なぜ一眼風?、画質はPro1と同じ? 「FUJIFILM X-T1」誕生と狙い:インタビュー(2/2 ページ) X-T1のポジション ――そのX-T1の操作性ですが、X-Pro1やX-E2に比べるとダイヤルの数が増えており、撮影時の即応性に優れる一方で、やや煩雑になった感も否めません。また、画質は「X-E2相当」とされていますが、X-Pro1、X-E2とのすみ分けはどのようになるのでしょうか。 上野氏: シリーズとしては説明書を見なくても、写真を知っている人なら使えるカメラを意図していまして、「撮る」と「準備」のオペレーションを切り分けています。X-T1のボディデザインを行う中で、天面にISO感度とドライブモードの操作ダイヤルは入れたいと考えていました。ただ、X-T1に限って言えば実装する操作UIはカメラを知っている人、写真についての知識を持っている人向けであることは確かですね。 シリーズ