この画像を大きなサイズで見るPhoto credit: www.por-bajin.ru プーチン大統領をもってしても「これまで色々な場所を訪れ、多くの物を目にしてきたが、こんな場所は初めてだ」と言わしめた、ロシア最大のミステリーの1つ、それがポル=バジン遺跡である。 かつてこの遺跡に関する情報をお伝えしたが(関連記事)、土台となっている永久凍土層が融け初め、謎が解き明かされる前に滅亡の危機に瀕しているという。 ポル=バジンとは? まずはポル=バジンについておさらいしよう。 ポル=バジンは、モンゴルとの国境近く、南シベリアのテレホリ湖に浮かぶ小さな島にある。約1300年前には既に存在していたという。その外観はまるで要塞のようだが、誰が何のために建て、なぜ放棄されたのか、まったくわかっていない。 最初の発掘調査で打ち立てられた仮説 ポル=バジンとは、トゥバ語で「粘土の家」を意味する。18世紀