皆さんは指輪とかピアスような、小さなジュエリーを撮ったことがありますか? 一度でも撮ったことがあれば、そのライティングの難しさを感じたことでしょう。被写体がとにかく小さいですから、カメラを被写体にぐぐっと寄せて撮ることになります。使うレンズによっては、被写体とレンズ表面までの距離が 2cm 程度になることもあるでしょう。そんな状態での撮影ですから、本講座でこれまでに紹介したようなライトの設定では、カメラやレンズの影が被写体や背景に落ちることもあるはずです。また、こうしたジュエリーには光沢面も多いので、カメラやレンズ、カメラマンが被写体に映り込むことも考えられます。こういう場合のライティング方法をクリップオンストロボを使って紹介するのが本講座の役目でもあるわけですが、今回紹介するテクニックは 「 薮田め、手を抜きやがったな 」 と思われるくらいに極めて簡単な方法です。それは、これまでの講座で
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