『リーン開発の現場』越境せよ! 塹壕より。2013年10月26日発売の『リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営』のサポートページです。「かんばん」「リーン開発」を中心に、アジャイルな開発情報を発信しています!
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書籍、『Impact Mapping』を訳しました! この本は、2012年のJolt Awardをとった"Specification by Example"を書いた、Gojko Adzic 氏の最新作なんです。 日本ではまだあまり知られていませんが、Gojkoさんは、アジャイル開発とビジネスの意図をつなぐ手法を啓蒙しています。 前作、「略称: スペック・バイ・イグザンプル」"Spec. by Example" では、「例(Example)」でもって仕様(Spec.)を記述することがテーマ。これによって、テストだけでなく、ドメインの言葉で開発とビジネスをつなげることを模索しています。ATDD(Acceptance Test-Driven Development)という言葉で語れていたものを、より具体的に書いた力作です。 そして、今回のこの本、『Impact Mapping』(インパクト・マッ
サービス開発手法としての「リーンスタートアップ」という言葉が、日本でもはやり始めたのは2012年頃からだろうか。また、この言葉とよく比較される「アジャイル」については、もう少し歴史が長いようだ。 リクルートでもアジャイル手法については、それなりに早い時期から着目してきた。独自のアジャイル開発スキームを「SWAT(Speedy Willing Alliance Teamの略)」として確立し、今なお運用している(図1)。 このアジャイル開発スキームを効果的に実践するには、開発サイドのIT部門だけではなく、ビジネスサイドである事業部門の理解や協力が欠かせない。今回はこの、開発サイドで発案・構築したアジャイル開発スキームを、ビジネスサイドに浸透させていった話をしたい。 リクルートがアジャイル開発の実験を開始したのは2006年頃である。当時はまだウォーターフォール型で確実に、時間をかけてサービスを開
2013年3月19日公開 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 概要 インターネット販売サイトやSNS(ソーシャルネットワークサービス)等のシステムでは、その構築において要件のすべてが明確にならなくても開発に着手し、要件の明確化や変更には開発と並行して対応します。それは、いかに早くサービスを提供するかに、ビジネスの命運がかかっているからです。 こうした要件の変化に柔軟に対応できる開発手法として、「アジャイル型開発」があります。これは、ビジネス上の優先度が高い順に、短いサイクルで機能単位の開発を繰り返す手法です。 このアジャイル型開発手法は自社開発(内製)が中心の米国で発展したものであり、要件を決めて外部に開発を委託することが多い等、受発注環境が異なる日本でアジャイル型開発を適用するのは難しいと考えられています(*1)。 「アジャイル型開発」には、
日本でのアジャイル開発は、おもに開発現場の人たちが自分たちの課題を解決するために、現場で受け入れられ広がってきましたが、一方で最近ではリクルートや楽天、NTTデータなど、組織としてトップダウンでの導入も先進的な取り組みとして始まっています。 しかしまだ「現場としてはアジャイル開発に興味があるが、上司や取引先の理解がなかなか得られない」と思っているエンジニアや、「アジャイル開発に興味はあるが、開発者ではないので技術的なことはよく分からない」という情報部門のマネージャなど、アジャイル開発に興味があっても踏み出せない方は多いのではないでしょうか。 本書「アジャイル開発とスクラム」は、これまで多かったエンジニア向けにアジャイル開発の実践方法を解説したものではありません。エンジニアではない、上司や経営陣、取引先といったステークホルダーにアジャイル開発を理解してもらうために使える本です。 そのため、ア
米国ダラスで今年8月に行われたアジャイル開発のイベント「Agile2012」には、日本からも多数の参加者がありました。そのAgile2012に参加したアジャイル活動家の方々が集まった座談会「Agile Conference Retrospective」が開催されました。 座談会ではAgile2012を振り返りつつ、日本でのアジャイル開発の現状や今後についての議論が繰り広げられました。 写真左から、松元健氏(株式会社バンダイナムコスタジオ コーポレート本部プロジェクトマネジメント課 スクラムマスター)。経営企画に近いところで、会社のスクラムマスター的役割。 上田佳典氏(NECビッグローブ株式会社 サービス開発本部)。アジャイルの考え方を全社に展開中。 伊藤宏幸氏。全社に対してスクラムの導入やアジャイル開発の教育などをしている。 藤原大氏(楽天株式会社 開発ユニット アジャイルグループ グルー
変化に適応するための、要求発見・収集プロセスとは。 昨今の、変化が激しく不確実性の高いビジネス環境においては、サービスやシステムへの要求を捉えるプロセスも、変わる必要があります。 本セミナーでご紹介するのは、短期間・低コストで素早く要求を収集整理し、関係者合意のもとでまとめ上げる、ユーザーストーリーマッピングです。ユーザーストーリーマッピングはアジャイルなソフトウェア開発で用いられる新しい価値創出プロセスであり、従来の要件定義とは次のような違いがあります ・アジャイル開発を始めるのに必要最低限な情報のみを素早く収集する ・顧客と開発者が同席するコラボレーティブなプロセスである ・ステークホルダーが一堂に会して合意形成する ・網羅的なドキュメントを作らない 本セミナーではユーザーストーリマッピングの考案者であるジェフ・パットン氏をお招きし、考案者自らそのレクチャーして頂きます。通訳は、ジェフ
