地球と月を1枚に収めたこの写真は、2016年11月にNASAの火星探査機マーズ・リコネサンス・オービターが地球から約2億500万キロ離れた場所で撮影したもの。(PHOTOGRAPH COURTESY NASA/JPL-CALTECH/UNIV. OF ARIZONA) 火星から撮った地球と月の写真を、NASAが公開した。地球から約2億500万キロ離れた火星の周回軌道で、NASAの探査機マーズ・リコネサンス・オービターがHiRISEと呼ばれる高解像度カメラで撮影したものだ。(参考記事:「高解像度カメラHiRISEがとらえた火星の素顔」) 写真は、地球と月の両方が見えるように、明るさを調整してある。HiRISEは赤外線と赤、青緑の3つの波長をとらえており、写真中、地球の真ん中の赤っぽく見える部分はオーストラリアで、その上に見えるのはアジアだ。
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