インド・アラハバードでライチを売る人(2010年5月29日撮影、資料写真)。(c)DIPTENDU DUTTA / AFP 【6月12日 AFP】インド東部で、ライチの果実に含まれる毒素との関連が疑われる脳炎が原因で、ここ10日間に少なくとも31人の子どもが死亡したと、保健当局が12日、発表した。 【写真特集】世界各地で報告されている「難病・奇病」 当局によると死亡例は、ライチの名産地ビハール(Bihar)州ムザファルプール(Muzaffarpur)県にある2か所の病院から報告されている。 当局高官はAFPに対し、亡くなった子どもたちには全員、急性脳炎症候群(AES)の症状が見られ、大半が血糖値の急降下に見舞われたと語った。さらに40人の子どもが同様の症状によって集中治療室(ICU)に収容されているという。 ムザファルプール県とその周辺では1995年以降、ライチが旬を迎える夏になると毎年同
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