オーストラリア・シドニーで、記録的な熱波にさらされて死んだオオコウモリたち(2018年1月8日撮影)(c)AFP PHOTO / Help Save the Wildlife and Bushlands in Campbelltown 【1月9日 AFP】連日猛暑に見舞われているオーストラリアで、熱波で脳が「過熱状態」になったコウモリたちが木々から次々と落下して命を落としている。野生動物保護当局が9日、明らかにした。 オオコウモリはオーストラリア国内最大のコウモリで、国内法で生存が「危機的状況」な動物に指定されている脆弱(ぜいじゃく)な種だ。 7日に記録史上最高となる45度を記録したシドニー西郊のキャンベルタウン(Campbelltown)では、暑さで脳をやられて木から落ちて死んだオオコウモリの数が数百匹にも上った。 キャンベルタウンに集団生息するオオコウモリを管理するケイト・ライアン(K