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ブックマーク / www.pot.co.jp (22)

  • 書評『女装と日本人』 | ポット出版

    ● 三橋順子『女装と日人 (講談社現代新書)』(2008) 初出/現代性教育研究月報 ここ数年、性に関する書籍で心底面白いと思うものには出会ったことがない。もうだいたいがパターン化されていて、「はいはい、フーコーを使って分析したいんですね」とか、「はいはい、性の多様性の焼き直しですね」とか、扱う素材がちょっと違うくらいで、最初から答えがわかっているものばかりだからだ。その点、この『女装と日人』は繰るページごとに新しい発見があり、久しぶりに性の問題を考える楽しさを味わった。 書も流行りの近代主義批判がベースになっていて、現代の性的抑圧の源泉を近代の性科学の輸入に求め、前近代のあいまいで複雑なセクシュアリティ/ジェンダーのありようをロマンティックに理想とするあたりは、別の思潮から批判されるかもしれない。しかしそうした点は別にしても、このには読み手に訴える力が満ちている。それは歴史に埋も

  • 東北・関東の食べもの食おう!ポットチャンネル打ち上げ花見●2011年4月2日(土)13時〜@新宿中央公園 | ポット出版

    お花見は終了しました。 現地&Ustでご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 募金箱には626円の義捐金が集まりました。 充電が切れるところまで、PCiPhoneでUst放送しました。アーカイブで視聴できます。 ●Part.1 ●Part.2 ●Part.3 ———- ポットチャンネル第1期パーソナリティ全員集合でお送りした3月31日(木)の放送の中で、花見の開催が決定しました。 今週末、2011年4月2日(土)13時から、新宿中央公園でポットチャンネルのお花見を開催します。 少しでも東北・関東の人たちの助けになれば…ということで、福島や茨城、千葉県産などの材をべまくります。 どなたでも、お誘い合わせの上、ご参加ください。 その際、東北・関東の材を持ち寄っていただけると嬉しいです。 小さなお子さまや不安な方は、無理をなさらず。 ポットチャンネル第1期パーソナリティの松沢呉

    東北・関東の食べもの食おう!ポットチャンネル打ち上げ花見●2011年4月2日(土)13時〜@新宿中央公園 | ポット出版
    himagine_no9
    himagine_no9 2011/04/01
    仕事が無ければ行きたかったのう。
  • 地震で出版倉庫はどうなったか | ポット出版

    大変な地震が起きました。原発や孤立などなど問題山積みですが、東京にいる私は経済活動と献血ぐらいしかやれることがないです。 地震直後から、Twitterで書店さんの写真がアップされているのをいくつか見ました。東北の書店さんは連絡もつかないぐらいのところもあるそうですが、都内の書店さんでもそれはもう棚から全部落ちてるぐらいの被害。弊社は低い棚が一倒れたぐらいで、人力で押さえて解決したのですが、問題は倉庫。 弊社は大村紙業さんに倉庫業務を委託しています。弊社のは埼玉県幸手市にある幸手流通センターに保管されているので、すぐに電話で確認しました。幸いけが人はなかったようですが、被害は甚大なようです。日より作業を再開し、弊社のも3月17日(木)から随時搬入されますが、返品倉庫の被害がとりわけひどく、まだまだ完全復旧には時間がかかるそうです。 幸手流通センターの所長さんに許可をいただいて、写真を

    地震で出版倉庫はどうなったか | ポット出版
  • 日本語の本の全文検索→一部表示サーバーをインターネット上につくる(仮称=ジャパニーズ・ブックダム) | ポット出版

    何度か「ジャパニーズ・ブックダム」という計画をやりたい、と表明していたので、 その具体的なことをできるだけ整理してみました。 また、参考にマガジン航の「ジャパニーズ・ブックダムの夢」もどうぞ。 ────────────────────────────── ジャパニーズ・ブックダム計画は、日で、日語(ジャパニーズ)の(将来は雑誌や電子書籍も)のインターネット上での全文検索を可能にし、検索されたページ=の一部表示をするサーバー設置を、国立国会図書館と出版社の共同の取組みで実現しようというものです。 国立国会図書館長尾真館長が、いわゆる「長尾プラン」を発表して、を生業にしている出版業界、書店、取次、図書館、をはじめネットワークでさまざまな発言している人たちの間でも話題になりました。 この構想は、国立国会図書館が、日全国さまざまな地域に住む人たちに、ひとしく資料へのアクセスを提供するた

