この冬、日本やアメリカなどでは記録的な大雪や強い寒波に見舞われました。 これについて気候の専門家で作る気象庁の検討会は、日本の太平洋側で降った先月の大雪とアメリカの寒波について、30年に1度程度しか起こらないとする異常気象といえるという見解を示しました。 気象庁によりますと、この冬は太平洋側で雪の量が多く、東日本で平年の3倍近く、西日本で平年の1.5倍に達しました。 特に先月、積雪が甲府市で1メートル14センチに達するなど、関東甲信や東北の太平洋側でも、統計を取り始めてから最も多くなったところがありました。 世界的にも極端な気象現象が相次ぎ、このうちアメリカでは、去年12月からことし1月にかけて、氷点下30度を下回る強い寒波に見舞われました。 また、イギリスでは雨が降り続き、先月までの3か月間の降水量が518ミリと、104年間の統計で最も多くなりました。 気候の専門家で作る気象庁の検討会は
![日本の大雪など「30年に1度の異常気象」 NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6c00d6a7affd9cfb72e5eced7673dc81e95b0d06/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20140304%2FK10057150911_1403042225_1403042229_01.jpg)