IIJは、SaaS型サービス「IIJ DRMサービス/PlayReady」を発表した。PCやスマートデバイス向けコンテンツの著作権管理を、手軽で安価に実現するという。 インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は11月18日、日本マイクロソフトのデジタル著作権管理(DRM)技術「PlayReady」に対応したSaaS型サービス「IIJ DRMサービス/PlayReady」を同日より提供すると発表した。 同サービスでは、PCやスマートデバイスへの視聴ライセンスの発行、事前に設定した条件に応じたライセンス発行制御やログ管理まで、DRMシステムに必要な全ての機能が提供される。ユーザーは自社でDRMシステムを構築、運用する必要がないため、手軽で短期間に著作権が保護されたコンテンツの配信を開始できるという。企業が既にコンテンツ配信設備を持つ場合にはDRM機能だけを利用でき、コンテンツ配信設備も含め
大日本印刷は10日、音楽コンテンツを違法にコピーすると、再生時に雑音を発生させ鑑賞を妨害する電子透かし技術「ゲンコーダMark for COPY PROTECT」を開発したことを発表した。クオリティを損なうことなく、低コストで容易に雑音データを埋め込むことができるという。 従来のDRM(Digital Rights Management)では、再生されてスピーカーから出る音にはDRMがかかっておらず、AV機器のマイクロフォンや端子などを使えば一定の品質で録音できてしまうのが現状だった。「ゲンコーダMark for COPY PROTECT」では、人間の聴覚(20Hz~20kHz前後)と音響入力機器の感度範囲(200Hz前後~12kHz前後)の差を利用して、特定の帯域に雑音データを埋め込むことにより、違法コピーした音源を再生すると雑音を発生させる。 妨害雑音を発生させる仕組みには、聴覚マスキ
三菱電機株式会社は、瞬時にハイビジョン映像へメタ※1情報を電子透かしとして埋め込み・検出できる「映像電子透かしソリューション」を、2011年11月15日に発売します。著作権保護や映像のメタ情報を幅広く活用される放送分野・映像配信サービス分野を中心に販売していきます。 この製品は日本放送協会(以下NHK)と共同研究した「電子透かし技術」を実用化したもので、開発・販売・保守は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:森田 温)が担当します。 当社はこのソリューションを、11月16日から18日まで幕張メッセで開催される「2011年国際放送機器展」(略称「Inter BEE 2011」)に出展します。
Appleが2004年に開催したスペシャルイベントにU2のボノとジ・エッジが登場してミニライブを行った。その時に「iPod U2 Special Edition」が発表されたのだが、イベント終了後に集まった報道関係者の間で「U2はパートナーシップに慎重になるべき」「ボノたちにはがっかりした」という2人に対する批判的な声が目立った。当時のU2は全米中でスタジアムライブを確実に売り切れにするだけの勢いがあった。一方、デジタル音楽配信はまだ立ち上がり始めたばかりで、消費者やミュージシャン、音楽産業にとって何が最善なのか明確ではなかった。そんな状態だったから、U2のような影響力のあるミュージシャンが特定のプラットフォームや企業に肩入れするのはいかがなモノか……というわけだ。 今の電子書籍配信は、04年のデジタル音楽配信よりも少し成熟している段階だと思う。市場が形になっていて問題点もはっきりしている
トップページ > 報道発表 > 過去の報道発表 > 「技術的制限手段に係る不正競争防止法の見直しの方向性について」の報告書の公表−産業構造審議会 知的財産政策部会 技術的制限手段に係る規制の在り方に関する小委員会− 「技術的制限手段に係る不正競争防止法の見直しの方向性について」の報告書の公表−産業構造審議会 知的財産政策部会 技術的制限手段に係る規制の在り方に関する小委員会− 本件の概要 産業構造審議会知的財産政策部会技術的制限手段に係る規制の在り方に関する小委員会(委員長:土肥一史日本大学大学院知的財産研究科教授)において、「技術的制限手段に係る不正競争防止法の見直しの方向性について」をまとめたので報告します。 担当 経済産業政策局 知的財産政策室 公表日 平成23年2月21日(月) 発表資料名 「技術的制限手段に係る不正競争防止法の見直しの方向性について」の報告書の公表−産業構造審議会
1993年6月、メディアとしてフロッピーディスクを使用した、稲垣足穂「タルホ・フューチュリカ」という電子書籍が発売されました。株式会社ボイジャーのウェブサイトによると、1992年10月に設立された同社が、日本向けの商品として手がけた最初期の電子書籍であるようです。 この電子書籍には、稲垣足穂の「一千一秒物語 (1923)」、「未来派へのアプローチ (1966)」、「物質の将来 (1974)」という三作品のテキスト、そして、これらの三作品とは毛色の異なる、「オルドーヴル (1954)」という作品が収録されています。「オルドーヴル」は、商品パッケージの解説によると「タイポグラフィックなアニメーション・スタック」として製作されており、グラフィックデザイナーの永原康史 (現・多摩美術大学教授) がデザインを、音楽家の藤本由紀夫 (現・京都造形芸術大学教授) が音楽を担当しています。 「オルドーヴル