  • ポット出版社長・沢辺均の日記-61[2010.02.02〜2010.02.9] | ポット出版

    あっという間に一週間たってしまう。 ●2010.02.02火 昼から、大阪屋の東京ブックセンター=TBCに見学。 報告は尹が書いてる。 ●2010.02.03水 サンケイ新聞記者・Hさんが取材にくる。 例の「日電子書籍出版社協会」のことを記事にするらしく、ポットの新刊発行同時電子書籍発売 のことなんかを聞きにくる。 どうもおしゃべりが好きで、2時間も。 午後はS社、デザインの打ち合わせ。 ●2010.02.04木 出版会議。よるは、ちょっと、ね。 ●2010.02.05金 午前、ポット会議。深夜バス代金支給の提案があって議論。 九州からデザイナー希望の大学生が面接に。 オレは後ろにいて、デザインチーム山田・和田・小久保が中心。 夕方、ジャパニーズブックダムの相談で神保町の出版社へ。 ●2010.02.06土 一度事務所に出勤して、から、 バンド練習でスタジオに。紫金飯店のテラちゃんが見学

  • おっしゃる通り、マガジン「航」の「電子書籍にDRMは本当に有効か?」 | ポット出版

    仲俣暁生さん編集のマガジン「航」に「電子書籍にDRMは当に有効か?」というyomoyomo (雑文書き・翻訳者)の文章が載っている。ぜひ読んでほしい。 今、電子書籍が話題だけど、DRMの有効性と必要性の議論はほとんどない、と思う。 でもイチバン根っこにある問題じゃないだろうか。 そこにオライリー・メディアのTools of Change for Publishingブログに載ったという、 Kaplan Publishingのデジタルマーケティングマネージャであるブレット・サンダスキーの、 DRMと海賊版の問題を考える文章なども引用。 yomoyomo (雑文書き・翻訳者) さんは、サンダスキーの引用も含めて以下のように書く。 引用──────────────────── サンダスキーは「DRMにまつわる3つの神話」とその実情についてあっさりと書きます。 1. DRMは海賊行為を排除する:

  • 第23回 緊急提言「本屋をLANのホットスポットやすれ違いスポットに」 | ポット出版

    屋の店頭を無線LANやWiFi通信のホットスポットにできませんか? 今回はいつもとまったく違う内容です。自分なりに考えてみた屋さんへの提言です。異論反論あるかと思います。コメント欄にどんどんお寄せください。 屋にお客さんを連れ戻すのは書店のみでなく出版社にとっても喫緊の課題です。とは言うものの、具体的な方法となると、手間や金のかかる事(イベントやメディアでの告知)以外になかなかこれといったアイディアが出てこないのも事実です。ですが、他業種ではありますが、無線LAN(Wi-Fi通信)がお客さんを集めるのに成功した例が既にあります。おもちゃ売り場でのポケモンの配布イベントや「マックでDS」や秋葉原ヨドバシカメラの「ルイーダの酒場(すれ違い通信スポット)」などです。これらは販売ではなく、「通信環境を用意する」+「オリジナルの付加価値を設定する」という方法でお客さんを集めることに成功した例

  • お部屋1971/【必読】多摩図書館廃棄本についての正確な情報 | ポット出版

    松沢 様 いつも楽しく拝読させていただいております。 件の問題ですが、「救いたい!」ではなく、 「都立図書館に一冊しかなくていいのか」のリンク先で 初めて知り、そのあと、松沢さんが記事を挙げられていて、 ご見解が共通しているところもあれば、ぶつかっているところ もあり、「地域資料」の重要性も含め、これが良いところに 向かえばなあ…と感じていたなかで、今回の記事を拝読いたし ました。 ただ、上記のリンクの方のTwitterを読んでいたのですが、 残念なのか何なのかよくわかりませんが、複雑な気持ちに なってしまいました。(10月26日以降です。) その感想ですが・・・、 情報をクリアにする場合のタイミングや配慮というものも あってしかるべきと考えていらっしゃる方と思って いたのですが・・・。 駄文失礼いたしました。 いんたねさま Twitterは情報の広がりをチェックする時に使うだけで、そこに

    himagine_no9
    himagine_no9 2009/11/01
    Twitter経由でこれを知った俺はどんな顔をすればいいのでありましょうか。
  • 救いたい! | ポット出版

