も正すべきことは正し、日本の将来のた
◇民主「閣僚辞任ドミノ」を懸念 攻勢強める野党 前原誠司外相が政治資金規正法で禁じられている在日外国人からの献金を受けていた問題は、民主党内で辞任論が広がり、弱体化した菅直人首相の政権運営に追い打ちをかけた。国民年金の切り替え漏れ問題で責任追及される細川律夫厚生労働相と並び、11年度予算案審議の大きな焦点として主要閣僚2人の責任論が浮上。前原氏が辞任すれば閣僚の「連鎖辞任」に発展しかねない。自民党は一気に衆院解散・総選挙へ追い込もうと攻勢をかける姿勢だ。【田中成之、岡崎大輔、笈田直樹】 「民主党が誕生して最も厳しい局面にあると言ってもいい。皆さんとともに頑張り抜きたい」。首相は5日、党本部に都道府県連代表を集めた全国幹事長・選挙責任者会議で「党の危機」を強調し、4月の統一地方選へ結束を呼びかけた。前原外相の外国人献金問題には言及しなかったが、「3月危機」を乗り切る展望が開けない苦悩がにじん
大相撲の八百長疑惑を報じた2007年の「週刊現代」記事をめぐり日本相撲協会側から名誉毀損(きそん)訴訟を起こされ、敗訴が確定したフリーライターが4日、一連の八百長メールの発覚を受けて、協会に1千万円の慰謝料を求める訴訟を東京地裁に起こした。 提訴したのは武田頼政さん。訴状では「協会は八百長は存在しないとうそをついて裁判所をだまし、本来はあり得ない内容の判決を確定させた」と主張。記者会見で「過去を認めて出直さないと根本解決にならない」と話した。 武田さんは07年、元横綱朝青龍らが八百長をし、協会は黙認してきたとする記事を週刊現代に書いた。協会側は完全否定して武田さんや発行元の講談社などを相手に提訴。一、二審とも協会側の主張を認め、判決は10年に最高裁で確定した。武田さんらは協会に計825万円を支払い、記事も取り消していた。 しかし今年に入って10年の3月、5月場所で八百長があったことを
インターネットを中心に活動している音楽クリエイターたちの作品を広く知ってもらうことを目的にした新レーベルが登場した。 2011年3月4日に設立されたのが「BALLOOM(バルーム)」。「初音ミク」といった音声合成ソフトの「VOCALOID」を使った、いわゆる「ボーカロイド楽曲」のヒットメーカーとして知られるwowaka、アゴアニキ、とくなど8組のアーティストたちがメンバーだ。 第1弾として5月18日に、wowakaの新曲3曲を含むアルバム「アンハッピーリフレイン」(2500円)を発売する。今後、メンバー独自の楽曲を音楽CDやネット配信などで発表し、同様のクリエイターたちの参加を呼びかけていくという。
京大に苦情など140件…あらためて「対応は万全」 入試問題のサイト投稿事件で、逮捕された予備校生(19)が携帯電話を股に挟み、左手で文字を打ったと“手口”を供述していることについて、京都大広報課は4日、「対応は万全だった」として、大学側の監督態勢に落ち度がなかったことをあらためて強調した。 一方、京大には予備校生が逮捕された3日以降、「カンニングに被害届はやりすぎだ」、「不合格処分だけで済むのでは」などと大学の対応を批判する電話やメールが4日夕までに約140件寄せられた。予備校生が出身の東北地方からの電話も多いという。 同課は「携帯電話は電源を切ってかばんにしまうように徹底している。重圧を与えることになるので、受験生一人一人をのぞき込むことはできない」と説明した。 京大によると、質問サイトへの投稿が確認された英語の試験では、受験者約8千人を試験官約400人で、数学は約2500人に対
入試問題投稿事件で逮捕された仙台市の予備校生(19)の“幼稚”ともいえるカンニングの手口が明らかになるにつれ、京都大への批判が強まっている。不正行為を防げなかったばかりか、声高に「被害者」の立場を強調したとの見方からだ。事件に関し、京大へ4日までに寄せられた電話は170件を超え、ほとんどが苦情や抗議だった。 京大広報課によると、電話は予備校生が警察に保護されたというニュースが流れ始めた3日午後から増え、同日夕までに約30件、4日は午後5時半までに144件に上った。 うち十数本は激励だったが、その他は「監視が甘かったのではないか」「被害届を出して逮捕させたのは間違い」「カンニングで逮捕はやりすぎ」といった意見。「予備校生がかわいそう」という同情の声もあった。 予備校生の出身地や通っていた予備校がある東北地方の市外局番からの電話も。ある職員は「今日はほとんど仕事にならなかった」とこぼした。【広
京都大など4大学の入試問題がインターネット質問掲示板に投稿された事件で、京都府警に偽計業務妨害容疑で逮捕された男子予備校生(19)が、京大の入試について、「受験した大学の中で京大が(投稿するのに)最もいい席で、カンニングしやすかった」と供述していることがわかった。 「試験監督官は数人いたが、自分の席の横を通ることはなかった」とも話しているという。府警は5日、同容疑で予備校生を京都地検に送検した。 捜査関係者によると、予備校生は、同志社、立教、早稲田、京大の順に受験。京大では試験会場(教室)の前から2列目の左隅に座り、机の下に隠した携帯電話を使って投稿したという。京大は3日の記者会見で、監督が不十分だったりした例は確認できなかったとし、「(監視を)かいくぐられたのであれば、しっかり対応したい」としていた。
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