いよいよ、本州の東西で豪華寝台列車(クルーズトレイン)の競演が始まる。JR東日本(東日本旅客鉄道)の「トランスイート四季島」が5月1日から、JR西日本(西日本旅客鉄道)の「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が6月17日からと、相次いで運行を開始する。 気になるのが四季島と瑞風、いったいどちらがスゴいのか、だ。いずれも庶民には高嶺の花であることに変わりはないが、料金、倍率などさまざまな観点から分析してみた。 まず、1人当たり料金で比較してみよう。料金については時期によって変動するので、両者とも第1期の数字を使用した。四季島の客室数は17室ある。3泊4日コースの場合、最高級タイプの客室「四季島スイート」は、1人95万円。一般的な「スイート」でも75万~77万円だ。 瑞風の最高料金は125万円