    10/16(金)に第3回資料保存シンポジウム「資料保存を実践する―事例から学ぶ現場の知恵―」が江戸東京博物館で開催された。 NPO法人共同保存図書館・多摩 理事・事務局長の齊藤誠一さんによる事例報告「共同保存図書館の実現に向けて―多摩から提案する資料保存のしくみ」の中で、驚くべき話があったので、まずは急遽お知らせ。 その内容とは- 10/9(金)に、東京都立中央図書館から都内各自治体の図書館長宛にFAXが送信された。 実際に直接そのFAXに目を通してはいないので詳細は不明ながら、斎藤さんの話から内容をまとめると、概ねこんな感じであった。 ・多摩図書館が所蔵していた多摩地域資料約7万冊と雑誌など併せて、 計約8万冊を処分することにした。 ・引き取りたい館は、10/23(金)までに直接取りにくること。 通達から2週間ということは、図書館の稼働日で言えば約10日間。 引き取る側の負担で取りに行く

    himagine_no9
    himagine_no9 2009/10/20
    石原に投票しなかった人間も巻き込まれる五輪招致騒動と今度はこれか‥‥
  • ゲスト:永江朗 第2回「今の出版界でも出来ること」 | ポット出版

    '; doc += ''; doc += ''; doc += ''; winimg.document.writeln(doc); winimg.document.close(); } //]]> ●のニセ金化は、もう続かない 沢辺 永江さんの考えは「新刊洪水の制度的な要因を考えると、のニセ金化、地域通貨化だ」ということだよね。 そのことに関して言うと、俺が自分でを出している感じでは、ニセ金化をやり続けていたら、最終的には出版社はやっていけないと思うんだよね。保ってあと数年じゃないかな。 永江 具体的な社名を挙げるのはあれだけど、「河出書房神話」ってあるじゃないですか。あそこもずっと自転車操業で来て、もう駄目だと倒れそうになった時に、いつも何かヒットがあるっていうね。オカルトじゃないんだけど、不思議なことに、出版社って自転車操業で倒れそうになると、何か当たるんですよ。 例えば筑摩書房

    ゲスト:永江朗 第2回「今の出版界でも出来ること」 | ポット出版
  • 国立国会図書館の資料デジタル化に関する説明会の資料 | ポット出版

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  • 『本の現場』(永江朗著)の非再販扱い(再販売価格維持契約の不適用)について | ポット出版

    ポット出版は、2009年7月に発行した『の現場』(永江朗著 ISBN978-4-7808-0129-3 C0000)を、再販売価格維持契約の不適用(非再販扱い)の商品にしました。 ●『の現場』カバー裏の表記について ・希望小売価格●1800円+税 としています ・楕円(20ミリ×14ミリ)に「非再販」と表示しています ●非再販扱いした理由 ポット出版は、日の出版市場がますます活性化するための一つの課題に、小売店=書店の商売の自由の拡大が必要だと考えています。 メーカーであるポット出版は、市場で購入される商品をつくることに力を注ぎます。 書店では、その商品を創意工夫を持って、ますます販売してほしいと思います。 その創意工夫を実現するために、書店の自由がより拡大されるべきだと考えています。 商品の値段に関する自由、商品の選択の自由、がその主なものでしょう。 値段に関する自由とは、いくらで