スクウェア・エニックス開発部の荒木竜馬氏は「大規模開発のプロジェクト管理〜ドラゴンクエストXにおけるプロジェクト管理」と題して、発売されたばかりの『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』という大規模なプロジェクトをいかに進行したかについて語りました。 8月2日にリリースされた最新作『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』はそのタイトルが示すようにオンライン対応となったのがこれまでとの大きな違いです。近年のゲーム開発はテクノロジーの進化と専門分野の広がりによって規模が大規模になっていますが本作も例外ではありません。荒木氏は1人が全てを見渡すことのできる規模は50人が限界で、100人を超える規模となれば制作のコンセンサスを取ることもままならなくなっていくと指摘します。これはスケジュールの不徹底、遅延、メンバーの不満などを引き起こしプロジェクトを崩壊させかねません。
連載で、スクラムの元になった"The New New Product Development Game"を再び読み、そこから得られるアイディアと、現在のアジャイルにおけるスクラム、を対比させて解説しよう、という試みをはじめます! 第一回目。 竹内弘高・野中郁次郎の論文「The New New Product Development Games」 (1986年)は、日本で行われている「新製品開発のプロセス」をNASA等の米国型のそれと比較して論じたものだ(図)。 この論文では、Type Aを米国NASAのPPP(Phased Program Planning)を例にとって、「各工程の専門家集団が、文書で次の工程の集団にバトンを渡すようにリレーをしている」と書いた。これに対して、Type Bの例として富士ゼロックスが、そしてType Cの例としてキヤノンとホンダが挙げられ、「ラグビーのようにボ
6月16日 Scrum Boot Camp 東京(東京都) アジャイルサムライ横浜道場で紹介されていて、参加しようと思っていたのですが、募集開始日のことを忘れていて、気付いた時には埋まっててしょぼーん。。。 運よくキャンセルが出たのを見つけて滑り込めてよかったです。 今回の会場は日本マイクロソフトさん。品川駅直結で雨でしたが濡れずに行けました。 中も非常に綺麗で、こんな会場を使わせて頂いて感謝です。 なお、当日は他にも2つのイベントが開催されていました。 今日のマイクロソフトさんの31階のセミナー会場は、[A]高専カンファレンスin Tokyo #kosenconf [B会場] Scrum Boot Camp #scrumbc [C/D会場] VSUG Day #vsug と コミュニティのカオスぶりが素敵ですw 2012-06-16 16:06:21 via TweetDeck オープニ
それでは、ワークショップを開始します。まず自己紹介から始めましょう。私はこのモデリング技術部会の主査をしているオージス総研の細谷です。社内の所属はグローバルビジネス推進部で、1年ほど前まで上海でオフショア開発の現場のマネジメントをしていました。その頃はUMTPの国際部会の副主査でした。今年度は、中国以外の海外のビジネスパートナーを作ったり、海外拠点向けのシステム開発のプリセールスなどもやっています。その流れの中で、去年の6、7月に平鍋さんと一緒にブラジルに行く機会がありました。私はそれまでアジャイルというものを避けて通っていたのですが、北米などではアジャイルが普通になっていて、北米からの仕事を請け負っているブラジルでもアジャイルが普通です。海外と仕事をするときにはガチガチのウォーターフォールだと人の育成にも時間がかかるし人もついてこないので、アジャイルでできないとだめだなと心を入れ替えて帰
NTTデータとNTTデータユニバーシティは2012年4月17日、同社グループの主に入社3年から5年の若手社員を対象に、「アジャイル開発」と呼ばれるソフトウエア開発手法の研修を5月から実施すると発表した。今後3年間で約1000人のアジャイル開発人材の育成を目指す。 アジャイル開発とは、システムの仕様変更や機能追加などに臨機応変に対応できるよう、開発対象を小さい機能に分割して、設計や実装、テストを短い期間で繰り返していく開発手法のこと。米国IT企業のソフトウエア開発においては主流となっているものの、国内での採用はWebサービス業界やゲーム開発業界の一部企業にとどまっている。 今回、同社グループは、グローバルに展開する顧客企業をサポートできる開発体制を整備する目的で、グループ内におけるアジャイル開発人材の育成を始めた。研修では、アジャイル開発の代表的な手法の1つである「Scrum開発手法」のフレ
This document contains links and snippets of text on various Agile topics including Scrum, continuous delivery, iterative development, inspection and adaptation. It discusses priorities of satisfying customers through early and frequent delivery of valuable software. It also includes questions about release cycles and mentions that organizations tend to design systems that mirror their own communi
コミュニティマネージャのkakutaniです。 私を含めた永和システムマネジメントのメンバーで翻訳・監訳した『アジャイルサムライ』の原著者であるJonathan Rasmussonの来日に合わせて、オープンなトレーニングを実施します。アジャイルなソフトウェア開発とは一体何なのか、その本質を楽しく丁寧に説明した一冊を書き上げた本人によるトレーニングからは多くのことを学べると思います。 こんかい実施するトレーニングは次の2つです。 3/22(木) アジャイルインセプションデッキ作成ワークショップ 『アジャイルサムライ』の目玉の1つであるインセプションデッキという、プロジェクト関係者間の認識を共有し、伝えていくためのツールの考え方を提唱した本人よるトレーニングです(1日コース)。提唱者本人による手ほどきを日本で受けられる貴重な機会です。 私たちもいくつかのプロジェクトでお客さまと一緒にインセプシ
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