月の引力による潮汐と、気候変動による海面上昇の重なりが原因とみられる洪水で水没した米フロリダ州フォートローダーデール市内の道路(2015年9月30日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle 【10月13日 AFP】マイアミ(Miami)やニューオーリンズ(New Orleans)など米国の大都市が、上昇する海面の下に沈む事態は避けられないとする研究結果が今月発表された。 米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された論文の主執筆者で、米気候研究機関クライメート・セントラル(Climate Central)のベン・ストラウス(Ben Strauss)氏によると、化石燃料の燃焼を減らすための手立てを2100年まで何も講じなければ、地球は4.3~9.9メートルの海面上昇に直面することが、すでに科学的に証明されているという。 ただし、海面上昇が起こる時期が不確かな点が問題
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