  • Google和解と著作権 | ポット出版

    返答期限延長もあって、まだまだGoogleの書籍デジタル化問題はあいかわらず騒がしい。 いろんな人がいろんなことをいっているけど、 多くのひとが、批判的で、身近だと松沢呉一さんがポットの考え方にちかい。 で、いろいろ読んでいると、違和感を覚えることが具体的になる。 ひとつは、著作権のこと。 これ、法律であるわけだから、裁判上の解釈があるわけで、 私がどう思うと関係ないかもしれないけど、 著作権を私がどう考えているのか、簡単に書いておこうと思う(以前このサイトのどっかにかいてると思うけど)。 著作権は、著作物を使わせないように制限するもんじゃなくて、 より良い【使い方・使わせ方】をするためにある権利(当は権理と書きたいところだけど) 何じゃないかと思う。 たとえば、最近あった事だけど、エロ系の絵を書いていた人で、もう死んでる人の絵を の表紙なんかに使いたくて、ちゃんと遺族に連絡(調べられ

  • お部屋1847/Googleブック検索に対する異論【追記あり】 | ポット出版

    '; doc += ''; doc += ''; doc += ''; winimg.document.writeln(doc); winimg.document.close(); } //]]> 今回は東村山からちょっと離れます。盗用問題ともちょっとは関係しますけど。 ポット出版が「Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について」を公開しました。ITmediaでも取りあげられて、一方的にGoogleを悪者に仕立て上げようとする勢力に対する異議申し立てとも言える内容で、この問題に一石投じることになりましょう。 Googleブック検索については、メルマガ「マッツ・ザ・ワールド」で何度か取りあげていますし、ポットの沢辺さんとも話し合いをしていました。「出版関係の諸団体が勝手なことをほざいているので、それに対抗して、一人で声明を出そうかと思っている」と沢辺さんに話していたのですが、私が何

  • [008]Googleブック検索に警戒は必要ないのだろうか | ポット出版

    当ブログの書き手である石田豊(享年54歳)は、2009年6月20日午前2時30分、逝去いたしました。 生前の皆様の御厚誼を深謝し、謹んでここに報告致します。 (ポット出版) 理由はわからないけれど、脳の能力が著しく減退している。要は、入院の期間中アホになります、というモードに入っている。もしかすると、院内で処方されているクスリに、多少なりともそっち方向に脳をボケーとさせるクスリが入っているのかもしれない、と思わせるほどだ。 「逆かもしれないよ」 ベッドサイドの椅子でリンゴの皮を剥きながらはいう。 「アホになっちゃったんじゃなく、今まで気がつかなかった秘められた事実が、ようやく認識できた、ということなのかもしれないよね」 ま、ずっと苦労をかけてきた相手からの重い感想である。 ともあれ、しっかりモノを考えられない状況にあることに、ぼくはいま、かなり大きな焦燥を感じている。もしかすると、いま、

  • 1-1●日誌--沢辺 | ポット出版

    昨年末に、樋田 毅さんによる『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』が、文藝春秋社から出版された。 このは、第53回大宅壮一ノンフィクション賞を2022年5月12日に受賞。 今からちょうど50年前の11月に起こった、早稲田大学での川口大三郎さんが内ゲバでリンチの上に殺された事件を追ったノンフィクションだ。川口さんは当時2年生。 当時早稲田大学のいくつもの自治会の多数派だった革マル派が、対立党派の中核派の「スパイ」だとして、川口さんを捕まえて起こった事件だった。 著者の樋田さんは、一年後輩の1年生でおなじ文学部。 革マル派による、自治会支配が暴力的に行われていたという中でおこったこの事件に対して、樋田さんをはじめ、他の党派・非党派の学生運動活動家や、ノンポリの学生までもが「革マル追放」の運動を起こした。樋田さん自身「再建自治会(革マル派が主導権を握る自治会に替わって学生の再選挙