僕がデジタルコンテンツのプラットホームはどうあるべきと思っているかを説明するときに、最初に説明するネットスラングがある。 ”情報弱者”という言葉だ。 情報弱者は省略されて”情弱(じょうじゃく)”と呼ばれることのほうが多いかもしれない。 「みなさんのコンテンツをきちんとお金を払ってダウンロードしてくれるお客様のことをネットでは情報弱者と呼んでいます。お金を払わずに違法コピーを探してきてダウンロードするユーザは、ちゃんとネットの利用方法を知っている賢いひとたちですから情報強者です。わざわざお金を払ってダウンロードするひとはネットの利用方法をしらない頭の悪いひとたちですから情報弱者なのです。つまり馬鹿ということです。みなさんはお客様がお金を払ったら、まわりの友達とかに馬鹿呼ばわりされるような商品を一生懸命に売ろうとしているわけです。まずはこの現実を理解することが大事です。」 そんな説明をすると、
土肥委員長、貫井代理委員、今子委員、奧邨委員、亀井委員、川島委員、河野委員、小塚委員、酒井委員、中川委員、永田委員、野坂委員、萩尾委員、長谷川委員、平嶋委員、山口委員、吉村委員 産業構造審議会知的財産政策部会長の指名により土肥委員が小委員長に就任。 事務局より本小委員会の趣旨等につき説明。 内閣官房知的財産戦略推進事務局より、アクセスコントロールの回避について説明。 関係団体(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会及び社団法人コンピューターエンターテインメント協会、社団法人日本映像ソフト協会、社団法人電子情報技術産業協会)から、技術的制限手段に係る規制の在り方等についてヒアリングを行った。 その後、質疑が行われた。 質疑における委員からの主なコメントは以下のとおり。 コンテンツは日本の成長産業。現状の被害の深刻さから、技術的制限手段回避に係る規律強化の必要性は理解。各国では水際規制が有
米Intelは、デジタルコンテンツ保護に使われるHigh-bandwidth Digital Content Protection(HDCP)のマスタキーがインターネットに流出した経緯を調査している。 HDCPはIntelが開発したもので、Blu-rayプレーヤーやHD(高精細)テレビなどの間で転送される音声・映像コンテンツを保護し、コンテンツを受け取る側のデバイスがライセンスを受けていることを確認するためのプロトコル。 マスターキーは、民生機器向けの鍵を生成するために使われる。9月14日に、HDCPのマスターキーがインターネットに投稿されたと報じられた。Intelは16日に、流出したマスターキーは本物だと認めた。 「何者かがマスターキーをどのように入手したのか、どのように見つけ出したのかを調査している」とIntelの広報担当トム・ワルドロップ氏は語った。 マスターキーを知っている人なら誰
仲俣暁生さん編集のマガジン「航」に「電子書籍にDRMは本当に有効か?」というyomoyomo (雑文書き・翻訳者)の文章が載っている。ぜひ読んでほしい。 今、電子書籍が話題だけど、DRMの有効性と必要性の議論はほとんどない、と思う。 でもイチバン根っこにある問題じゃないだろうか。 そこにオライリー・メディアのTools of Change for Publishingブログに載ったという、 Kaplan Publishingのデジタルマーケティングマネージャであるブレット・サンダスキーの、 DRMと海賊版の問題を考える文章なども引用。 yomoyomo (雑文書き・翻訳者) さんは、サンダスキーの引用も含めて以下のように書く。 引用──────────────────── サンダスキーは「DRMにまつわる3つの神話」とその実情についてあっさりと書きます。 1. DRMは海賊行為を排除する:
アイドックは9月1日、FLASHコンテンツビューアーにデジタル著作権保護(DRM)機能を追加できる開発キット「KeyringFLASH/SDKシリーズ」を提供開始した。 KeyringFLASH/SDKシリーズは、FLASH形式の動画や電子ブックなどの二次利用や再配布を防止するSaaS型DRMソリューション「KeyringFLASH」を、Flashビューアに組み込むためのソフトウェア開発キット(SDK)製品群。 Flashビューアベンダー、FLASH動画サイトを運用するソリューションベンダーなどを対象に「キャプチャブロックSDK」と「プログラムレスSDK」の2つのソフトウェア開発キットを提供する。 キャプチャブロックSDKは、Flash形式のブックビューアーや動画ビューアーに組み込むことで、OS標準機能であるプリントスクリーンやサードパーティ製のキャプチャソフトからコンテンツを保護すること
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