米モデルナのロゴと、同社製新型コロナウイルスワクチンの小瓶と注射針(2020年11月18日撮影、資料写真)。(c)JOEL SAGET / AFP 【1月26日 AFP】米製薬大手モデルナ(Moderna)は25日、同社製の新型コロナウイルスワクチンが英国と南アフリカの変異株に対しても有効であることが、実験で示されたと発表した。 ただ南アフリカの変異株B.1.351に対して生成された中和活性の高い抗体は、従来株に比べ6分の1に減少。モデルナは今後、ワクチンのブースター(追加接種)を1回追加し投与回数を全3回とする方法の臨床試験(治験)を行うとし、南アフリカの変異株に対するブースターについてはすでに前臨床研究を開始したことを明らかにした。 米エール大学(Yale University)の免疫生物学者、岩崎明子(Akiko Iwasaki)氏はツイッター(Twitter)で、「朗報だ」とした上