  • 【読みもの】ポットの日誌 � トークセッション「千代田図書館が目指すもの〜『ず・ぼん』へ徹底反論!!」のご案内●スタジオ・ポット/ポット出版

    2008年2月28日(木)19:00よりジュンク堂書店池袋店にて前・千代田図書館館長で、千代田区区民生活部副参事の柳与志夫氏をお迎えし、トークセッション「千代田図書館が目指すもの〜『ず・ぼん』へ徹底反論!!」を開催します。 詳細は、以下の通りです。みなさまふるってご参加ください。 参加には予約が必要となりますので、参加ご希望の方は、 ジュンク堂書店池袋店1Fサービスカウンターにて直接ご予約いただくか、 お電話(03-5956-6111)にてご予約をお願いします。 ※チラシをクリックすると大きな画像が表示されます ______________________________________________________ 『ず・ぼん13』刊行記念トークセッション 「千代田図書館が目指すもの〜『ず・ぼん』へ徹底反論!!」 柳与志夫×ず・ぼん編集委員(沢辺均、ほか一名の予定) 【内容】 リニ

    himagine_no9
    himagine_no9 2008/02/19
    やっぱこういう面白いイベントは首都圏に住まないと参加できないという残酷なテーゼに直面する俺であった。
  • 困難の位置が変わっているのだ | ポット出版

    最近、図書館にかんする議論をする場面が多い。 そんなとき、従来の「図書館の常識」に納得できないことが多いのだ。 無料の原則/公共と営利事業/図書館の自由、といった点だ。 図書館法には 【第十七条  公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。】 というのがあって、確かに法律上は無料がげんそくなのだ。 で、1950年4月にできたという法律だから、当時の貧しさや、平等に知にアクセスするために公共図書館が無料で開放される事は充分に意味のあったことだと思う。 でも、今もか? 一部には貧乏な人はいると思うが、そうした人には生活保護や学校教育の費用免除とおなじようにすればいい程度に日は豊になってないか? もちろん直ちに入場料を取ろうなどと思ってるわけではないけど、イベントなんかに入場料をとるのも否定されるような勢いの「無料論」は、議論の前提からはずそうよ。

    himagine_no9
    himagine_no9 2008/02/09
    ああ、こりゃ、 id:copyright さんの怒りももっともだ。
  • 図書館で働いて、ちょっと、と思った事 | ポット出版

    みなさま 新年おめでとうございます。 さて、まえにもちょっと書きましたが図書館員のまね事を週に一回、4ヶ月間やりました。 図書館では、を捨てます。僕が行った図書館では、毎月ほぼ数百冊くらい捨てるようでした。 そういう捨てるを、毎月選び出し、手続きをして、データベースにも記録し、そしてにはすてたものだとわかるようにシールをはり、赤いスタンプをおします。 そして、図書館利用者に自由に持って帰ってもらうようにします。 驚いた事に、数日でほとんどのが持って帰られるようです。 捨てるを棚に並べる作業をやらせてもらったので、何となく、タイトルやどんな種類のなのか、という感覚があるのですが、そんなに人気のあるものだとは思えませんでした。 出版社をやってるわけですから、が大胆にやり取りされるのには少し抵抗はありました(その分が売れなくなるんじゃないかという危機感を持ってしまうんですね)。

    himagine_no9
    himagine_no9 2008/01/09
    あのねぇ、寄贈してもらったにせよ、それは普通に買われたものでしょ。すでに著作者へ対価が渡ってるのよ。 / 寄贈の呼びかけが有っても無くても、その本が大事なら手元に置くし、いらないなら手放すんじゃないの?
  • 1-1●日誌--沢辺 | ポット出版

    昨年末に、樋田 毅さんによる『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』が、文藝春秋社から出版された。 このは、第53回大宅壮一ノンフィクション賞を2022年5月12日に受賞。 今からちょうど50年前の11月に起こった、早稲田大学での川口大三郎さんが内ゲバでリンチの上に殺された事件を追ったノンフィクションだ。川口さんは当時2年生。 当時早稲田大学のいくつもの自治会の多数派だった革マル派が、対立党派の中核派の「スパイ」だとして、川口さんを捕まえて起こった事件だった。 著者の樋田さんは、一年後輩の1年生でおなじ文学部。 革マル派による、自治会支配が暴力的に行われていたという中でおこったこの事件に対して、樋田さんをはじめ、他の党派・非党派の学生運動活動家や、ノンポリの学生までもが「革マル追放」の運動を起こした。樋田さん自身「再建自治会(革マル派が主導権を握る自治会に替わって学生の再選挙