こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 街あるき好きにして、歴史好き。 そんな人たちにとって最高の旅。それが城めぐりのぶらり旅、略して「城ぶら」です。 今日の城ぶらは、日本100名城の一つ、現在は懐古園として公開されている、小諸城です。 ■城語り まずは、物語りならぬ城語り(しろがたり)から。 日本100名城の一つ、小諸城。 小諸城は、その城郭が城下町よりも低い場所に位置する「穴城(あなじろ)」。日本で唯一といわれています。 その起源は、平安時代末期。 「平家物語」にも登場する木曽義仲の武将・小室太郎光兼(小諸太郎と表記されることも)が当地に館を構えたのがはじまりです。 戦国時代になると、武田信玄の命によって山本勘助らが縄張りして築城。小諸城の原型ができたとされています。 武田氏が滅びると、織田信長の将・滝川一益の領地となりますが、その信長も命を落とすと、北条、徳川、上杉、