コメント欄で紹介いただいた上念司の動画を拝見しました。相変わらずなんという嘘つきでしょうか。 チャンネル桜周辺の自称「保守」言論人たちに、ただ一つ他の人々が持たない才能があるとしたら、それは、人前に出てきて、平気でべらべら嘘をつくという図太い神経であると思います。 彼の論旨を簡単に説明すると、新自由主義者の代表的な存在と見なされているミルトン・フリードマンは、裁量的な財政政策と金融政策の有効性を否定した。それに対して安倍政権は、アベノミクス第一の矢【金融緩和】と第二の矢【財政出動】によって裁量的にデフレ脱却を目指した。よって、安倍晋三は、フリードマンの真逆であり、新自由主義者ではないという主張です。 反論するのもばかばかしいのですが、世界中の誰一人として、アベノミクスの第一の矢【金融緩和】と第二の矢【財政出動】の組み合わせをさして、安倍晋三は新自由主義者であると言っている人は一人もいません
私がかねて恐れていたのは、日本が次のようになってしまうことでした。 上の画像の出所は分かりませんが、周辺諸国を併呑する中国の帝国主義的な野望を表現した地図として数年前に流布されていたものです。おそろしくもありましたが、あまりに現実離れした荒唐無稽な地図でもあると思いました。 しかし、上の地図に酷似する下の画像の出所ははっきりしています。 上の画像は、安倍政権がTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)と並行して参加を進めているRCEP(アールセップ: 東アジア地域包括的経済連携)の参加国の地図です。 RCEP、TPP相次ぎ会合 関税分野で本格協議 19~23日 日本が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)と、環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合が19~23日、ブルネイのバンダルスリブガワンで相次いで開かれる。アジア・太平洋地域の大型の経済連携交渉を加速化するためで、TPP閣僚会合では
2020年の夏期オリンピックの東京開催がIOCによって決定されました。 一定の経済効果が期待できるでしょうし、日本政府は、福島の汚染水漏れに対して実効性のある対策をとらなくてはならなくなるでしょう。 しかし、安倍政権が押し進める日本のグローバル化政策に懸念を抱く私たちにとっては、きわめて不利な状況になったといわざるをえません。 グローバル化に反対する私たちの声は、グローバルな祭典に浮かれる人々の喧騒にかき消されていくでしょう。 まず、オリンピック開催内閣として、安倍政権は長期政権化していきます。 安倍政権は、オリンピックの準備と並行して、従来から掲げているTPP、RCEP、道州制、国家戦略特区などのグローバル化政策を着々と実行に移していきます。経団連がオリンピック開催の年と同じ、2020年をTPPとRCEPを統合するFTAAP完成の年として目標を設定しているのは何かの偶然なのでしょうか。
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