3日午後1時40分ごろ、大阪市北区の梅田駅周辺で電圧が瞬間的に落ちる「瞬時電圧低下」が発生した。この影響で、駅の自動改札や券売機が数分間止まり、停電騒ぎが起きた。関西電力によると、新曽根崎変電所の送電先設備で異常があったことが原因だという。 阪急電鉄によると、梅田駅で午後1時40分ごろに電源が落ちて暗くなり、改札口や券売機、エスカレーターが止まった。1~2分後に復旧した。市営地下鉄御堂筋線でも梅田駅や淀屋橋駅で自動改札が止まったり、エスカレーターが止まったりしたという。いずれも電車の運行に影響はなく、けが人もなかった。 大阪市北区のTOHOシネマズ梅田では延べ10作品を上映中で、復旧まで最大10分ほどかかった。ホラー映画「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」を見ていた大学生の男性(22)によると画面が真っ暗に。「映画はほとんど終わっていたが、怒っている人もいた」。TOHOシネマズは、