2008年8月5日から、Google(グーグル)社は、「Street View(ストリートビュー)」機能サービスの提供を開始しました。 これは、東京、大阪など日本国内12都市について、グーグル社のホームページ上で、地図の道路上のある地点を指すと、同社がカメラの位置を地上約2.5メートルに設定した撮影専用自動車で移動しながら撮影したその地点での360度の画像が見える機能で、主要道路に限らず、住宅街の狭い道路をも対象とした広範囲の地域が撮影され映像として公表されています。 そこには無数の市民が映っており、中には、ラブホテルに入る寸前の二人連れ、立ち小便をしている男性、路上でキスをする学生服姿の男女等も含まれてます。 グーグル社のストリートビューが抱えるプライバシー侵害の問題について、実状を分析して、当委員会委員ら弁護士及び一般市民の理解をさらに深めるために、ストリートビューの問題点を取材してい